砂村かいりさん『黒蝶貝のピアス』がモモコグミカンパニーさんの推薦帯で出荷 砂村かいりさん×モモコグミカンパニーさん対談も公開
「いい意味で予想を裏切られ楽しかったです。人間像が鮮明だしドラマを見ているようで、頭の中では実写化されていました。」
――モモコグミカンパニーさん
4月の刊行前から書店員を中心に絶賛の声が多数寄せられ、刊行後も新聞やSNS等で紹介されるなど評判を呼んでいる、砂村かいりさんの話題作『黒蝶貝のピアス』(東京創元社)が、BiSHのメンバー・モモコグミカンパニーさんの推薦帯での出荷を6月下旬より開始します。
本書は、「かつてアイドルとして活動していた社長」と「その姿に憧れていた新入社員」が出会い、すれ違いや困難の果てにたどり着く、年齢や立場を越えた先の物語です。
砂村かいりさん×モモコグミカンパニーさん対談「カメラをむけられないけれど、生活は続く」をWeb公開
人間関係や、人と人の距離感が大きなテーマとなっている『黒蝶貝のピアス』の刊行を記念して、砂村かいりさんと、2023年6月29日の東京ドームでのライブをもって解散を発表しているBiSHのモモコグミカンパニーさんの対談が行われ、リアルサウンド ブックより公開されました。
『黒蝶貝のピアス』についてモモコグミカンパニーさんは「いい意味で予想を裏切られ楽しかったです。」「人って信頼していいんだなって思えます。」など、作品についての感想を話しています。
対談はさらにモモコグミカンパニーさんの近著『御伽の国のみくる』について、またおふたりの“アイドル”に対する思いや、アイドル活動を終えた先のお話など、多方面にわたり深く語り合う内容になっています。
★対談〈砂村かいり×モモコグミカンパニーが語る、アイドル活動を終えた後の人生 「カメラをむけられないけれど、生活は続く」(リアルサウンド ブック)〉:https://realsound.jp/book/2023/06/post-1342931.html
東京創元社ではこの対談の中からモモコグミカンパニーさんの写真と絶賛コメントを掲載した帯を作成。『黒蝶貝のピアス』に巻いて6月下旬から出荷を開始する予定です。
※書店店頭に帯付き商品がない場合は注文可能です。その際は「モモコグミカンパニーさんの帯付きを希望」とお伝えください。
※ネット書店では帯が付かない可能性があります。
『黒蝶貝のピアス』について
【あらすじ】
前職で人間関係につまずき、25歳を目前に再び就職活動をしていた環は、小さなデザイン会社の求人に惹かれるものがあり応募する。面接当日、そこにいた社長は、子どもの頃に見た地元のアイドルユニットで輝いていた、あの人だった──。
アイドルをやめ会社を起こした菜里子と、アイドル時代の彼女に憧れて芸能界を夢見ていた環。ふたりは不器用に、けれど真摯に向き合いながら、互いの過去やそれぞれを支えてくれる人々との関係性も見つめ直してゆく。年
齢、立場、生まれ育った環境──全てを越えた先の物語。
著者プロフィール
著者の砂村かいり(すなむら・かいり)さんは、2020年に第5回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛部門〈特別賞〉を『炭酸水と犬』『アパートたまゆら』で二作同時受賞し、2021年3月に同2作品を単行本としてKADOKAWAより刊行。
軽やかな筆致と丁寧に書き込まれた人物造形で織りなす人間ドラマが魅力の注目の新鋭。ベトナムコーヒーとピスタチオが好き。
なお、第5回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛部門〈特別賞〉を受賞した砂村かいりさんのデビュー作『アパートたまゆら』は2023年5月に文庫化され、創元文芸文庫より刊行されています。
黒蝶貝のピアス 砂村 かいり (著) わかり合えなくても支え合おう。 社会人生活に疲労や疑問を感じ転職活動をする環は、小さなデザイン事務所の求人に惹かれるものがあり応募する。面接当日、そこにいた社長は、かつて憧れた地元のアイドルユニットで一番輝いていた、あの人だった――。アイドルを辞め会社を興した久里子と、アイドル時代の彼女に憧れて芸能界を夢見ていた環は、互いに距離を探りながら、それぞれの過去やコンプレックスを見つめ直してゆく。年齢や立場を越えた先にある”絆”を描く、魂を揺さぶる物語。 装画:カチナツミ |
【関連】
▼砂村かいり × モモコグミカンパニーが語る、アイドル活動を終えた後の人生 「カメラをむけられないけれど、生活は続く」|Real Sound|リアルサウンド ブック
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