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【第2回さいとう・たかを賞】真刈信二さん&DOUBLE-Sさん『イサック』が受賞

さいとう・たかを劇画文化財団は、シナリオライター(脚本家)と作画家の分業により制作された優れたコミック作品を表彰する「第2回さいとう・たかを賞」の受賞作を発表しました。

 

第2回さいとう・たかを賞が決定!

第2回さいとう・たかを賞は、さいとう・たかを劇画文化財団内にて一次選考を行ったのち、さいとう・たかをさん、やまさき十三さん、池上遼一さん、佐藤優さん、長崎尚志さんの5名にて最終選考が行われ、次の作品に決定しました。

 
■第2回さいとう・たかを賞
『イサック』
原 作:真刈信二(まかり・しんじ)さん
漫 画:DOUBLE-S(ぶるえす)さん
編集者:荒井均(あらい・ひとし)さん(講談社『アフタヌーン』編集部)

 
受賞者コメント、選考委員コメントなど詳細は、https://www.saitotakao-gekiga.or.jp/award/award.html をご覧ください。また、最終選考会での議論の様子が、2019年1月11日に会議録として公開される予定です。

 
なお、最終候補作は以下の6作品でした。

【最終候補作】 ※敬称略
◎『イサック』(原作:真刈信二/漫画:DOUBLE-S/講談社)
◎『グラシュロス』(原作:金城宗幸/ART:藤村緋二/ 講談社)
◎『死神にだって、愛はある。』(漫画:泉ウラタ/脚本:吉田真侑子<原案:「Thirty And A Half Minutes」by Snippy MJ>/コアミックス)
◎『マイホームヒーロー』(原作:山川直輝/漫画:朝基まさし/ 講談社)
◎『ましろ日』(原作:香川まさひと/作画:若狭 星/小学館)
◎『RDB-レッドデータブック-』(原作:たかしげ宙/作画:六本 順/スクウェア・エニックス)

 

さいとう・たかを賞について

さいとう・たかを賞は、小学館の後援のもと、一般財団法人「さいとう・たかを劇画文化財団」が2017年に創設。

「分業・プロダクション方式でのコミック制作を貫いてきた 『さいとう・たかを』の志を受け継ぐコミック制作者に光を当て表彰し、その制作文化の継承を行うこと」を目的としており、年1回、該当作品と作者の発表ならびに表彰を行います。

シナリオライター(脚本家)と作画家の分業により制作されており、今回であれば、2015年9月1日~2018年8月31日の期間中にコミックス第1巻が刊行されている、成人男女を主な読者対象としたコミック作品を対象とします。

表彰対象は、該当作品のシナリオライター・作画家・担当編集者(または編集部)の3者とし、シナリオライター・作画家・担当編集者には、正賞としてゴルゴ13像トロフィーが、シナリオライター・作画家には、副賞として50万円が贈られます。

 

イサック(1) (アフタヌーンコミックス)
2つの勢力に別れ、後に30年戦争と呼ばれる激しい戦いの最中にあった17世紀の神聖ローマ帝国。そこに傭兵として現れたのは「イサック」と名乗る日本人の男! 遠く日本を離れ、ヨーロッパ大陸までやってきたイサックの目的とは!? 彼の壮絶な戦いが始まる!! 『勇午』の真刈信二氏と『死がふたりを分かつまで』のDOUBLE-S氏の新タッグがおくる、骨太エンターテイメント!

 
【関連】
受賞作|さいとう・たかを劇画文化財団

 


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