本のページ

SINCE 1991

栗本薫さん『天の陽炎』欠落原稿6800字分を新発見! 完全版を「栗本薫・中島梓 傑作電子全集」で初公開

栗本薫さん『天の陽炎』欠落原稿6800字分を新発見!

栗本薫さん『天の陽炎』欠落原稿6800字分を新発見!

小学館は、2009年に世を去った作家・栗本薫さんが2007年に発表した『天の陽炎』から抜け落ちていた原稿を発見、現在配信中の『栗本薫・中島梓 傑作電子全集』の第19巻【江戸~大正浪漫】に『天の陽炎』〈完全版〉として収録。3月8日より配信を開始しました。

 

『天の陽炎』とは

『天の陽炎』は、栗本薫さんの人気シリーズ「大正浪漫伝説」の第3作。美貌を見初められて子爵夫人となった真珠子が、“大陸浪人”を名乗る無頼の男・天童壮介と出会い惹かれていく、その波瀾を描いた長編小説です。

著者自ら「今回はもう『とことんやってやった』感があるので、すごく満足」と愛した作品でもありました。

 
しかし、著者自身の手違いにより、6800字分の原稿が書籍から抜けてしまっていたことが、このたび分かり、この欠落部分を復活させた〈完全版〉が初めて公開されます。

本電子全集の監修者の一人である八巻大樹さんが、第3章と第4章の繋がりに違和感を覚え、遺族の協力を得て故人のパソコンに残された遺稿を見直した結果、判明。著者が本来意図した絢爛たる大正浪漫の世界を、発表12年後に初めて完成することができました。

 

『栗本薫・中島梓 傑作電子全集』について

★栗本薫・中島梓 傑作電子全集特設サイト:http://pdmagazine.jp/kurimoto-nakajima-zensyu/

■価格:1巻1,600円(税別)
■配信日:毎月第2金曜日
■主な内容
・伊集院大介、ぼくらの時代、終わりのないラブソングなど、人気シリーズやテーマ別に編纂
・各巻に創作ノート、自筆の原稿や楽譜、プライベートショットまで豊富な付録の数々
・夫で担当編集者でもあった今岡清氏はじめ、ゆかりの作家などによる書き下ろし回想録
・実母が栗本薫さんの誕生から大学入学までを綴った「栗本薫の育児日記」を初めて公開

 
<『栗本薫・中島梓 傑作電子全集』各巻の配信予定
◎第1回配信 第1巻【伊集院大介Ⅰ】(2017/12/8配信)
◎第2回配信 第2巻【真夜中の天使】(2018/1/12配信)
◎第3回配信 第3巻【ぼくらの時代】(2018/2/9配信)
◎第4回配信 第4巻【SFⅠ】(2018/3/9配信)
◎第5回配信 第5巻【新・魔界水滸伝】 第6巻【白銀の神話】(2018/4/13、2巻同時配信)
◎第6回配信 第7巻【朝日のあたる家】(2018/5/11配信)
◎第7回配信 第8巻【伊集院大介Ⅱ】(2018/6/8配信)
◎第8回配信 第9巻【エッセイ】(2018/7/13配信)
◎第9回配信 第10巻【SFⅡ】(2018/8/10配信)
◎第10回配信 第11巻【終わりのないラブソングⅠ】 第12巻【終わりのないラブソングⅡ】(2018/9/14、2巻同時配信)
◎第11回配信 第13巻【ハード・ボイルド】(2018/10/12配信)
◎第12回配信 第14巻【六道ヶ辻Ⅰ】 第15巻【六道ヶ辻Ⅱ】(2018/11/9、2巻同時配信)
◎第13回配信 第16巻【伊集院大介Ⅲ】(2018/12/14配信)
◎第14回配信 第17巻【JUNEⅠ】(2019/1/11配信)
◎第15回配信 第18巻【ミステリー】(2019/2/8配信)
◎第16回配信 第19巻【江戸~大正浪漫】(2019/3/8配信)
◎第17回配信 第20巻【評論Ⅰ】 第21巻【評論Ⅱ】(2019/4/12、2巻同時配信)
◎第18回配信 第22巻【伊集院大介Ⅳ】 第23巻【伊集院大介Ⅴ】(2019/5/10、2巻同時配信)
◎第19回配信 第24巻【SFⅢ】 第25巻【SFⅣ】(2019/6/14、2巻同時配信)
◎第20回配信 第26巻【伝奇&時代小説】(2019/7/12配信)
◎第21回配信 第27巻【ホラー】(2019/8/9配信)
◎第22回配信 第28巻【JUNEⅡ】(2019/9/13配信)
◎第23回配信 第29巻【伊集院大介Ⅵ】(2019/10/11配信)
◎第24回配信 第30巻【脚本集】(2019/11/8配信)

 

栗本薫・中島梓傑作電子全集19 [江戸~大正浪漫]
未発表原稿発見!『天の陽炎』[完全版]を史上初収録。江戸っ子・栗本薫が描く、江戸~明治・大正の愛憎劇。

ロックやジャズでバンド活動を行い、ミュージカル作者でもあった栗本薫は、その一方で着物や長唄、歌舞伎といった日本の伝統文化に幼い頃から触れ、精神的なルーツとしてこよなく愛した。その栗本が江戸を舞台に、学生時代から書きためた時代小説集『女狐』をはじめ、『好色屋西鶴』、『狂桜記』、『天の陽炎』、関連エッセイやインタビューをまとめて収録する。特に、著者自身の手違いによって原稿の一部が未掲載となっていた『天の陽炎』は、遺品のパソコンから未掲載の原稿、6700文字分が発見され、今回史上初めて[完全版]が収録。本人も出来に満足していたという同作の全容がついに明らかになる。
そのほか、中学3年で書いた短編「太郎沼の伝説」や、飛鳥時代を舞台にした歴史小説、柳沢吉保、間部詮房を主人公とした時代小説の未発表作品3本を含めた超お宝作品が満載。
また、夫として、担当編集者として、最も近くで栗本を支えた今岡清氏が初めて綴るエッセイ(連載)、実母・山田良子氏の日記から栗本の誕生~大学入学までを記した「栗本薫の育児日記」(初公開)も大好評連載中。小学生になった娘の優等生ぶりにホクホクの両親だが……。

 
【関連】
栗本薫・中島梓傑作電子全集 | P+D MAGAZINE

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です