【第9回大阪ほんま本大賞】大島真寿美さん『渦 妹背山婦女庭訓魂結び』が受賞 2019年には直木賞も受賞
OsakaBookOneProject実行委員会は、大阪の本屋と問屋が大阪ゆかりの”ほんまに読んでほしい本”を選ぶ「第9回大阪ほんま本大賞」の受賞作品を発表しました。
第9回大阪ほんま本大賞が決定!
第9回大阪ほんま本大賞の受賞作品は次の通りです。
<第9回大阪ほんま本大賞 受賞作品>
大島真寿美(おおしま・ますみ)さん
『渦 妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)魂結び(たまむすび)』(文藝春秋)
受賞者の大島真寿美さんは、1962年生まれ。愛知県名古屋市出身。1992年「春の手品師」で文學界新人賞を受賞しデビュー。2019年『渦 妹背山婦女庭訓魂結び』で直木賞を受賞。
なお、関西一円の書店で展開される受賞フェアは、8月3日に発売される文庫版(文春文庫)を対象として実施されます。
「大阪ほんま本大賞」について
大阪ほんま本大賞は、大阪の本屋と問屋の有志が立ち上げた「OsakaBookOneProject」が主催し、大阪ゆかりの「ほんまに読んで欲しい1冊」を決定する文学賞です。
なお、翌年1月末まで、大阪および関西近隣の全書店で受賞作の販促を展開し、販売期間内に書店店頭で販売された金額の一部が、大阪府社会福祉協議会を通じて行われる児童福祉施設への図書寄贈費に充てられます。
渦 妹背山婦女庭訓 魂結び (文春文庫) 大島 真寿美 (著) 江戸時代の大坂・道頓堀。穂積成章は父から近松門左衛門の硯をもらい、浄瑠璃作者・近松半二として歩みだす。だが弟弟子には先を越され、人形遣いからは何度も書き直させられ、それでも書かずにはいられない。物語が生まれる様を圧倒的熱量と義太夫のごとき流麗な語りで描く、直木賞&高校生直木賞受賞作。 |
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