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【訃報】徳川慶喜の孫・井手久美子さんが死去 6月に95歳で作家デビュー

江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜の孫で、作家の井手久美子さん(いで・くみこ)さんが7月1日、千葉県内の自宅で死去しました。95歳。後日、「お別れの会」を行う予定。喪主は長男の純さん。

 
井手久美子さんは、1922(大正11)年に東京市小石川区小日向第六天町(現・東京都文京区春日)で、徳川慶喜の七男・徳川慶久(公爵・貴族院議員)と、有栖川宮家から嫁いだ母・實枝子の四女として生まれました。姉は高松宮喜久子妃殿下。

公爵・松平康昌の長男・康愛さんと18歳で結婚しますが、康愛さんは第二次世界大戦では海軍少尉として出征し、戦死。久美子さんは1947年に、康愛さんの旧友だった医師の井手次郎さんと再婚しました。

今年6月13日には、10数年かけて完成した、少女時代から戦中・戦後にかけての人生を綴った自叙伝『徳川おてんば姫』(東京キララ社)を刊行、95歳で作家デビューしました。

 

徳川おてんば姫
徳川慶喜・末の孫娘による初の著作。徳川慶喜終焉の地・小石川第六天町の徳川邸、その屋敷で生まれ育った孫娘自身が綴る、戦前の華族の暮らし。少女時代の夢のような生活から一変、結婚と戦争、夫との死別、再婚。高松宮同妃両殿下はじめ皇族との交流、終戦後の奮闘。波乱に満ちた人生を軽やかに駆け抜ける「おてんば姫」の自叙伝。

 
【目次】
◆第一章 第六天の暮らし
慶喜終焉の地、小日向第六天町/第六天の子供たち/「表」と「奥」の五十人/第六天のお正月/御授爵記念日/おとと様とおたた様
◆第二章 学校生活
おひい様の学校/「金剛石 水は器」/やりにくい歴史の授業/修辞会、体操会、遠足/御當日/葉山と軽井沢の夏休み/有栖川御流/絵と写真
◆第三章 結婚と戦争
結婚/新婚生活と戦争の足音/太平洋戦争の開戦/長男・長女の誕生と出征/疎開と空襲/終戦/戦死の知らせ/不思議な巡り合わせと娘との別れ/『精強261空〝虎〟部隊サイパンに死すとも』
◆第四章 戦後を生きる
再婚・目白での大家族暮らし/横浜の下町で開業/高松宮邸/世が世なら/高輪での暮らし/井手八景/殿下・妃殿下との思い出/第六天再訪

 


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