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【訃報】児童文学作家・森山京さんが死去 「きつねの子」シリーズ、CMコピー「25歳はお肌の曲がり角」

『きいろいばけつ』などの「きつねの子」シリーズなどで知られる児童文学作家の森山京(もりやま・みやこ)さんが1月7日、横浜市内の自宅で脳出血のため死去しました。88歳。通夜・告別式は近親者のみで執り行われます。喪主は長男の森山索さん。

 
森山京さんは1929年、東京都生まれ。小学校時代のほとんどを旧満州藩陽で過ごします。兵庫県立福崎高等女学校(現・兵庫県立福崎高等学校)卒業。神戸女学院大学中退。大阪阪急百貨店宣伝部を経てフリーのコピーライターとして活躍。化粧品のCMコピー「25歳はお肌の曲がり角」が有名。

1968年に『こりすが五ひき』で講談社児童文学新人賞佳作入選。『ねこのしゃしんかん』(1983年刊行)でボローニャ国際児童図書展エルバ賞特別賞を、1989年に「きつねの子」シリーズで路傍の石幼少年文学賞を、1990年に『あしたもよかった』で小学館文学賞を、1996年に『まねやのオイラ旅ねこ道中』で野間児童文芸賞を、1999年に『パンやのくまちゃん』でひろすけ童話賞を、2009年に『ハナと寺子屋のなかまたち 三八塾ものがたり』で赤い鳥文学賞を受賞。また、2014年に日本児童文芸家協会より児童文化功労者の表彰を受けています。

ほかの著書に、『おとうとねずみチロのはなし』『一さつのおくりもの』『りんごの花がさいていた』『大きくてもちっちゃいかばのこカバオ』など多数。2017年7月に『リンちゃんとネネコさん』を刊行。

 

きいろいばけつ (あかね幼年どうわ (33))
きつねの子が、丸木橋のたもとできいろいばけつをみつけました。だれのばけつだろう。一週間たっても持ち主が現われなければ、自分のものにしよう……。子どもたちが抱く希望や不安、喜びなどを、やさしくあたたかく描いた、大人気ロングセラー。

 
リンちゃんとネネコさん (わくわくライブラリー)
夏のはじめ、日曜の午後。
小学4年生のリンちゃんが、並木道をすいすいと、かけぬけていきます。友だちと会うために、急いで公園に向かっているところです。「お先にごめんなさい」と、どこかのおばあさんを追いぬいたら、「負けてたまるか!」と、しわがれ声が、リンちゃんの耳もとをかすめて……。
意外なかたちで出会ったリンちゃんと、負けずぎらいなおばあさんのネネコさん。リンちゃんは、ネネコさんを、クラスのみんなでつくる劇の主人公にしようと思いたちます。一方、ネネコさんは、リンちゃんのすがたに、わかいころの自分を重ねるのでした。
年がかけはなれた見ず知らずのふたりの友情の物語。

 


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