本のページ

SINCE 1991

なにかを美しい感じると呼吸が深くなる――文筆家・塩谷舞さん3年ぶりの新刊『小さな声の向こうに』が刊行

総フォロワー数15万人を超えるSNSで独自の視点が注目を集める塩谷舞さんによる3年ぶりの新著『小さな声の向こうに』が文藝春秋より刊行されました。

 

不妊治療の日々、ポカリスエットの少女たち…大反響noteからよりすぐった新世代エッセイ集『小さな声の向こうに』

本書は、現代社会のなかでかき消されがちな小さな声――暮らしの中に宿るささやかな美から、身体の声、他者とのはざまで生まれる摩擦にまで、静かに耳を傾けた珠玉のエッセイ集です。アート、音楽、生活……美しいものをひたすら探求した言葉は、さながら読む“セラピー”本ともいえます。

 
その透明感のある静謐な文章に根強いファンが多い塩谷舞さんの、3年ぶりに刊行される第2エッセイ集では、

◎「子ども、つくらないの?」という問いへの長めの答え
◎ポカリスエットの少女たちが、大人になる頃
◎スープストックで休ませて

…など、noteで大反響を呼んだエッセイに大幅加筆をし、書き下ろしを加えた24篇を収録。自身の不妊治療から、社会で見過ごされがちな問題、様々なアーティストとの出会いまで、みずみずしい視点で貫かれています。

 

著者プロフィール

塩谷舞(しおたに・まい)さんは、1988年生まれ、大阪・千里出身。京都市立芸術大学卒業。大学時代にアートマガジン『SHAKE ART!』を創刊。会社員を経て、2015年より独立。2018年に渡米し、ニューヨークでの生活を経て2021年に帰国。文芸誌をはじめ各誌に寄稿、note定期購読マガジン『視点』にてエッセイを更新中。総フォロワー数15万人を超えるSNSでは、ライフスタイルから社会に対する問題提起まで、独自の視点が人気を博す。

著書に『ここじゃない世界に行きたかった』(文藝春秋)がある。

 

小さな声の向こうに
塩谷 舞 (著)

なにかを美しいと感じると呼吸が深くなる――

深い感動を呼んだデビュー作『ここじゃない世界に行きたかった』から3年。
総フォロワー数15万人超のSNSで、ライフスタイルから社会に対する問題提起まで、独自の視点が人気を博す著者が贈る新世代エッセイ集!

不妊治療の日々、ポカリスエットの少女たち……大反響noteからよりすぐった珠玉のエッセイ――
・秋の夕暮れ、桔梗の花
・古く美しい暮らしは、なぜ消えた?
・弱った心にてきめんに効く、欲しかった言葉
・スープストックで休ませて
・〝意識高い系〟おんなともだち
・“Farsickness”それは遠い場所への憧れ
・誰もが静寂の奏者となるこの場所で……etc.

現代社会でかき消されがちな小さな声に耳を澄ませると、新しい景色が見えてくる。
日常が静かに輝き出す“読むセラピー”本がここに

 
【関連】
小さな声の向こうに | 立ち読み | 文藝春秋BOOKS

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です