谷口ジローさん画業50周年記念原画展が米子と鳥取で（ほぼ）同時開催

描くひと　谷口ジローの世界

谷口ジローの世界2　描かれた鳥取

世界が認めた漫画の巨匠・谷口ジローさんは、令和3年に画業50周年を迎えます。この記念すべき年に谷口ジローさんの業績を振り返りその魅力に迫る原画展が、全国に先がけ鳥取県内で開催されます。

名作の数々を「静かに愉しむ」

この原画展は、米子と鳥取の2会場で「異なるテーマ」で同時開催されます。

米子会場では「デビューから未完の遺作まで幅広い作品の原画」を、鳥取会場では「鳥取が舞台となった名作の原画」を展示し、谷口ジロー作品の魅力を心ゆくまで堪能することができます。両会場にて、名作の数々を「静かに愉しむ」時間をお過ごしください。いずれの会場も観覧無料。

 
＜米子会場＞

■名称：「描くひと　谷口ジローの世界」

■期間：令和3年1月23日（土）～2月21日（日）午前10時～午後6時　※水曜休館

■場所：米子市美術館　第3・4展示室
◎住所：米子市中町12
◎URL：http://www.yonagobunka.net/y-moa/

■内容
20歳で漫画の世界に足を踏み入れた谷口ジローさんは、漫画家デビュー後、新しい表現を次々獲得した。谷口ジローさんの作品は、これまで20近くの言語に翻訳され、ロングセラーとして世界各国の書店店頭を飾る。本展では、谷口ジローさんの創作を70年代の初期作品から未完の遺作まで紹介しつつ、「物語」「風景」「色彩」といったキーワードで読み解き、谷口さんが描いた原画の美しい描線を通じて、その多彩な魅力の神髄に触れていただく。

■点数：約200点（予定）

■観覧料：無料

■主催：鳥取県、株式会社ふらり

 
＜鳥取会場＞

■名称：「谷口ジローの世界2　描かれた鳥取」

■期間：令和3年1月25日（月）～2月21日（日）午前10時～午後6時　※水曜休廊

■場所：ギャラリー鳥たちのいえ
◎住所：鳥取市本町1丁目201
◎URL：http://birdsgallery.org

■内容
谷口ジロー作品の背景となる山陰の町。谷口ジローさんが高校卒業後　鳥取を出たのは昭和41年、以来高度成長期を経て鳥取も変わった。変貌する町、昔のままの風景･･････。描かれた鳥取は様々な表情を湛え、物語に幾重もの彩を与える。当展では、『父の暦』『遥かな町へ』『孤独のグルメ』他、鳥取を描いた谷口作品を展示する。

■点数：約50点（予定）

■観覧料：無料

■主催：鳥取県、株式会社ふらり
■協力：鳥たちのいえ

 
【新型コロナウィルス感染拡大防止について】

◎感染拡大防止のため、入館時に検温、マスク着用及び緊急連絡先の記入をお願いします。
◎接触確認アプリCOCOAなどを活用し、感染拡大防止にご協力をお願いします。
◎感染拡大防止の詳細は、まんが王国官房HP（https://www.pref.tottori.lg.jp/mangaoukoku/taniguchijiro50/）でも確認できます。

谷口ジローさん プロフィール

谷口ジロー（たにぐち・じろー）さんは、1947年生まれ。2017年逝去。18歳まで鳥取で過ごす。その作品はヨーロッパ、アメリカ、アジア等で広く翻訳･出版され、内外の多くの漫画賞を受賞し、高く評価されている。

また、『遥かな町へ』『歩くひと』『晴れゆく空』『孤独のグルメ』『神々の山嶺』『事件屋稼業』等、映画化、テレビ･ドラマ化、舞台化された作品も少なくない。

 
【関連】
▼谷口ジロー漫画家デビュー50年記念原画展/とりネット/鳥取県公式サイト