世の中にない言葉を勝手につくり出し、勝手に広めていく『妄想国語辞典』第2弾が刊行 「全米が泣いた」【意味】なんの根拠もないこと。
扶桑社は、世の中にない言葉を勝手につくり出し、勝手に広めていくという不思議な書籍『妄想国語辞典』の第2弾『妄想国語辞典2』(著:野澤幸司さん)を刊行しました。
本書は、ヴィレッジバンガードのフリーペーパー『VVmagagine』で連載中の「22世紀の言葉」に、書き下ろしの言葉とエッセーをたっぷり追加して書籍化したものです。
本書のイメージキャラクターは俳優の松重豊さん。下北沢を舞台に妄想する男として、グラビアで登場しています。
<本書で登場する言葉の例>
◎オーケーオーケーセンキューセンキュー
【意味】英語がしゃべれないこと。
◎拡散希望
【意味】内容次第なこと。
◎知り合いの知り合い
【意味】ほぼ無関係なこと。
◎そういうご時世だから
【意味】納得のいかない説明。
◎何階ですか?
【意味】さりげない優しさ。
◎北欧デザイン
【意味】絶大な信頼。
◎B型っぽいね
【意味】複雑な気持ちになること。
◎変な話するけど
【意味】極めて普通の内容。
◎全米が泣いた
【意味】なんの根拠もないこと。
クスッと笑ってしまうような、コピーライターの著者だからこそ開発できた言葉が詰まっています。ありそうでなかった辞典をぜひチェックしてみてください。
<著者からのコメント>
「まだ存在しない日本語を妄想で開発し、 勝手に発表していくという、この実に不毛な企画。 それがなぜ、想像以上に多くの人に受け入れてもらえたのか。 その答えは、妄想し尽くしても出てきそうにありません。そしてまさかの第二弾。もはや意味不明です。」(本書より一部抜粋)
<著者プロフィール>
著者の野澤幸司(のざわ・こうじ)さんは、茨城県牛久市出身。竜ヶ崎第一高等学校、青山学院大学法学部卒業。
ハガキ職人を経てコピーライターに。 普段はいろいろな広告のコピーやCMを考える仕事をしている。
妄想国語辞典2 野澤 幸司 (著) 世の中にない言葉を勝手につくり出し、勝手に広めていくという書籍がまさかの第二弾! |
■既刊
妄想国語辞典 野澤 幸司 (著) 世の中にないけれど、これから生まれてくるかもしれない日本語の辞典 コトバを職業とする著者が、世の中にないコトバを勝手につくり出し、勝手に広めていく企画をコツコツ続けてきました。 |