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近藤ようこさん『見晴らしガ丘にて』続編が30余年の時を経て刊行! 『見晴らしガ丘にて』の電子版も発売

近藤ようこさん『見晴らしガ丘にて』続編が30余年の時を経て刊行!

近藤ようこさん『見晴らしガ丘にて』続編が30余年の時を経て刊行!

近藤ようこさんの名作コミック『見晴らしガ丘にて』の続編『見晴らしガ丘にて それから』(発行:ホーム社/発売:集英社)が、6月25日に刊行されます。

 

近藤ようこさんの名作『見晴らしガ丘にて』が三十余年の時を経て、新たに甦る!

“入院した父親を介護するために、二度と帰るつもりのなかった「見晴らしガ丘」に戻ってきた沙也加は、子どもの頃に通ったおにぎり屋が、まだ営業していることに気がついて――”

 
今作『見晴らしガ丘にて それから』は、著者が1986年の第15回「日本漫画家協会賞優秀賞」を受賞した『見晴らしガ丘にて』を三十余年ぶりに描き下ろした続編で、東京近郊の住宅地を舞台に“今”を生きる人々を描いた群像ドラマです。

なお、前作『見晴らしガ丘にて』の電子版(上・下巻)も同日に発売されます。

 

近藤ようこさん プロフィール

近藤ようこさんは、1957年5月11日生まれ。新潟県新潟市出身。新潟県立新潟中央高等学校時代、池上遼一さんに憧れ、高橋留美子さんらと漫画研究会を設立。一方で、折口信夫と民俗学に興味を持ち、國學院大學文学部日本文学科に進学。

『ガロ』(青林堂)に投稿した『ものろおぐ』が1979年5月号に掲載される。同年『劇画アリス』(アリス出版)に『灰色の風景』が掲載され、実質的に漫画家デビュー。卒業後は書店勤務の傍ら『劇画アリス』、『マンガ奇想天外』(奇想天外社)などに作品を発表するが、1年ほどで専業作家となる。
1986年『週刊漫画サンデー』(実業之日本社)連載の『見晴らしガ丘にて』で、第15回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。

現代ものに『ルームメイツ』『兄帰る』『アカシアの道』、中世ものに『水鏡綺譚』『逢魔が橋』『説経 小栗判官』、原作ものに『戦争と一人の女』(坂口安吾)、『死者の書』(折口信夫)、『夢十夜』(夏目漱石)など、多くの作品を発表。漫画以外では『私たちの着物術』など、着物をテーマにした著書も多い。

★近藤ようこさんツイッター(@suikyokitan):https://twitter.com/suikyokitan

 

見晴らしガ丘にて それから
近藤 ようこ (著)

見晴らしガ丘にて 上 (マーガレットコミックスDIGITAL)
近藤ようこ (著)

入院中の老妻を見舞った老夫が、同じ病室の名札に見た名前。それは遠い昔、初めて恋をした人と、同じ名前だった――。東京郊外にある住宅地「見晴らしガ丘」に暮らす、世代も立場も様々に異なる人々の、平凡な日常に起こった小さな異変を鮮やかに描いた連作シリーズ、待望の電子書籍化。第15回(1986年度)日本漫画家協会賞・優秀賞受賞作品。第一話~第八話を収録。

見晴らしガ丘にて 下 (マーガレットコミックスDIGITAL)
近藤ようこ (著)

小言と嫌味ばかりの夫と、縁談がうまくいかない娘。業を煮やした妻は、近所の占い師に身の上相談してみることに――。東京郊外にある住宅地「見晴らしガ丘」に暮らす、世代も立場も様々に異なる人々の、平凡な日常に起こった小さな異変を鮮やかに描いた連作シリーズ、待望の電子書籍化。第15回(1986年度)日本漫画家協会賞・優秀賞受賞作品。第九話~第十四話を収録。

 


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