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コピーライター川上徹也さん×グラフィック・クリエイター春仲萌絵さん〈日本語エンタメ本〉『もえとかえる ことばのふしぎ大冒険』が刊行

フジサンケグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞などの受賞歴を持ち、数多くの著作があるコピーライター・川上徹也さんと、各種イベントやテレビ、ラジオなどでグラフィックレコーディングを行っているグラフィック・クリエイターの春仲萌絵さんがタッグを組んだ子ども向けの書籍『もえとかえる ことばのふしぎ大冒険』が講談社より刊行されました。

 

「おにぎり」と「おむすび」は何がちがうの? 大人も知らない日本語のナゾが丸わかり!

本書は、小学生の女の子・もえが、古風な出で立ちで人語をしゃべる「かえる大納言」に出会い、日常生活にあふれる「日本語のなぞ」をいっしょに解き明かしていく、新感覚の日本語エンタメ本です。

【内容について】

●「おにぎり」と「おむすび」はなにが違う?
●緑色なのに「青信号」とよぶのはなぜ?
●大手町(おおてまち)と永田町(ながたちょう)、「町」の読み方が違う理由は?
●日本語にはなぜたくさんの一人称があるのか?
●「日本」の読み方は「ニホン」? それとも「ニッポン」?
●どうしてアメリカのことを「米国」とよぶ?
●「卵焼き」と「玉子焼き」はどう使い分ける?

……などなど、子どもに質問されたら大人も答えられない言葉の素朴な疑問を、マンガやイラストたっぷりでわかりやすく解説。
オノマトペな人称代名詞、助数詞、同音異義語なども楽しく学べ、子どもが国語学習に興味を持つきっかけになる一冊となっています。

 

著者プロフィール

 
■川上徹也(かわかみ・てつや)さん

コピーライター。大阪大学人間科学部卒業後、広告会社勤務を経て独立。「物語」の持つ力をマーケティングに取り入れた「ストーリーブランディング」の第一人者として知られる。言葉のプロとして日本語の成り立ちや語源についても研究を続けており、その奥深さや美しさを「やさしく深くおもしろい」をモットーに伝えていくことを使命として、作家活動を続けている。

著書に『マンガで笑って、言葉の達人! 超こども言いかえ図鑑』(Gakken)、『仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ』(ポプラ社)、『ザ・殺し文句』(新潮社)、『400年前なのに最先端! 江戸式マーケ』(文藝春秋)などがある。海外でも20冊以上が翻訳されている。

 
■春仲萌絵(はるなか・もえ)さん

1997年生まれ、埼玉県出身。跡見学園中学・高校、学習院大学経済学部経営学科卒業。2017年よりグラフィックレコーディングを開始し、多くのイベントや会議、セミナー等へ参加。グラレコのほかに図解イラストやホワイトボードアニメーションなど、グラフィックの力を使って想いを彩る「グラフィック・クリエイター」として幅広く活動中。やわらかさ、あたたかさ、エモさにこだわった手描きイラストや文字での表現を得意とする。

主な仕事として『400年前なのに最先端! 江戸式マーケ』(著:川上徹也さん/文藝春秋)の図解イラスト、テレビ朝日「おるおるオードリー」やTOKYO FM「山崎玲奈の誰かに話したかったこと。」(ダレハナ)でのグラレコなどがある。

 

もえとかえる ことばのふしぎ大冒険
川上 徹也 (文), 春仲 萌絵 (絵)

花札が好きな小学生・もえの前に、きゅうに言葉を話すカエルがあらわれた!
『麿のことは「かえる大納言」とよぶように』

「おにぎりとおむすびの違いってなに?」
「緑色なのに『青信号』とよぶのはなぜ?」
「アメリカのことを『米国』とも書く理由は?」
「『わたし』『オレ』『拙者』『まろ』……日本語はなぜこんなに一人称が多い?」

などなど、よくよく考えれば理由がわからないさまざまな日本語のふしぎを、やたら日本語にくわしいカエルが徹底解説!(でもわからないことも多い……)

●日本語にオノマトペ(擬音語、擬態語)が多いわけ
●浅草(あさくさ)にある浅草寺(せんそうじ)のなぞ
●ひらがなとカタカナ、どっちが先に生まれた?
●日本は「にっぽん」?「にほん」?
●「卵焼き」と「玉子焼き」って同じもの?
●大手町(おおてまち)と永田町(ながたちょう)、漢字の読み方はどうやって決まる?
●二十歳のことを「はたち」と読むわけ
●「越南」、これはどこの国のこと?
……などなど

知れば知るほどおもしろい、日本語のなぞをめぐる大冒険に出かけよう!

 


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