書泉トレンド趣味大賞2018 大賞は「東京食べ歩き」に決定！『東京実用食堂』の鈴木隆祐さんを「勝手に」表彰！

2017年11月25日 2:53 PM 受賞

大手書店の書泉は、来年度流行るに違いない趣味を“趣味人専用書店”書泉のスタッフが選ぶ「書泉トレンド趣味大賞」の2018年度の受賞趣味を発表しました。

「書泉トレンド趣味大賞2018」大賞は「東京食べ歩き」

今年10月に書泉各店で開催された各フロアのスタッフが選定した趣味10個の“ノミネート趣味”関連書籍を展開する「書泉趣味十選2018」にて特に大きな反響を受け、大賞を受賞したのは「東京食べ歩き」です。　

書泉は、大賞になった趣味を普及することに貢献したとして、食べ歩きをライフワークにしており、東京の名店を総ざらいした著書『東京実用食堂』（日本文芸社）他によって、作家・鈴木隆祐さんを“勝手”に表彰しました。

【書泉トレンド趣味大賞2018】
大賞「東京食べ歩き」
2位「クルーズの旅」
3位「マンホールカード集め」

鈴木隆祐さんの受賞コメント

この度は「書泉趣味十選１位」に選んでいただき光栄です。
しかし、１年も前の本ですが、来年のトレンドとは、やはり先を見据え過ぎたのかなw。

“実用食堂”とは単なるB級グルメの意訳ではなく、自分が育った東京という町の、庶民的だが個性的な味の数々へのオマージュを表す言葉です。本書を片手にそんな温故知新を楽しんでもらえたら、著者冥利に尽きるというもの。

また昨今、「絶メシ」という言葉も流行りつつありますが、それは高崎市のサイトから発せられた、絶滅寸前の食堂を守ろうという取り組みです。自ずとこの本も東京中のそんな店を取り上げてもいます。

実は次回作はそこに自分のもう一つのテーマである学校を絡め、全国区で展開した自信作。『名門高校青春グルメ』（仮）というタイトルで、来年１月には発売となる運びです。そちらもぜひご期待いただきたいと思います！

鈴木リュウスケ

書泉トレンド趣味大賞とは

趣味人専用書店「書泉」が「この趣味こそ、来年度流行ること間違いなし！」と認定する賞。大賞になった趣味の普及に貢献した人・団体を勝手に表彰します。

書泉スタッフが選んだ来年度流行ると予想する趣味10個を選ぶフェア「書泉趣味十選」において、関連商品の売上ならびにお客様の反響から、総合的に判断し、決定されます。

★「書泉トレンド趣味大賞2018」詳細ページ：https://www.shosen.co.jp/fair/65525/

「書泉トレンド趣味大賞2018　受賞趣味オススメ本コーナー」フェアも開催

書泉グランデ（神保町）1階、書泉ブックタワー（秋葉原）1階では、「東京食べ歩き」はもちろん、書泉トレンド趣味大賞2位を受賞した「クルーズの旅」、および3位の「マンホールカード集め」を含めた受賞趣味3つの関連書籍を集めて、コーナー展開中です。

さらに、12月15日からは、大賞を受賞した趣味「東京食べ歩き」は、同フロアにて1年間、テーマをかえながら関連のオススメ書籍を展開することも決定。

書泉トレンド趣味大賞2018　受賞趣味オススメ本コーナー

【フェア概要】
・開催期間：2017年11月15日（水）～12月15日（金）
・開催場所：書泉グランデ（神保町）1階、書泉ブックタワー（秋葉原）1階
・内容：「書泉トレンド趣味大賞」受賞趣味の関連書籍を展開。

※詳細は、https://www.shosen.co.jp/fair/65540/ をご覧ください。

東京実用食堂
とっておきの店を数え上げたら、共通項は「ファミレスっぽい」？　ガチで今を生きるメシ屋は「安い・早い・ガッツリ」の三拍子揃い、満艦飾のメニューがお約束──までは昭和レトロ食堂と変わらないが、おいしさと濃やかなサービスはさらに問われる要素。だからこそ、家族連れでも賑わい、人品卑しからぬ夫婦連れもそこで息抜きをしている。言うなれば、それこそが昭和後期の外食ＤＮＡ。これを受け継いだ、「街場ファミレス」ともいうべき実用食堂はかくも健闘している！

■著者について
1966年長野県生まれ、東京西半分育ち。法政大学在学中より出版社に籍を置き、フリー転身後は教育、ビジネスをフィールドに『名門中学最高の授業』(学研新書)、『全国創業者列伝』(双葉新書)ほか著書多数。食べ歩きはライフワークで、『東京B級グルメ放浪記』『愛しの街場中華』(以上、光文社知恵の森文庫)はその代表作である。