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人気脚本家・太田愛さん最新小説『彼らは世界にはなればなれに立っている』刊行 『天上の葦』『幻夏』の著者が放つ、破滅と希望のエンターテインメント

太田愛さん著『彼らは世界にはなればなれに立っている』(KADOKAWA)

太田愛さん著『彼らは世界にはなればなれに立っている』(KADOKAWA)

脚本家・太田愛さんの最新小説『彼らは世界にはなればなれに立っている』が、KADOKAWAより刊行されました。

 

現代日本人への予言の書! 鴻巣友季子さん・町山智浩さんが衝撃を受けた破滅と希望のエンターテインメント

前著『天上の葦(あし)』は高いエンターテインメント性と、国家によるメディア統治、権力への忖度の危険性を予見的に描き、大きな話題となりました。

そんな太田さんの最新刊は、〈はじまりの町〉と呼ばれる架空の町が舞台。ファンタジー、サスペンス、ミステリ、青春小説……と多様な要素を持った、ジャンルを横断したエンターテインメント作品です。

 
太田さんが「いまどうしても書かなければならなかった」という黙示録的な本書を読み、衝撃を受けた方たちより推薦文が寄せられています。

◆鴻巣友季子さん(翻訳家)
「これは、過去でも未来でもない『今』だ。目の前にあるのにあなたが見ようとしない現実だ。」

◆町山智浩さん(映画評論家、翻訳家)
「選挙をやめ、報道をやめ、流民を虐げ、過去を賛美する、どこかの国の悲しいおとぎ話。いや、どこかの国ではないかもしれない……。」

 
「今、ここ」とは遠く離れた舞台設定にも関わらず、推薦者のお二人が「これは今の現実」「『どこかの国』の話ではない」という推薦文を寄せているように、太田さんの感じている「現代日本」を投影した作品でもある衝撃作です。

 
なお、文芸WEBマガジン「カドブン」では特別試し読みを配信中です。

★『彼らは世界にはなればなれに立っている』試し読み:https://kadobun.jp/trial/krs_hb/63q5rf5bl30g.html

 

『彼らは世界にはなればなれに立っている』について

 
<あらすじ>

「この町はとっくにひっくり返っている。みんなが気づいていないだけでな」

〈はじまりの町〉の初等科に通う少年・トゥーレ。ドレスの仕立てを仕事にする母は、「羽虫」と呼ばれる存在だ。誇り高い町の住人たちは、他所から来た人々を羽虫と蔑み、公然と差別している。

町に20年ぶりに客船がやってきた日、歓迎の祭りに浮き立つ夜にそれは起こった。トゥーレ一家に向けて浴びせられた悪意。その代償のように引き起こされた「奇跡」。やがてトゥーレの母は誰にも告げずに姿を消した。

消えた母親の謎、町を蝕む悪意の連鎖、そして、迫りくる戦争の足音。
ドラマ『相棒』の人気脚本家がいま私たちに突きつける、現代の黙示録!

 

著者プロフィール

著者の太田愛(おおた・あい)さんは、香川県生まれ。『相棒』『TRIC K2』などの刑事ドラマやサスペンスドラマの脚本を手がけ、2012年『犯罪者 クリミナル』(上・下)で小説家デビュー。

2013年には第2作『幻夏』を発表。日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補になる。2017年には上下巻の大作『天上の葦』を発表。高いエンターテインメント性に加え、国家によるメディア統制と権力への忖度の危険性を予見的に描き、大きな話題となった。

 

 
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