「日本標準時子午線」制定135年!『あかし本』より「第一部 時のまちを創る」を期間限定で無料公開
東経135度が日本標準時子午線に制定されてから、2021年7月12日で135年となります。
明石の子午線上の出版社・株式会社ペンコムでは、これを記念して、「ときのまち明石」をひもといた『あかし本 時のまちを創る 海のまちに生きる』(編:神戸新聞明石総局)から、「第一部 時のまちを創る」編を無料公開中です。
『あかし本』について
『あかし本』は、副題に「時のまちを創る 海のまちに生きる」とあるように、明石の代名詞でもある「時」と「海」について詳しく紹介した本です。
著者は神戸新聞明石総局。神戸新聞明石版で連載された「トキのまち明石から」(2014年6月11日~2015年6月18日)と「ウミのまち明石から」(2015年3月15日~2016年2月14日)を、一部加筆・修正して収録しています。
【「第一部 時のまちを創る」無料公開サイトについて】
■公開期間:7月3日(土)~7月31日(土)
★URL:https://pencom.co.jp/archives/15134
「日本標準時制定」とは
1984年(明治17年)年、国際子午線会議にて、イギリスの グリニッジ天文台を通る子午線を、世界中の経度と時刻の基準となる「本所子午線」とすることを決定しました。そこから経度が15度隔たるごとに1時間ずつ時差を持つ時刻を、世界各国が使用することになりました。
この決議に基づき、日本では、2年後の1886 (明治19)年7月12日、勅令第51号「本書子午線軽度計算方及標準時の件」によって、東経135度を日本標準時子午線に制定。1888 (明治21)年1月1日午前0時0分、日本標準時の使用が始まりました。
この勅令、署名の日付は12日なのですが、公布されたのが13日だったため、制定記念日を7月13日とする人もいます。
※以上は、「あかし本」P79より抜粋。
あかし本 時のまちを創る 海のまちに生きる 神戸新聞明石総局 (著) 【明石市漁業組合連合会 推薦書】 【彫画家 伊藤太一さん絶賛】 ■「時のまち」「魚のまち」として、都市ブランディングを成功させている兵庫県明石市。 本書では、明石のキーワードを代表する「時」「海」にフォーカスし、そこにかかわる「人々」への取材から、「あかし」を解明するとともに、「時のふしぎ」や「海のさかな」を紹介していく。 ■すべては「人の熱さ」に触れたことから始まった。 本書は、神戸新聞明石版に掲載された連載企画「トキのまち明石から」(22014年6月11日~2015年6月18日)、 ■時のまちを創る<子午線をまち文化に> ■海のまちに生きる<漁師の技術> ■バードアイ「空遊記」 |
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