首相暗殺計画を阻止せよ!殺人マシンを追う公安刑事の戦い――安生正さん『暗殺者』が刊行
徳間書店は、『生存者ゼロ』などで知られる安生正さんの近未来サスペンス『ヴァルキリー』を改題し、『暗殺者』として徳間文庫より刊行しました。
累計137万部〈ゼロ〉シリーズの著者が放つ、近未来サスペンス!
【あらすじ】
近未来の日本。難民集団によるテロ行為が頻発、事態は深刻化していた。首相は積極的だった難民受け入れ政策を一転。そんな中、警視庁公安部第五課の東郷は首相暗殺計画の情報を掴む。
首謀者と目される村瀬は、政策転換により危険組織に指定された難民支援のNPO法人代表。決行日は八月に控えたG20の可能性が高い。村瀬の命令で動き出す暗殺者。東郷は暗殺計画を阻止できるのか?(『ヴァルキリー』改題)
<「解説」より抜粋>
タイムリミットサスペンスと激しい戦闘アクションで彩られた、ディストピアの日本を描いた近未来小説。それが本書である。だが安生正が本書で描いた現実は、フィクションの世界だけにとどまって欲しい。本書を読む良識ある人々が増えれば、その願いはきっと叶うに違いない。
――西上心太さん
著者プロフィール
安生正(あんじょう・ただし)さんは、1958年生まれ、京都府京都市出身。京都大学大学院工学研究科卒業。2012年『生存者ゼロ』で第11回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞を受賞しデビュー。
著書に『生存者ゼロ』『ゼロの迎撃』『ゼロの激震』、『Tの衝撃』(文庫化に際し『襲撃犯』に改題)、『レッドリスト』(文庫化に際し『レッドリスト 絶滅進化論』に改題)、『東京クライシス 内閣府企画官・文月祐美』(文庫化に際し『首都決壊 内閣府災害担当・文月祐美』に改題)、『ホワイトバグ 生存不能』、『不屈の達磨 社長の椅子は誰のもの』など。
暗殺者 (徳間文庫) 安生正 (著) 首相暗殺計画を阻止せよ! 近未来の日本。 |