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宇野亞喜良さんの作品を50点以上追加し時代順に紹介『増補版 宇野亞喜良クロニクル』が刊行

今年90歳を迎えた宇野亞喜良さんの作品を時代順に紹介する『増補版 宇野亞喜良クロニクル』がグラフィック社より刊行されました。本書は、2014年に刊行された『宇野亞喜良クロニクル』に、その後10年分の作品・50点以上を追加した「増補版」です。

 

2014年刊行『宇野亞喜良クロニクル』に刊行後10年分の作品・50点以上を追加!

2014年刊行の『宇野亞喜良クロニクル』(320p)にそれ以降10年分の作品を追加し、356pの大ボリュームの作品集として再登場。展覧会でしか見ることのできなかった貴重な作品の数々を掲載しています。

 
その時代の作品の流れを追って、そのときに宇野亞喜良さんが描いたイラストレーション、デザイン作品を紹介するとともに、そのときに宇野さんがどんなことを考えていたのか、仕事仲間である著名人たちは宇野さんをどう思っていたかがわかるように、当時の雑誌記事等から抜粋した宇野さんの言葉と宇野さんを語った各界の著名人たちの言葉を収録。

和田誠さん、横尾忠則さん、今江祥智さん、寺山修司さん、北方謙三さん、江國香織さん、辻原登さん、井上荒野さん、室賀清徳さんからの特別寄稿も紹介しています。

宇野さんからのファンへ贈る、オリジナル封筒入りスペシャルプリントカード作品付きです。

 
【2016年作品】

左:ヴェニスの猫
右上段(左):虫めずる姫 壱 (右):虫めずる姫 弐
右下段(左):婚約指輪 (右):猫科パーティー

 
【2018年作品】

左上段:四姉妹 (下左):近づくもの (下右):姉妹
右上段:Hanadorobow 
右下段:毛:ルミ・ド・グールモン

 
【2022年作品】

宇野亞喜良展「万華鏡」(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)、右ページは会場風景

 
【2024年作品】

「2024年3月でぼくの年齢は90歳を迎えることになり、これ以後、ぼくの作品集の出版などあり得ない。おそらく最後の一冊という憶いも込めて、とても嬉しい一冊なのである。」
______宇野亞喜良さん

個展「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」(東京オペラシティ アートギャラリー)

 

著者プロフィール

宇野亞喜良(うの・あきら)さんは、イラストレーター、グラフィックデザイナー。1934年生まれ、名古屋出身。名古屋市立工芸高校図案科卒業。カルピス食品工業、日本デザインセンター、スタジオ・イルフイルを経てフリーに。

日宣美特選、日宣美会員賞、講談社出版文化賞、サンリオ美術賞、赤い鳥挿絵賞、日本絵本賞等を受賞、日本宣伝賞山名賞等を受賞。1999年紫綬褒章、2010旭日小綬章を受章。

 

増補版 宇野亞喜良クロニクル
宇野 亞喜良 (著)

2024年3月で90歳を迎える宇野亞喜良。 14年刊行『宇野亞喜良クロニクル』に刊行後10年分の作品を追加した増補版として刊行。 70年以上、ずっと第一線で活躍し続けている宇野亞喜良。 その作品を時代の流れに沿って特大ボリュームでまとめたクロニクル(時代記)画集です。

 


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