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【紀伊國屋じんぶん大賞2019】読者と選ぶ人文書ベスト30を発表!1位は木庭顕さん『誰のために法は生まれた』

紀伊國屋書店は12月26日、「紀伊國屋じんぶん大賞2019 読者と選ぶ人文書ベスト30」を発表しました。

 

「紀伊國屋じんぶん大賞2019 読者と選ぶ人文書ベスト30」1位~10位〔敬称略〕

1位 『誰のために法は生まれた』(木庭顕/朝日出版社)

2位 『歴史修正主義とサブカルチャー』(倉橋耕平/青弓社)

3位 『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』(吉川浩満/河出書房新社)

4位 『新復興論』(小松理虔/ゲンロン)

5位 『眼がスクリーンになるとき ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』(福尾匠/フィルムアート社)

6位 『どもる体』(伊藤亜紗/医学書院)

7位 『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(奥野克巳/亜紀書房)

8位 『未来をはじめる 「人と一緒にいること」の政治学』(宇野重規/東京大学出版会)

9位 『エコラリアス 言語の忘却について』(ダニエル・ヘラー=ローゼン/みすず書房)

10位 『文字と組織の世界史 新しい「比較文明史」のスケッチ』(鈴木董/山川出版社)

 
なお、30位までの詳細は、https://www.kinokuniya.co.jp/c/company/pressrelease/20181226120002.html をご覧ください。

 

「紀伊國屋じんぶん大賞」について

紀伊國屋じんぶん大賞は、紀伊國屋書店が「読者の皆さまと共に優れた人文書を紹介し、魅力ある『書店空間』を作っていきたい」との思いから立ち上げ、今年で第9回目となります。

2017年12月~2018年11月に刊行された人文書を対象とし、一般読者の方々からのアンケートを元に、出版社、紀伊國屋書店社員による推薦を加味して事務局にて集計し、ベスト30を選定。

なお「人文書」は、「哲学・思想、心理、宗教、歴史、社会、教育学、批評・評論」のジャンルに該当する書籍(文庫・新書も可)と定義されています。

 
2019年2月1日(金)より、「紀伊國屋じんぶん大賞2018フェア」が開催される予定です。選考委員および読者からの推薦コメントを掲載した小冊子が店頭にて配布されます。

 

追いつめられた、たった一人を守るもの。
それが法とデモクラシーの基(もと)なんだ。

替えのきく人間なんて一人もいない――
問題を鋭く見つめ、格闘した紀元前ギリシャ・ローマの人たち。
彼らが残した古典作品を深く読み解き、すべてを貫く原理を取り出してくる。
この授業で大切なことは、感じること、想像力を研ぎ澄ませること。

【最先端の知は、こんなにも愉快だ! 中高生と語り合った5日間の記録】

映画を観たり戯曲を読んだりのあと、中高生との対話がはじまる。
さぁ、本当の勉強をはじめよう。
「教養どころじゃなく、自分の価値観とか、ぜんぜん、すごい変わる授業」
「人生の大事な一部分になりました」――生徒

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自由な言葉とはなにか、それはどのようにすれば機能するかをギリシャの人たちはとことん考えていた。われわれのように、憲法があるから、表現の自由で、言葉は自由だ、って、もうそこで考えを止めちゃって、ああ、自由だ自由だ、自由なはずでしょ、とかは、流石にギリシャの人たちは考えない。実質、言葉の自由が、どうしたら社会の中で実際に実現して、本当に自由なのか、この作品ばかりじゃなくて、いろんな作品にとことん書いてある。そしてこの場合も、ここでできあがった信頼関係は、新しい人間関係を作っている。新しい組織原理になって全体を解体して、ぜんぶ塗り替えちゃう。
――第四回(紀元前五世紀のギリシャ悲劇「フィロクテーテース」)より
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