「サンデー毎日」創刊100周年記念!五木寛之さん人気連載を書籍化『折れない言葉』が刊行 100周年記念号にはコメント、インタビューを掲載
毎日新聞出版は、今年100周年を迎えた週刊誌『サンデー毎日』連載中の「ボケない名言」をまとめた、五木寛之さん著『折れない言葉』を刊行しました。
「明日できることは、明日やろう」明言を信じて、わたしは今日まで生きてきた――。
『折れない言葉』は、90歳を迎えた作家・五木寛之さんを支えてきた数々の「名言」を一冊にまとめたものです。
五木さんは、心が折れそうになった時、何もかも投げ出したくなったとき、役に立った言葉は、世の中にあふれかえる月並みな格言、ことわざが多かったといいます。
身近な言葉を作家がどう解釈し、どのように糧にしてきたのか、読みどころのひとつです。さらに古代中国の思想家、旧友の作家たち、読書で発見したもの、仏教の言葉……さまざまな言葉が登場します。
どれも五木さんの実生活のなかで実際に役立ったものばかり。名言をめぐる、励ましにみちたエッセイ集です。
3月29日発売の『サンデー毎日』4月10日号では、創刊100周年記念特集を掲載。小宮悦子さん、森村誠一さん、吉行和子さん、西原理恵子さん、野田聖子さん、徳岡孝夫さん、阿木燿子さん、立木義浩さんらから届いた「サンデー毎日に言いたい!」を掲載しています。
また、五木寛之さんの特別インタビューも掲載。五木さんは「週刊誌というのは新聞と一線を画するべきだと思います。なにくそというエネルギーの元になる。もっと行儀が悪くていいんじゃないですか(笑)」とエールを送っています。
著者プロフィール
著者の五木寛之(いつき・ひろゆき)さんは、1932(昭和7)年9月生まれ。福岡県出身。幼少期を朝鮮半島で過ごし47年引揚げ。52年早稲田大学入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライター等を経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で第6回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年『青春の門』筑豊編ほかで第10回吉川英治文学賞、2002年、第50回菊池寛賞、04年、第38回仏教伝道文化賞、10年『親鸞』で第64回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
『朱鷺の墓』『戒厳令の夜』『蓮如』『風の王国』『大河の一滴』『他力』『天命』『林住期』『人間の関係』『下山の思想』『孤独のすすめ』『眠れぬ夜のために』など著書多数。
折れない言葉 五木 寛之 (著) この一冊の本のなかには、私が実際に日々を生きているなかで、大きな支えとなった言葉を自由に選んで感想をのべてみた。 |
サンデー毎日 2022年 4/10号【創刊100周年記念号】
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