本のページ

SINCE 1991

森川友義さん『恋愛学で読みとく文豪の恋』刊行 「恋愛学」を提唱する著者が小説に描かれた恋を科学的に分析

森川友義さん著『恋愛学で読みとく文豪の恋』

森川友義さん著『恋愛学で読みとく文豪の恋』

早稲田大学教授・森川友義さん著『恋愛学で読みとく文豪の恋』(光文社新書)が、光文社より刊行されました。本書は様々な名作で描かれた「恋」について、新しい視点で読みとく知的エンタテインメント作品です。

 

恋愛学で読みとく文豪の恋

夏目漱石『こころ』、森鷗外『舞姫』、武者小路実篤『友情』、田山花袋『蒲団』、太宰治『斜陽』、川端康成『伊豆の踊子』、三島由紀夫『潮騒』、堀辰雄『風立ちぬ』。そして…特別編として現代を代表する村上春樹さん『ノルウェイの森』の計10作品で描かれた「恋」は果たしてアリなのか?

――本書は、まったく新しい視点から小説を読みとく知的エンターテインメント作品であり、近代文学への入門書としてもおススメの一冊です。

 
◆鈴木涼美さん(作家)も推薦!
「女からするといまいち腑に落ちない男性文学の中の恋愛が、男目線で徹底解明されたら、ちょっと男の事が分かった気がした。」

 
<本書「はじめに」より>

文豪による恋愛、たとえば、相思相愛、片思い、一目惚れ、失恋、結婚、浮気、不倫といったテーマに関して、作品の時代性や現代との整合性について考察することは今日的な意味があります。たとえば、統計的なデータを用いて解説するだけでも、恋愛への知見を論理的に深めることができるでしょう。このような観点から、これまで文学者や評論家が言及してこなかった作品の新しい魅力を浮き彫りにし、より深く名作を読み込むことが本書の狙いです。

 

本書の構成

はじめに

第1章 「恋愛バブル」と「バタフライ効果」がもたらした2つの自死 ――夏目漱石『こころ』

第2章 エリスを残して帰国した豊太郎は本当にクズ男なのか? ――森鴎外『舞姫』

第3章 「三角関係」と「片思い」、あるいは「失恋」まで ――武者小路実篤『友情』

第4章 人はにおいを嗅いで恋をする ――田山花袋『蒲団』

第5章 「浮気市場」の傾向と対策 ――太宰治『斜陽』

第6章 夫婦の相性を規定するもの ――谷崎潤一郎『痴人の愛』

第7章 処女性と恋愛のゆくえ ――川端康成『伊豆の踊子』

第8章 三島由紀夫が「初恋」について書いたこと、書かなかったこと ――三島由紀夫『潮騒』

第9章 「幸せな結婚」を科学的に考える ――堀辰雄「風立ちぬ』

終章 僕と緑の「過剰さ」について ――村上春樹『ノルウェーの森』

 

著書プロフィール

著者の森川友義(もりかわ・とものり)さんは、1955年群馬県生まれ。早稲田大学国際教養学部教授。政治学博士。

早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、ボストン大学政治学部修士号、オレゴン大学政治学部博士号取得。専門分野は日本政治、恋愛学、進化政治学。早稲田大学の授業「恋愛学入門」は学生に絶大な支持を得ている。

恋愛学の著書としては『ロンブー淳×森川教授の最強の恋愛術』(田村淳さんとの共著/マガジンハウス)、『一目惚れの科学』(ディスカバー携書)、『黄昏流星群学~54歳からの恋愛聖書(バイブル)~』(弘兼憲史さんとの共著/小学館)ほか多数。

 

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です