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堀江敏幸さん訳『土左日記』が「河出文庫 古典新訳コレクション」より刊行

河出書房新社は「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」収録作品として2016年1月に刊行された『竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記』から、堀江敏幸さん訳『土左日記』を文庫化し、河出文庫より刊行しました。   虚実のあわいで綴られる55日間の船の旅 をとこもすなる日記といふものををんなもしてみむとてするなり。   『土左日記』は平安時代前期から中期にかけて活躍した歌 […]


79名の作家による珠玉の名文を精選!日本文藝家協会編纂『ベスト・エッセイ2024』が刊行

新聞・雑誌などに発表された数多くのエッセイの中から精選された年間アンソロジー『ベスト・エッセイ2024』(編:日本文藝家協会)が光村図書出版より刊行されました。   多彩な書き手による、79篇の珠玉のエッセイ   「闇の世の中を照らす文章の光。 人生の光がこの本の中にあります。」 ――本書編纂委員・町田康さん   2023年は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の長期 […]


【第48回川端康成文学賞】町屋良平さん「私の批評」が受賞

新潮社は、前年に発表された短篇小説の中で最も完成度の高い作品に贈る「第48回川端康成文学賞」(主催:川端康成記念会、後援:新潮社)の受賞作を発表しました。   第48回川端康成文学賞が決定! 日本で最も権威のある短篇小説賞「第48回川端康成文学賞」の選考会が4月4日に開催され、次の通り受賞作品が決定しました。   <第48回川端康成文学賞 受賞作品> 町屋良平(まちや・りょうへ […]


【第33回吉田秀和賞】藤原貞朗さん『共和国の美術―フランス美術史編纂と保守/学芸員の時代―』が受賞

水戸市芸術振興財団は、優れた芸術評論に贈る「第33回吉田秀和賞」の受賞作を発表しました。   第33回吉田秀和賞の受賞作が決定! 第33回吉田秀和賞には、候補書籍149点の中から、次の通り受賞作が決定しました。審査員は片山杜秀さん(評論家・慶應義塾大学法学部教授)、堀江敏幸さん(作家・早稲田大学文学学術院 文化構想学部教授)。   <第33回吉田秀和賞 受賞作品> 藤原貞朗(ふ […]


【第47回すばる文学賞】大田ステファニー歓人さん「みどりいせき」が受賞

集英社は9月6日、純文学の新人文学賞「第47回すばる文学賞」の受賞作を発表しました。   第47回すばる文学賞が決定! 第47回すばる文学賞の受賞作は、次の通りです。   <第47回すばる文学賞 受賞作品> 大田ステファニー歓人(おおた・すてふぁにー・かんと)さん 「みどりいせき」   受賞者の>大田ステファニー歓人さんは、1995年生まれ、東京都出身。受賞作のあらす […]


【第59回谷崎潤一郎賞】津村記久子さん『水車小屋のネネ』が受賞

中央公論新社は8月21日、第59回谷崎潤一郎賞の受賞作を発表しました。   第59回谷崎潤一郎賞が決定! 第59回(令和5年)谷崎潤一郎賞の選考会が8月21日に行われ、池澤夏樹さん、川上弘美さん、桐野夏生さん、筒井康隆さん、堀江敏幸さんの選考委員5名による審査の結果、次の通り受賞作が決定しました。   <第59回谷崎潤一郎賞 受賞作品> 津村記久子(つむら・きくこ)さん 『水車 […]


75名の作家による珠玉の名文を精選!日本文藝家協会編纂『ベスト・エッセイ2023』が刊行

新聞・雑誌などに発表された数多くのエッセイの中から精選された年間アンソロジー『ベスト・エッセイ2023』(編:日本文藝家協会)が、光村図書出版より刊行されました。夕焼けの街並みを背景に、決意を内に秘めた女性の横顔が目を惹くカバー画は、新進イラストレーター「aka」さんが担当。   『ベスト・エッセイ』は、毎年、新聞・雑誌などに発表された数多くのエッセイの中から心に響く名文を精選し、まとめ […]


山崎佳代子さん『ドナウ、小さな水の旅 ベオグラード発』刊行記念!著者×堀江敏幸さんトークイベントを開催

バルカン半島の国セルビア在住の詩人で翻訳家の山崎佳代子さんのエッセイ集『ドナウ、小さな水の旅 ベオグラード発』が左右社より刊行されました。これを記念して、本屋B&Bにて著者・山崎佳代子さんと作家の堀江敏幸さんによるトークイベント「旅する言葉 わたしたちの創作と翻訳」が6月26日(月)にオンライン&リアル開催されます。   トークイベント〈堀江敏幸×山崎佳代子「旅する言葉 わたし […]


大谷朝子さん「第46回すばる文学賞」受賞作『がらんどう』が刊行後たちまち3刷

集英社から2月3日に刊行された大谷朝子さんの第46回すばる文学賞受賞作『がらんどう』(受賞時のタイトルは「空洞を抱く」)の3刷重版が決定しました。   恋愛、結婚、出産…諦めたら、楽になれるのかな   【あらすじ】 人生で一度も恋愛感情を抱いたことがない平井と、副業として3Dプリンターで死んだ犬のフィギュアを作り続ける菅沼。 アイドルグループ「KI Dash」の推し活で繋がった […]


史上初!現役書店員による芥川賞受賞!佐藤厚志さん『荒地の家族』が大増刷

1月19日に発表された第168回芥川賞を『荒地の家族』で受賞した佐藤厚志さんは、「丸善 仙台アエル店」の現役書店員ということでも話題を呼んでおり、地元仙台を中心に売り切れ店続出、版元の新潮社では注文殺到に対応すべく大増刷を実施しました。   「書いて、運んで、サインして」現役書店員が史上初の芥川賞受賞!   ◆候補作の時点で地元の全テレビ局が取材、勤務書店では予約500冊超え […]