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映画「Summer of 85」原作本『おれの墓で踊れ』が文庫化&電子書籍化

文庫版 映画ビジュアル全面帯で発売!

文庫版 映画ビジュアル全面帯で発売!

徳間書店は、世界三大映画祭の常連にして、世界中から新作を待ち望まれているフランス映画界の巨匠フランソワ・オゾン監督による最新作「Summer of 85」の日本公開を記念して、原作『おれの墓で踊れ』(著:エイダン・チェンバーズさん、訳:浅羽莢子さん/日本での初版1997年)の文庫版、電子書籍版を8月11日に刊行しました。

発売を記念して、映画「Summer of 85」と共同でプレゼントキャンペーンも開催されます。

 

YA文学の記念碑的作品『おれの墓で踊れ』が巨匠フランソワ・オゾン監督により映画化!

『おれの墓で踊れ』は、英作家のエイダン・チェンバーズさんが1982年に発表した青春小説の金字塔で、日本では徳間書店より1997年に単行本として発刊。以降、YA(ヤングアダルト)文学の記念碑的作品としてロングセラーとなっています。この度の映画化を機会に、より多くの読者に本書を届けるため文庫化、電子書籍化されることとなりました。

文庫版書影(※映画ビジュアル全面帯を外した状態です)

文庫版書影(※映画ビジュアル全面帯を外した状態です)

【『おれの墓で踊れ』あらすじ】

16歳の少年ハルは、船を転覆させた時に18歳の少年バリーに助けられ、恋に落ちた。だが常に一緒に行動する幸せな時間は、長くは続かなかった。バリーはハルを重荷に感じ始め、激しい口論の直後、事故で死んでしまう。混乱し自分を責めるハル。そしてバリーとかわした誓いが甦り…? 巧みな構成で恋を失った少年の混乱と再生を描く青春小説。

 
※2人の運命的な出会いが読める、冒頭の第一部を途中までを、https://www.tokuma.jp/book/b585791.html より試し読みできます。

 

著者プロフィールTwitter【おれの墓で踊れ 心揺さぶる言葉】プレゼントキャンペーン概要

抽選で20名に映画グッズをプレゼント!
(1) @tokumashoten_pr をフォロー
(2) 動画内で気になる言葉を「スクショ」&「 #おれの墓で踊れ」を付けてその画像を引用ツイート!

徳間書店 広報宣伝部 公式Twitter上で、原作本『おれの墓で踊れ』に登場する、”心揺さぶる言葉”を集めたルーレットを使ってチャレンジするプレゼントキャンペーンを実施します。

徳間書店 広報宣伝部 公式Twitterアカウント(@tokumashoten_pr)をフォローし、キャンペーンツイートを引用ツイートする形で、ルーレット内のお好きな言葉が表示された画面のスクリーンショットと、ハッシュタグ「#おれの墓で踊れ」を付けて投稿して下さい。抽選で20名に映画グッズをプレゼントいたします。

 
■応募期間:2021年8月11日(水)~9月10日(金)

■賞品
◎映画ポスター(B2サイズ):5名
◎映画オリジナルステッカー(3枚セット):15名
※当選者には後日DMにて連絡します。

 

著者プロフィール

著者のエイダン・チェンバーズ(Aidan Chambers)さんは、1934年イギリス北部生まれ。15歳から文章を書き始める。ロンドンで教職課程を終え、この物語の舞台となったサウスエンド・オン・シーで英文学と演劇を教え始める。1960年代にはグロスターに移り、教師を続けながら僧院の僧となる。僧院での生活で「沈黙と熟考の大切さ」を認識したという。

1968年に児童書の書評専門誌の編集に携わっていた夫人と結婚、1970年には夫妻で出版社を興し、児童書の書評誌の出版を始め、現在も各国の優れた児童書をイギリスに紹介。この業績に対し1982年にはエリナー・ファージョン賞を贈られた。

『ブレイクタイム』(1978・未訳)、『おれの墓で踊れ』(徳間書店)、『ザ・トール・ブリッジ』(1992・未訳)等、寡作ながら質の高い作品を送り出す作家として注目を集め、『二つの旅の終わりに』(徳間書店)でカーネギー賞とプリンツ賞を、2002年には国際アンデルセン賞を受賞した。

 

徳間書店 児童書編集長・小島範子さん コメント

「おれによりかかるな、重たいんだ」残酷な言葉を残して、あいつは事故で死んだ…。
これは、『おれの墓で踊れ』1997年初版刊行時の帯の文章。まさに作中の主人公ハルと友人バリーの関係が表れた一文です。当時、この帯にひかれて手に取った十代も多かったそう。オゾン監督は「自分が最初に映画を撮るならこの物語」と語っており、映画の隅々まで原作への敬意が感じとれます。映画を見た方にはハルの心の機微がわかる原作を読んでほしいですし、先に本を読んだ方には、映画で情景や空気感を味わってほしいと思います。

 

映画「Summer of 85」 8月20日(金) 全国順次公開予定!

(c) 2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINEMA-PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES

(c) 2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINEMA-PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES

フランソワ・オゾン監督、映画製作の原点となった小説を映画化
運命の出会いと永遠の別れ、狂おしくも切ない初恋に溺れたあの夏─
少年同士の瑞々しい刹那の恋に魂が震える、最高純度のラブストーリー。

 
■8月20日(金)公開
新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国順次公開

■キャスト:フェリックス・ルフェーヴル、バンジャマン・ヴォワザン、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、メルヴィル・プポー

■監督・脚本:フランソワ・オゾン

■原作:エイダン・チェンバーズ
音楽/ジャン=ブノワ・ダンケル

■配給:フラッグ、クロックワークス

★公式サイト:https://summer85.jp/ 【PG-12】

 

■文庫版

おれの墓で踊れ (徳間文庫)
エイダン・チェンバーズ (著), 浅羽莢子 (翻訳)

フランソワ・オゾン監督「Summer of 85」原作!
’21年8月公開 

はじめての「心の友」を失い、傷つき混乱する16歳の少年の心理を深く描いた話題作。

16歳の少年ハルは、「死んだ友人の墓を損壊した」という罪で逮捕された。
だが「なぜそんなことを」という問いに、ハルは答えようとしない。
深夜、18歳で死んだ友人バリーの墓で、ハルは何をしようとしていたのか。
バリーはなぜ死んだのか…

ハルが唯一信頼する教師オズボーンの勧めで書き始めた手記から、次第に、ハルとバリーの絆と破局、ふたりが交わした誓いが明らかになる…。

最も残酷な形で恋を失った少年の混乱と再生を描く、心に響く青春小説。

■好評につき、既刊単行本も重版決定!今後映画ビジュアル帯にて展開

おれの墓で踊れ 単行本
エイダン チェンバーズ (著), Aidan Chambers (原著), 浅羽 莢子 (翻訳)

 
【関連】
映画『Summer of 85』公式サイト

 


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