漫画家・キリエさん×小説家・桐衣朝子さんが『4分間のマリーゴールド』に続いて、母娘コラボ再び! 桐衣さん小説『僕は人を殺したかもしれないが、それでも君のために描く』刊行
昨年秋に放送された、菜々緒さんと福士蒼汰さん主演のドラマ『4分間のマリーゴールド』の原作漫画が、累計20万部のヒット作になりました。
原作漫画家・キリエさんの母は、小説家の桐衣朝子さん(68)。ドラマ化に際し、母である桐衣さんが手がけたノベライズ『4分間のマリーゴールド』は、原作とドラマでは描かれなかった、もう一つの物語を描いたことでも話題となりました。
そんな母娘が再びコラボを組みました!
ドラマ『4分間のマリーゴールド』原作でコラボした母娘の奇跡、再び!
今作『僕は人を殺したかもしれないが、それでも君のために描く』(小学館)は、桐衣朝子さんによる書き下ろし最新小説です。著者自身も経験があるという「強迫性障害」を患う漫画家の青年が主人公です。
作中では、漫画家の主人公が描くネームや原稿を、著者の実の娘であり漫画家のキリエさんが描き下ろし、挿絵として収録しています。
桐衣朝子さんは46歳で初めて大学に入学し、61歳で作家になったという異色の経歴の持ち主でもあります。そんな著者の人生の築き方も注目されています。
★Precious.jpにてインタビュー掲載中:https://precious.jp/articles/-/17897
著者プロフィール
■著者:桐衣朝子(きりえ・あさこ)さん
1951年大阪府生まれ。2012年、第13回小学館文庫小説賞を受賞し『薔薇とビスケット』でデビュー。近著に、キリエさん原作の『4分間のマリーゴールド』。
■挿絵:キリエさん
第74回小学館新人コミック大賞青年部門大賞受賞。福岡在住の姉妹漫画家ユニット。母は小説家の桐衣朝子さん。『4分間のマリーゴールド』で初連載を果たし、初ドラマ化。
僕は人を殺したかもしれないが、それでも君のために描く (小学館文庫) 桐衣 朝子 (著) 「4マリ」の奇跡、再び。 昨日、僕は人を殺してしまったかもしれない―― あるとき、事故に巻き込まれ搬送された病院の裏庭で、圭司は透き通るような肌の青年・藤堂星矢に出会う。社会や人との接触を忌み嫌ってきた圭司だったが、「僕がファン第1号になる」という星矢の言葉に背中を押され、漫画家としてのキャリアと向き合うようになる。初めての連載、自宅で雇う初めてのアシスタント、助けてくれた救急救命士の女性への、初めての恋。自身の障害のせいで、圭司は行く先々で壁にぶつかってしまう。一つずつ挑んでいった先に、圭司を待ち受けていたものとは。そして、十歳で死んでしまった弟・龍二に最後にかけた言葉を悔やむ圭司が、十五年経った今、見つけた真実とは……。 生きづらさを抱えて生きるすべての人へ。大切なものを喪っても、生きている限り春はやって来る。涙なしには読めない、感動の人生讃歌! |
4分間のマリーゴールド (小学館文庫) 桐衣 朝子 (著), キリエ (著) 救急救命士が起こす奇跡!ドラマ化の感動作! 救急救命士の花巻みこと(24)には、特殊な「能力(ちから)」があった。手を重ねた人の、最期の姿が視えるのだ。みことは視えた映像から最適な救命処置を施し、運命を変えようとするが、どうしても変えることができないでいた。 2019年10月よりTBSにてドラマ放送が決定! みことを福士蒼汰、沙羅を菜々緒が演じる。新聞各紙激賞の原作は、著者の娘でもあるキリエ作。 |
【関連】
▼専業主婦から46歳で初めて大学に入学、59歳で大病を患うも、61歳で作家になった桐衣朝子さんとは? | Precious.jp(プレシャス)