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「サッカー本大賞2024」優秀作品が決定! 「読者賞」投票も受付開始

カンゼンは、優れたサッカー本に贈る「サッカー本大賞2024」の優秀作品を発表しました。また、読者の投票によって決定する「読者賞」の投票受付をスタートしました。

 

読者投票もスタート! あなたが選ぶ2023年、最も面白かったサッカー本は?

カンゼンが創設し、4月に第11回の開催を予定している「サッカー本大賞」では、2023年度(1/1~12/31)に発売されたサッカー本(※ただし読み物に限る。いわゆる技法書 、テクニック本は選考対象外)すべてを対象に選考委員によって決定されます。現在、選考委員による一次選考が終わり、以下の11作品が優秀作品として選出されました。

 
この中から最終選考を行い、大賞が決定。授賞式で発表されます。また、読者の方たちからの投票により「読者賞」も決定し、こちらも授賞式にて発表されます。読者賞の投票締め切りは4月12日(金)です。

★読者投票はこちらから:https://www.footballchannel.jp/2024/03/21/post538879/

 

「サッカー本大賞20214優秀作品 〔敬称略/発売日順〕

◎『戦術リストランテVII 「デジタル化」したサッカーの未来』(西部謙司/ソル・メディア)

◎『森保ストラテジー サッカー最強国撃破への長き物語』(五百蔵容/星海社)

◎『サッカー監督の決断と采配-傷だらけの名将たち-』(ひぐらしひなつ/エクスナレッジ)

◎『スタジアムの神と悪魔――サッカー外伝・〔改訂増補版〕』(著:エドゥアルド・ガレアーノ、訳:飯島みどり/木星社)

◎『オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉』(島沢優子/竹書房)

◎『もえるバトレニ モドリッチと仲間たちの夢のカタール大冒険譚』(長束恭行/ソル・メディア)

◎『フットボールヴィセラルトレーニング 無意識下でのプレーを覚醒させる先鋭理論[導入編/実践編]』(著:ヘルマン・カスターニョス、監修;進藤正幸、訳:結城康平/カンゼン)

◎『ドイツサッカー文化論』(須田芳正、福岡正高、杉崎達哉、福士徳文/東洋館出版社)

◎『モダンサッカー3.0 「ポジショナルプレー」から「ファンクショナルプレー」へ』(アレッサンドロ・ビットリオ・フォルミサーノ 、片野道郎/ソル・メディア)

◎『それでも前を向く』(宮市亮/朝日新聞出版)

◎『聞く、伝える、考える。~私がサッカーから学び 人を育てる上で貫いたこと~』(今西和男/アスリートマガジン)

 

サッカー本大賞とは

サッカー本大賞は、2014年(平成26年)に設立された、サッカーに関する書籍を対象にした文学賞です。

「良い本はサッカーの見方を豊かにしてくれる。また、日本でサッカーがナンバー1スポーツになり、世界に誇れるサッカー文化を築いていくためには、高い志と情熱をもって作られた良質なサッカー書籍がもっともっと多く世に出て、多くの人に読まれて欲しい」
――サッカー本大賞の創設はそうした思いが出発点になっています。

 
【選考委員】(五十音順)

◎金井真紀(かない・まき)さん
1974年生まれ。文筆家・イラストレーター。任務は「多様性をおもしろがること」。
著書に『パリのすてきなおじさん』(柏書房)、『サッカーことばランド』(ころから)、『世界はフムフムで満ちている』(ちくま文庫)、『聞き書き世界のサッカー民 スタジアムに転がる愛と差別と移民のはなし』(カンゼン)、『日本に住んでる世界のひと』(大和書房)、『おばあちゃんは猫でテーブルを拭きながら言った 世界ことわざ紀行』(岩波書店)など。

◎佐山一郎(さやま・いちろう)さん
作家、編集者。アンディ・ウォーホルズ『Interview』誌と独占契約を結んでいた『Studio Voice』編集長を経て1984年に独立。

著書に『東京ファッション・ビート』(新潮カラー文庫)、『「私立」の仕事』(筑摩書房)、『闘技場の人』(河出書房新社)、『サッカー細見 ’98~’99』(晶文社)、『デザインと人』(マーブルトロン)、『雑誌的人間』(リトル・モア)、『VANから遠く離れて ―評伝石津謙介―』(岩波書店)、『夢想するサッカー狂の書斎 ―ぼくの採点表から―』(カンゼン)、『日本サッカー辛航紀 愛と憎しみの100年史』(光文社新書)。

◎陣野俊史(じんの・としふみ)さん
1961年生まれ。文芸評論家、フランス語圏文学者。長崎生まれ。サッカー関連の著書に『フットボール・エクスプロージョン!』(白水社)、『フットボール都市論』(青土社)、『サッカーと人種差別』(文春新書)、翻訳書に『ジダン』(共訳、白水社)、『フーリガンの社会学』(共訳、文庫クセジュ)など。

◎幅允孝(はば・よしたか)さん
有限会社BACH(バッハ)代表。ブックディレクター。人と本の距離を縮めるため、公共図書館や病院、学校、ホテル、オフィスなど様々な場所でライブラリーの制作をしている。安藤忠雄さんが設計・建築し、市に寄贈したこどものための図書文化施設「こども本の森 中之島」では、クリエイティブ・ディレクションを担当。最近の仕事として「早稲田大学 国際文学館(村上春樹ライブラリー)」での選書・配架、札幌市図書・情報館の立ち上げや、ロンドン・サンパウロ・ロサンゼルスのJAPAN HOUSEなど。神奈川県教育委員会顧問。

★サッカー本大賞公式X(Twitter):https://twitter.com/soccerbookaward

 
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