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大正末の若き文士らの奮闘する姿を描く青春群像劇『エコール・ド・プラトーン』が刊行開始

『エコール・ド・プラトーン』第1巻 書影

『エコール・ド・プラトーン』第1巻 書影

リイド社はコミックス・レーベル「トーチ・コミックス」より、永美太郎さん著『エコール・ド・プラトーン』第1巻を刊行しました。

本作は、大正十二年、青年・川口松太郎、直木三十三(後の直木三十五)らを中心に、大正末期から昭和初頭における日本文芸史の一端を描く意欲作です。

 

『文藝春秋』創刊の年、新時代文壇のキラメキ──

■あらすじ

大正十二年(1923)、『文藝春秋』が創刊され、関東大震災に見舞われた年。

ここに文学芸術を志す一人の青年がいた。
名を川口松太郎(後の第1回直木賞受賞作家)。
震災で壊滅した東京を後にし、師・小山内薫が移り住んだ西の都「大阪」の地を一路目指していた──。

当時人口で東京を凌駕していた大阪はモダニズム文化が花開き、その代表とも言われるプラトン社にて新雑誌『苦楽』を創刊すべく、その後の文学界を担う文士らが集い始めるのであった───。

主人公の川口松太郎(23)、後の第一回直木賞受賞者。

主人公の川口松太郎(23)、後の第一回直木賞受賞者。

直木三十五(32)、後に小説を書き直木賞として名を残す。

直木三十五(32)、後に小説を書き直木賞として名を残す。

芥川龍之介(31)、時代の寵児であり夭折した天才小説家。

芥川龍之介(31)、時代の寵児であり夭折した天才小説家。

菊池寛(34)、小説を書きながら一九二三年に『文藝春秋』を創刊した文芸王。

菊池寛(34)、小説を書きながら一九二三年に『文藝春秋』を創刊した文芸王。

★試し読み:http://to-ti.in/product/e-d-p

 

永美太郎さん プロフィール

著者の永美太郎さんは、1984年12月生まれ。

京都造形芸術大学映像舞台芸術学科卒業。

 

エコール・ド・プラトーン 1 (torch comics)
登場人物:直木三十五、芥川龍之介、谷崎潤一郎、菊池寛ら。大正末期の大阪を舞台に描かれる、『文藝春秋』創刊後の文学界青春群像。

 
【関連】
トーチweb エコール・ド・プラトーン

 


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