本のページ

SINCE 1991

【こどもプログラミング本大賞2020】『作って学ぶScratchドリル』が大賞を受賞

書店取次大手の日本出版販売(日販)は5月14日、「こどもプログラミング本大賞2020」の受賞作品および部門入賞作品を発表しました。

 

エンジニアや小学生、計1,200名以上の投票で『作って学ぶScratchドリル』に決定!

エンジニアや小学生、小学校教員、プログラミングスクール講師など計1,200名以上による投票の結果、『作って学ぶScratchドリル』(オライリー・ジャパン)が大賞となりました。

 
2019年に創設された「こどもプログラミング本大賞」は、こども向けの優れたプログラミング本の認知拡大を図るべく、投票によって「こどもたちにおすすめしたいプログラミングの本」を決めるものです。

本年2月に開催されたソフトウェア開発者向けカンファレンス「Developers Summit 2020」内で募ったエンジニアからの投票、東京都の平成30・31年度プログラミング教育推進校である品川区立第二延山小学校で集めた児童・保護者・小学校教員からの投票、および小学生のためのプログラミングスクール「Tech Kids School」(運営:株式会社CA Tech Kids)渋谷校で集めた受講生・講師・保護者からの投票を集計し、受賞作品が決定しました。

 

「こどもプログラミング本大賞」受賞作品

 
【大賞】『作って学ぶScratchドリル』(オライリー・ジャパン)

◇内容紹介
本書は、小学校低学年から使える、ドリル形式のScratch入門書です。5つのプロジェクトを通じて、プログラミングの基礎を身につけることができます。「とにかくまずは手を動かして、ブロックをつないでプログラムを作ってみる」ことに主眼を置き、文章は最小限に、図や手順を多用することで直感的に何をすればよいかがわかる構成になっているため、飽きずにどんどん進めることができます。

◇投票者による大賞作品のおすすめコメント
「小学生のプログラミングの第一歩として最適!!」(エンジニア)
「小さく区切って少しずつ進められそうです。1ページの情報量が子供に適切だと思います」(エンジニア)
「絵が多く分かりやすい。マウスの使い方から分かる」(児童)
「1つ1つの手順をしっかり説明していてよかった」(児童)

 
【部門別入賞作品】

■絵本・読み物部門
◎学研プラス『さわって学べるプログラミング図鑑』
◎誠文堂新光社『コンピューターってどんなしくみ?』
◎ポプラ社『プログラミング教室 バージョンアップ編』

■操作マニュアル部門
◎インプレス『できる パソコンで楽しむマインクラフト プログラミング入門』
◎翔泳社『親子で楽しく学ぶ!マインクラフトプログラミング』
◎誠文堂新光社『ジブン専用パソコンRaspberry Piでプログラミング』

■保護者・教員向け部門
◎学研プラス『絵でわかるはじめてのプログラミング』
◎翔泳社『アルゴリズム図鑑』
◎創元社『決定版 コンピュータサイエンス図鑑』

 

「こどもプログラミング本大賞2020」概要

■投票日時・会場
(1) 2020年2月14日(金):「Developers Summit 2020」内 投票会場(ホテル雅叙園東京)
(2) 2020年2月22日(土)~2月23日(日):Tech Kids School 渋谷校(渋谷スクランブルスクエア内)
(3) 2020年2月18日(火)~2月28日(金):品川区立第二延山小学校
※当初は投票期間を3月7日(土)までとしていましたが、新型コロナウイルス感染症対策のための休校要請により、期間を短縮して実施されました。

■選考部門
◎絵本・読み物部門:PCなどのツールを使わず、読むだけでプログラミングやプログラミング的思考を学べる本
◎操作マニュアル部門: 実際にPCなどのツールを操作しながら、プログラミングについての理解を深める本
◎保護者・教員向け部門:こどもがプログラミングを学習するにあたって、保護者や教員に読んでほしい本

■選考方法
◎本企画にエントリーした書籍71作品を「絵本・読み物部門」「操作マニュアル部門」「保護者・教員向け部門」に分け、上記3会場において投票を募集。
◎3会場の投票結果を集計し、「絵本・読み物部門」「操作マニュアル部門」の中で最も票を集めたものを「大賞」として、また各部門の得票数上位3点を「部門入賞」として決定。

■主催:日本出版販売株式会社

 
<投票会場の様子>

Developers Summit 2020

Developers Summit 2020

Tech Kids School 渋谷校

Tech Kids School 渋谷校

品川区立第二延山小学校

品川区立第二延山小学校

 

作って学ぶScratchドリル (O’REILLY KIDS)
瀬戸山 雅人 (著), 鈴木 亜弥 (著)

手を動かしながら、見て、まねて、自然にわかる!
本書は、小学校低学年から使える、ドリル形式のScratch入門書です。5つのプロジェクトを通じて、プログラミングの基礎を身につけることができます。
「とにかくまずは手を動かして、ブロックをつないでプログラムを作ってみる」ことに主眼を置き、文章は最小限に、図や手順を多用することで直感的に何をすればよいかがわかる構成になっているため、飽きずにどんどん進めることができます。
実際にプログラムが動く様子を見ながら、あとから自然に理解を促すような構成で、1冊終えればプログラミングの初歩をマスター。Scratch3.0に対応しています。

親子で取り組むだけでなく、お子さんの独習用として、またプログラミング指導者の方向けの教材としても活用できます。さらに、オライリー技術書の表紙に登場するアニマル絵柄を採用した「シール」付き。お子さんのやる気を高めます。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です