なにかを美しい感じると呼吸が深くなる――文筆家・塩谷舞さん3年ぶりの新刊『小さな声の向こうに』が刊行
総フォロワー数15万人を超えるSNSで独自の視点が注目を集める塩谷舞さんによる3年ぶりの新著『小さな声の向こうに』が文藝春秋より刊行されました。
不妊治療の日々、ポカリスエットの少女たち…大反響noteからよりすぐった新世代エッセイ集『小さな声の向こうに』
本書は、現代社会のなかでかき消されがちな小さな声――暮らしの中に宿るささやかな美から、身体の声、他者とのはざまで生まれる摩擦にまで、静かに耳を傾けた珠玉のエッセイ集です。アート、音楽、生活……美しいものをひたすら探求した言葉は、さながら読む“セラピー”本ともいえます。
その透明感のある静謐な文章に根強いファンが多い塩谷舞さんの、3年ぶりに刊行される第2エッセイ集では、
◎「子ども、つくらないの?」という問いへの長めの答え
◎ポカリスエットの少女たちが、大人になる頃
◎スープストックで休ませて
…など、noteで大反響を呼んだエッセイに大幅加筆をし、書き下ろしを加えた24篇を収録。自身の不妊治療から、社会で見過ごされがちな問題、様々なアーティストとの出会いまで、みずみずしい視点で貫かれています。
著者プロフィール
塩谷舞(しおたに・まい)さんは、1988年生まれ、大阪・千里出身。京都市立芸術大学卒業。大学時代にアートマガジン『SHAKE ART!』を創刊。会社員を経て、2015年より独立。2018年に渡米し、ニューヨークでの生活を経て2021年に帰国。文芸誌をはじめ各誌に寄稿、note定期購読マガジン『視点』にてエッセイを更新中。総フォロワー数15万人を超えるSNSでは、ライフスタイルから社会に対する問題提起まで、独自の視点が人気を博す。
著書に『ここじゃない世界に行きたかった』(文藝春秋)がある。
小さな声の向こうに 塩谷 舞 (著) なにかを美しいと感じると呼吸が深くなる―― 深い感動を呼んだデビュー作『ここじゃない世界に行きたかった』から3年。 不妊治療の日々、ポカリスエットの少女たち……大反響noteからよりすぐった珠玉のエッセイ―― 現代社会でかき消されがちな小さな声に耳を澄ませると、新しい景色が見えてくる。 |
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