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【日本ファンタジーノベル大賞】柿村将彦さん『権三郎狸の話』(『隣のずこずこ』に改題)が受賞

「日本ファンタジーノベル大賞2017」の選考結果が発表され、柿村将彦さんの『権三郎狸の話』(『隣のずこずこ』に改題)が受賞作に選ばれました。

 

「日本ファンタジーノベル大賞 2017」について

「日本ファンタジーノベル大賞 2017」は、日本語で書かれた自作未発表の創作ファンタジー小説を公募する文学賞です。一般財団法人「新潮文芸振興会」が主催、読売新聞社が後援。受賞作品は新潮社から単行本として刊行されます。

なお、同賞は以前、「日本ファンタジーノベル大賞」として開催され、第25回(2013年度)を機に休止していましたが、今回、「日本ファンタジーノベル大賞 2017」として再スタート。以前は、読売新聞東京本社と清水建設(第10回までは三井不動産販売)が主催し、新潮社が後援という体制でした。

 

「日本ファンタジーノベル大賞 2017」は、柿村将彦さんが受賞

今回、『権三郎狸の話』(『隣のずこずこ』に改題)で「日本ファンタジーノベル大賞 2017」大賞を受賞した柿村将彦さんには、賞金300万円が贈られます。

選考委員は、恩田陸さん(作家)、萩尾望都さん(漫画家)、森見登美彦さん(作家)。

なお、候補作品は、以下の4作品でした。

【候補作品】
如月新一さん『ここは愉快な透明の世界 』
篠宮深琴さん『爪が消える』
柿村将彦さん『権三郎狸の話』(『隣のずこずこ』に改題)
淤可見明さん『御骨奇譚』

 
【関連】
日本ファンタジーノベル大賞 2017 | 新潮社
「日本ファンタジーノベル大賞2017」スタート記念座談会| 新潮社

 


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