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大同生命保険が、創業者の一人・広岡浅子の学習まんがを全国の小学校・図書館に寄贈

大同生命保険が、創業者の一人・広岡浅子の学習まんがを全国の小学校・図書館に寄贈

大同生命保険が、創業者の一人・広岡浅子の学習まんがを全国の小学校・図書館に寄贈

T&D保険グループの大同生命保険株式会社は、創業115周年を記念し、小学館が発行する『学習まんが人物館「広岡浅子」』を全国にあるすべての小学校(約20,000)と国公立図書館(約3,600)に寄贈しました。

 

「学習まんが人物館」シリーズについて

小学館の「学習まんが人物館」は、真田幸村やナイチンゲールなどの歴史上の人物のほか、手塚治虫やスティーブ・ジョブズなど、近年の著名人の生涯を描いた同社の人気シリーズです。シリーズ全作の累計発行部数は285万部を超え、小学生をはじめ、幅広い年齢層から好評を博しています。

 

広岡浅子の生涯を描いた『学習まんが人物館「広岡浅子」』を寄贈

大同生命の創業者の一人である広岡浅子の生涯を描いた本書は、「学習まんが人物館」シリーズの第51作目にあたります。

明治35(1902)年に創業した同社は、本年7月15日に創業115周年を迎えるのを機に、本書を全国の小学校・図書館に寄贈し、より多くの子どもたちに浅子の活躍と功績を知ってもらうこととしました。

 

女性実業家のさきがけ、広岡浅子

広岡浅子は、京都の出水三井家(後の小石川三井家)に生まれ、17歳(数え年)で大坂の豪商・加島屋に嫁ぎます。維新の動乱で加島屋の家勢が傾く中、浅子は経営の立て直しに奔走。加島屋を炭鉱事業・生命保険事業など近代的な企業グループへと変える中心的な役割を果たしました。

 
また、浅子は女子教育にも心血を注ぎ、日本女子大学校(現在の日本女子大学)の創立にも尽力しました。なお、浅子は平成27年度後期連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)のヒロインのモデルとなっています。

 
ちなみに、女性が表舞台で活躍することが難しかった時代に、どんな苦難にあっても決してあきらめなかった広岡浅子の座右の銘は、七転び八起きを超える「九転十起(きゅうてんじゅっき)」です。

 

広岡浅子 (小学館版学習まんが人物館)
「あさが来た」のヒロイン、まんがで登場!

2015年9月にスタートした連続テレビ小説「あさが来た」(NHK)は、平均視聴率23.5%という国民的ドラマとなりました。そのヒロインのモデル・広岡浅子が本作の主人公です。

幕末に京都の豪商・三井家に生まれ、幼少期はおてんばで読書好きだったという浅子。大阪の豪商・加島屋に嫁いだ彼女は、加島屋のために、新しい日本のために、走り回ります。

九州・筑豊での炭鉱事業、銀行の設立、大同生命保険の創業、日本初の女子大学校設立への尽力……まだまだ男性が中心だった社会で、どんな苦難にあっても決してあきらめず、さまざまなビジネスに挑戦し続けた彼女の座右の銘は「九転十起」でした。

実業界引退後は、女子のための勉強会を主催、「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子や、女性運動家・市川房枝らが参加しました。

浅子が創業に尽力した大同生命保険は、2017年に創業115周年を迎えます。広岡浅子が生命保険事業に託した「社会の救済」と「人々の生活の安定」という想いは、今もなお同社に受け継がれています。

学習まんがの偉人伝に、新たなヒロインの誕生です。

【編集担当からのおすすめ情報】
連続テレビ小説「あさが来た」(NHK)で、女優・波瑠さんが演じた「白岡あさ」のモデルこそが、広岡浅子です。浅子が成し遂げた事業と関わりの深い、大同生命保険や日本女子大などのご協力により、また、「あさが来た」の時代考証を務められた原口泉先生のご監修により、広岡浅子の「決定版」とも言える学習まんがが生まれました。一人の女性の物語としても、明治維新から近代日本の学習教材としても、読みごたえのある一冊です。

 
【関連】
【大同】創業者の一人、広岡浅子の学習まんが約2万4千冊を全国の小学校・図書館に寄贈 –〔PDF〕

 


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