八目迷さん「第13回小学館ライトノベル大賞」ガガガ賞&審査員特別賞W受賞作『夏へのトンネル、さよならの出口』が劇場アニメ化!
2019年に第13回小学館ライトノベル大賞においてガガガ賞と審査員特別賞のW受賞を果たした、八目迷さんのジュブナイルSF『夏へのトンネル、さよならの出口』(イラスト:くっかさん)が劇場アニメーション化され、2022年9月9日(金)より公開されます。
ガガガ文庫『夏へのトンネル、さよならの出口』が劇場アニメーション公開決定! 監督は田口智久さん、制作はCLAPが担当
『夏へのトンネル、さよならの出口』は、“中に入ると歳を取る代わりに欲しいものが手に入る”「ウラシマトンネル」という都市伝説にまつわる、ひと夏のボーイミーツガール作品。
過去に最愛の妹を亡くし欠落を抱えて生きる主人公と、ある悩みを持つ転校生の少女が、「ウラシマトンネル」から互いの“欲しいもの”を手に入れようとする……という物語です。
監督は『アクダマドライブ』『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION絆』を手掛けた田口智久さん、アニメーション制作をCLAP(『映画大好きポンポさん』)が担当します。
<原作者・八目迷さんからのコメント
作家としてデビューしたときから映画化は大きな憧れでした。それが実現することに、今でも新鮮な驚きがあります。スタッフの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
『夏へのトンネル、さよならの出口』は、いつか夢見た理想の夏を舞台にしたボーイミーツガールです。どこか懐かしくて儚い、そんな小説になるよう物語を綴りました。劇場アニメになれば、より深く理想の夏に潜り込めるんじゃないかとすでにワクワクしています。
映画の公開を心待ちにしております。
『夏へのトンネル、さよならの出口』あらすじ
<あらすじ>
時空を超えるトンネルに挑む少年と少女の夏。
海に面する田舎町・香崎。
夏の日のある朝、高二の塔野カオルは、「ウラシマトンネル」という都市伝説を耳にした。
それは、中に入れば歳を取る代わりに欲しいものがなんでも手に入るというお伽噺のようなトンネルだった。その日の夜、カオルは偶然にも「ウラシマトンネル」らしきトンネルを発見する。
最愛の妹・カレンを五年前に事故で亡くした彼は、トンネルを前に、あることを思いつく。
――「ウラシマトンネル」に入れば、カレンを取り戻せるかもしれない。
放課後に一人でトンネルの検証を開始したカオルだったが、そんな彼の後をこっそりとつける人物がいた。転校生の花城あんず。クラスでは浮いた存在になっている彼女は、カオルに興味を持つ。二人は互いの欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶのだが……。
優しさと切なさに満ちたひと夏の青春を繊細な筆致で描き、第13回小学館ライトノベル大賞のガガガ賞と審査員特別賞のW受賞を果たした感動作。
夏へのトンネル、さよならの出口 (ガガガ文庫) 八目 迷 (著) 「ウラシマトンネルって、知ってる?そこに入れば欲しいものがなんでも手に入るんだけど、その代わりに年を取っちゃうの―」。そんな都市伝説を耳にした高校生の塔野カオルは、偶然にもその日の夜にそれらしきトンネルを発見する。―このトンネルに入れば、五年前に死んだ妹を取り戻すことができるかも。放課後に一人でトンネルの検証を始めたカオルだったが、転校生の花城あんずに見つかってしまう。二人は互いの欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶのだが…。かつて誰も体験したことのない驚きに満ちた夏が始まる。 【編集担当からのおすすめ情報】 |
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▼映画『夏へのトンネル、さよならの出口』公式サイト
▼映画「夏へのトンネル、さよならの出口」(@natsuton_anime) / Twitter