大正末の若き文士らの奮闘する姿を描く青春群像劇『エコール・ド・プラトーン』が刊行開始
リイド社はコミックス・レーベル「トーチ・コミックス」より、永美太郎さん著『エコール・ド・プラトーン』第1巻を刊行しました。
本作は、大正十二年、青年・川口松太郎、直木三十三(後の直木三十五)らを中心に、大正末期から昭和初頭における日本文芸史の一端を描く意欲作です。
『文藝春秋』創刊の年、新時代文壇のキラメキ──
■あらすじ
大正十二年(1923)、『文藝春秋』が創刊され、関東大震災に見舞われた年。
ここに文学芸術を志す一人の青年がいた。
名を川口松太郎(後の第1回直木賞受賞作家)。
震災で壊滅した東京を後にし、師・小山内薫が移り住んだ西の都「大阪」の地を一路目指していた──。
当時人口で東京を凌駕していた大阪はモダニズム文化が花開き、その代表とも言われるプラトン社にて新雑誌『苦楽』を創刊すべく、その後の文学界を担う文士らが集い始めるのであった───。
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永美太郎さん プロフィール
著者の永美太郎さんは、1984年12月生まれ。
京都造形芸術大学映像舞台芸術学科卒業。
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▼トーチweb エコール・ド・プラトーン