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松本清張の『黒革の手帖』が連ドラ化 主演の武井咲さんは初の悪女役

松本清張の長編小説『黒革の手帖』が連続ドラマ化され、テレビ朝日系で7月より放映されます。主演は女優の武井咲さん。

 
『黒革の手帖』は、1978年から1980年にかけて『週刊新潮』に連載され、1980年に単行本化。親の借金を返済しながら派遣社員として勤めていた銀行で1億8000万円を横領し、そのお金と、違法な“借名口座”の預金者リストが記された「黒革の手帖」を武器に、銀座にクラブをオープンし、夜の世界を生き抜く“希代の悪女”原口元子の人生を描いています。

 
松本清張作品の中でも人気の高い同作は、これまでに何度もドラマ化され、山本陽子さん、大谷直子さん、浅野ゆう子さん、米倉涼子さんら人気女優が主演を務めています。

1982年の山本陽子さん主演作は平均視聴率17.4%、最高視聴率18.6%、2004年の米倉涼子さん主演作は平均視聴率15.7%、最高視聴率17.7%と、高視聴率を記録しています。

今回は武井咲さん事務所の先輩でもある米倉さん主演作から13年ぶりの連ドラ化となります。

 
米倉さんの代表作となった同作を継ぐことになった武井さんは「とにかくプレッシャーがすごいです。最初にお話をいただいたときは『やりたくない!(笑)』と不安で逃げ出したい気持ちになった」そうですが、それでも、自身初の悪女役に「エッジの効いた役、今までとはひと味違った役をできることが楽しみ。多少のためらいはありますが、一歩踏み出すことでひとつ上のステージに引き上げていただき、頑張れるかが勝負」(テレビ朝日公式サイトより)とコメントを寄せています。

 

黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)
7500万円の横領金を資本に、銀座のママに転身したベテラン女子行員、原口元子。店のホステス波子のパトロンである産婦人科病院長楢林に目をつけた元子は、元愛人の婦長を抱きこんで隠し預金を調べあげ、5000万円を出させるのに成功する。次に彼女は、医大専門予備校の理事長橋田を利用するため、その誘いに応じるが……。夜の紳士たちを獲物に、彼女の欲望はさらにひろがってゆく。

 
黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)
元子を恨む波子は楢林と別れ、大物総会屋をパトロンにクラブを開く。政治家秘書の安島を通じ、医大の裏口入学者のリストを手中にした元子は、橋田をおどし、一流クラブ、ルダン買取りの仮契約を結ぶ。しかし、橋田、安島らの仕組んだ罠が元子を待ち受ける。安島との一夜での妊娠の不安に怯える元子の前には黒服の男たちが……。夜の世界に生きる女の野望を描くサスペンス長編。

 
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