児童文学作家にして寿司屋の女将、佐川芳枝さん〈寿司エッセイ〉『寿司屋のかみさん』が刊行
エッセイスト・児童文学作家で、50年続く東京・東中野の「名登利寿司」の女将でもある佐川芳枝さんが小さな名店の悲喜こもごもを綴るエッセイ『寿司屋のかみさん 新しい味、変わらない味』が春出版社より刊行されました。
読んだらお寿司が食べたくなる! 今日も「いいネタ」そろってます!
50年続く東京・東中野の名登利寿司は、故橋本龍太郎さんが総理在任中に本シリーズを読み、愛読者カードを送り訪れるなど、多くのファンを持つ名店です。
寿司も人柄も愛された夫が他界したあとも、息子が二代目大将としてカウンターに立ち、変わらぬ味、新しい味を提供し、変わらず繁盛しています。
寿司屋になって50年のおかみさんが、先代から二代目へと引き継がれた名登利寿司を舞台に、寿司やつまみの変遷、人間模様、代替わりへの思いなどと共に、二代目の新しい味、引き継がれる変わらない味を綴るおいしくて、おもしろくて、ジンとくる「小さな名店」の悲喜こもごもを綴る寿司エッセイの新作です。
※文中の写真はイメージです。
本書の目次
◆両方食べたいですっ!
アナゴの新しい食べ方
ホタテ貝の握りとつまみ
海老の話あれこれ
ウニバトル 鰆の締め方 ……ほか
◆名物も新顔も、おつまみ各種あります
誕生日に春あん肝の煮つけ
寿司屋の揚げ物
イワシは人気おつまみ
ナメロウ各種あります サザエのつまみと握り ……ほか
◆懐かしい人、忘れられない人
マグロ目利き名人青柳さん
今年もシンコが入りました
おまかせコースとお好みと、その中間
金目鯛の甘辛たれ焼き
ハーレーに乗った弁護士さん ・・・・・・ほか
◆時代が変われば、寿司屋も変わる?
コロナ禍の寿司屋
出前のオファーあれこれ
飲み物のお品書き
符丁はもう使わない?
クールな豊洲市場 ・・・・・・ほか
◆寿司屋のおいしい名脇役
令和5年のツメ
煮切り醤油とヅケ丼
玉子焼きは寿司ネタの優等生
かんぴょうの味つけの移り変わり
シイタケを煮る ……ほか
著者プロフィール
佐川芳枝(さがわ・よしえ)さんは、エッセイスト/児童文学作家/寿司屋の女将。
1950年生まれ、東京都出身。都市銀行、社団法人信託協会勤務後、1975年「名登利寿司」の主人と結婚。1978年調理師免許取得。
50年続く東京・東中野の名登利寿司は、故・橋本龍太郎さんが総理在任中に本シリーズを読み、愛読者カードを送り訪れるなど、多くのファンを持つ。
寿司も人柄も愛された夫が他界したあとも、息子が二代目大将としてカウンターに立ち、変わらぬ味、新しい味を提供し、変わらず繁盛している。
著書に『寿司屋のかみさん うちあけ話』『寿司屋のかみさん おいしい話』『寿司屋のかみさん うまいもの暦』『寿司屋のかみさん 二代目入店』『寿司屋のかみさん サヨナラ大将』(講談社)、『寿司屋のかみさん とびっきりの朝ごはん』(青春出版社)など多数。『寿司屋の小太郎』(ポプラ社)で第13回椋鳩十児童文学賞を受賞。
寿司屋のかみさん 新しい味、変わらない味 (青春新書インテリジェンス) 佐川芳枝 (著) 寿司屋になって50年のおかみさんが、先代から二代目へと引き継がれた名登利寿司を舞台に、寿司やつまみの変遷、人間模様、代替わりへの思いなどと共に、二代目の新しい味、引き継がれる変わらない味を綴るおいしくて、おもしろくて、ジンとくる「小さな名店」の悲喜こもごもを綴る寿司エッセイ。 |
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