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本の要約サービス「flier」が10月の月間ランキングを発表 1位は樋口裕一さん『頭のいい人は「短く」伝える』

本の要約サービス「flier」を運営する株式会社フライヤーは、2023年10月のビジネス書月間ランキングを発表しました。

※ランキングは、「flier」の有料会員を対象に、スマホアプリおよびウェブのアクセス数(紹介書籍の要約閲覧数)を合算し順位付け。集計期間は2023年9月25日~2023年10月24日です。

 

1位は「頭のいい人の伝え方」がわかるロングセラー ホリエモン等の天才達を手懐けてきた編集者・箕輪厚介さんの著書もTOP3入り

1位に輝いたのは、『頭のいい人は「短く」伝える』(樋口裕一さん/大和書房)でした。『頭のいい人は「短く」伝える』は12年前に発売されたロングセラーですが、フライヤーと連携して大和書房が販促活動を強化。「伝えること」に悩むビジネスパーソンの支持を受け、結果見事10月に最も読まれた要約になりました。間違いのないロングセラーからの学びは、時が経っても変わらず、ビジネスパーソンの支えになることがわかる結果となりました。

また、第3位には、『怪獣人間の手懐け方』(箕輪厚介さん/クロスメディア・パブリッシング)がランクインしました。堀江貴文さん、落合陽一さん、前田裕二さんなど「常識破りの天才」を“手懐けて”きた、伝説の編集者・箕輪厚介さんの仕事術を明らかにする書籍も、flierユーザーの注目を集めました。

<flierユーザー閲覧数 月間ランキングTOP10(2023年10月)> ※敬称略

1位:『頭のいい人は「短く」伝える』(樋口裕一/大和書房)

2位:『「お金の増やし方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』(藤吉豊、小川真理子/日経BP)

3位:『怪獣人間の手懐け方』(箕輪厚介/クロスメディア・パブリッシング)

4位:『図解 超タスク管理術』(佐々木正悟/あさ出版)

5位:『やる気ゼロからフローに入る 超・集中ハック』(伊庭正康/明日香出版社)

6位:『40歳で何者にもなれなかったぼくらはどう生きるか』(河合薫/ワニブックス)

7位:『ポジティブ大全』(徳吉陽河/総合法令出版)

8位:『自分らしく生きている人の学びの引き出し術』(尾石晴/KADOKAWA)

9位:『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』(荒木俊哉/SBクリエイティブ)

10位:『自分という壁』(大愚元勝/アスコム)

 
※なお、今回の月間ランキングに基づいたフェアが、イオングループの「未来屋書店」など全国35都道府県、128店舗の書店にて12月より開催予定です。開催期間や展開書籍・点数は、各店舗によって異なります。

 

フライヤーのコメント

1位に輝いた本書は、250万部の大ベストセラー『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP研究所)の著者 樋口裕一氏が「伝え方」を教えてくれる一冊です。

著者は、伝えるために有効な手法として「4行メソッド」を提案しています。長年の作文・小論文指導の経験から著者が編み出したこの手法は、言いたいことを論理的な型に沿って4行にまとめることを基礎としています。4行の型という制約があるからこそ、話の骨子が明確になり、伝えたい内容がブレることがありません。言いたいことを型にあてはめるだけで伝わるのだから、大幅な時間短縮にもなります。

この「4行メソッド」はメールや報告書、企画書などのビジネスでの応用はもちろん、プライベートな会話にも、インプットした情報をコンパクトにまとめて記憶しておくためにも役に立ちます。

伝える場面で損をしてきた人、説得力をアップしたい方は必読です。

 

2023年10月 ビジネス書月間ランキング1位『頭のいい人は「短く」伝える』著者・樋口裕一さん コメント

たくさんの書物の中から拙著が1位に選ばれたとのこと、うれしい限りです。

「くわしく説明すればするほどわかりやすくなる」「丁寧に説明してこそわかってもらえる」と思っている人が世の中にはまだたくさんいるようです。しかし、それは大間違いです。短く端的に語ってこそストレートに考えが伝わります。くわしい説明はむしろ焦点が曖昧になり、わかりにくくなります。私がこの本の中で伝えたかったのは、短い文章のほうが伝わりやすいこと、そして、ちょっとしたコツを覚えれば、だれでも簡単に短くてわかりやすい文章を書けるということです。拙著で説明したテクニックを使って多くの方がコミュニケーション上手になっていただけると、こんなうれしいことはありません。

 

「flier(フライヤー)」について

flier(フライヤー)は、 ビジネス書を中心とした本の内容を「1冊10分」に要約してアプリやWebで閲覧できるサービスです。新刊を中心に旬の本や既刊の名著を毎日1冊、年間365冊配信しています。

 
flier(フライヤー)の最大の特長は「書評(レビュー)」ではなく「要約」である点です。書き手の主観が入る書評とは異なり、著者の主張や論理(重要ポイントや全体像)を忠実にまとめ、読者に伝えます。書評でないため、出版社と著者から要約の許可を得る必要があり、要約した原稿にも目を通してもらうことで、高品質なサービスを提供しています。

 
要約の文字量は4,000字ほどで、10分程度で読める工夫をしています。「flier」には、新刊(掲載書籍の8割)を中心に、毎日1冊の要約文をアップ。現在3,300冊超(2023.10)を掲載しています。要約記事は自社の編集者に加えて、経験豊富な外部ライター約50人が作成します。

★URL:https://www.flierinc.com/

 

頭のいい人は「短く」伝える (だいわ文庫)
樋口 裕一 (著)

「感情を示せば伝わる」「時系列で話すとわかりやすい」「情報が多いほうが相手のため」「相手に質問を返されるようではダメ」―コミュニケーションについてのこんな誤解が、あなたの話をダラダラ長く、わかりにくくしている!話を整理するポイントは、「たった4行にまとめる」こと。仕事でプライベートでアドバンテージをキープできる、論理的にわかりやすく伝える技術が身につく本。

 


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