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阿隅和美さん『心をつかみ思わず聴きたくなる話のつくり方』発売 「きれいに話すだけのアナウンサーはいらない」と番組をクビに

元NHKキャスター・阿隅和美さ い」と3ヵ月で番組をクビに

元NHKキャスター・阿隅和美さ
い」と3ヵ月で番組をクビに

1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」にて、元NHKキャスター・阿隅和美さんの『心をつかみ思わず聴きたくなる話のつくり方』発売を記念し、阿隅さんのインタビュー動画を掲載。阿隅さんが、作品についてじっくりと語っています。

★本編再生はコチラ!
http://www.hon-tube.com/pc/movie.php?movieid=2090

 

「きれいに話すだけのアナウンサーはいらない」と3ヵ月で番組をクビに

動画投稿サイト「本TUBE」を運営する旭屋書店では、阿隅和美さんの新刊『心をつかみ思わず聴きたくなる話のつくり方』発売を記念し、著者インタビューを実施しました。

中部日本放送アナウンサーを経てNHKBS『東京マーケット情報』キャスターを10年、アナウンサー歴20年の阿隅さん。のべ3000回のインタビュー、のべ20000人以上の前で話してきた経験から、現在は話し方コンサルタント兼WACHIKA代表として、プレゼン・コミュニケーションの研修・トレーニング・講演・コンサルティングを行っています。

まずは、現在の仕事を始めるきっかけとなったエピソードを伺ってみると・・・

「出産を機に5年間専業主婦を経て、アナウンサーの仕事に復帰したのですが、上手く話せなくなってしまったんです。テレビショッピングのパーソナリティーのお仕事をいただいたんですけど、3ヵ月でクビになりました。それまで一応NHKのキャスターとして10年近くニュースを読んできて、自分の中では頑張っているつもりだったんですが…。何でクビになるのか?と愕然としました。その時、『きれいに話すアナウンサーはいらない、売れなきゃしょうがない』と言われました。要するに、私が担当する商品が売れなかったんです。そこで、私の話って響いてないんだ、と思い知らされました。」

どうすれば観てる人の心を動かしておすすめする商品を欲しいと思ってもらえるのか?その答えを追求し始めたことが、講師の仕事のきっかけにつながったという阿隅さん。発想の転換から講師の仕事は大成功を収め、今回の執筆にも至ります。

「実際に私が視聴率を取れなかった時って、自分が主役だったんですね。復帰後もう一花咲かせたいみたいなところがあって、視聴者たちを主役にしていなかった。だから、心が動いてくれなかったんですよね。自分が伝えたいことを聞いてもらうには、聞き手に自分事として捉えてもらうことが大切なんです。そこを皆さんにお伝えしたいと思って。」

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限られた時間で、自分を相手に理解してもらうノウハウが満載

これまでアナウンサーといえば、正しくてきれいな話し方や発音のプロフェッショナルというイメージが強かったですが、阿隅さんはそういった“表”の部分ではなく、あえてアナウンサーの“裏”に着目して、本書の企画を考えたと言います。

「アナウンサーは表面でにこやかに話しているんですけど、裏でどういう風に話を組み立てているのか?1分とか30秒でしっかりと内容を入れて、さらに数字を取るということを毎日課せられている中で、どういう風に話を作って、それをコンスタントにやっているのか、ここに書きたかったんですね。企業研修やプライベートトレーニングにビジネスパーソンが沢山いらっしゃっているんですけど、いま生産性とか働き方改革で会議を短縮するために長い話が嫌われちゃう。『どうしたら良いですか?』という方が増えている。そういう方たちに読んでいただきたい。」

営業職や販売スタッフであっても、モノやサービスを売り込むのには慣れていますが、“自分を売り込む”ことが苦手な方が意外と多いそうです。各商品の差別化が難しい昨今だからこそ、価格面だけではなくて、まずお客様に自分を良く分ってもらうことが大事なのだということです。

限られた時間で、自分を相手に理解してもらうノウハウが満載。ビジネスパーソンはもちろんのこと、就活生の面接対策にもおすすめです。アナウンサーが持つスキルの中でも、これまであまり着目されていなかった部分を集約した一冊です。

 

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心をつかみ思わず聴きたくなる話のつくり方
「論理的な提案なのに通らない」
「相手の反応がない、退屈そうで興味を示さない」
「『忙しいからまとめて話して』と言われる」
「『で、要するに何が言いたいの?』と詰められる」
「『話がわかりにくい』と言われることがある」
「生返事で適当に聞き流される、行動してくれない」
「ちゃんと伝えたのに、相手に記憶されていない」
「自分が伝えたかったことと、違う内容で伝わっている」
「緊張すると頭が真っ白になる。何を話しているのかわからなくなる」

多くの人がこういった経験や悩みを持っているのではないでしょうか。
そして、こうしたコミュニケーションの壁を突破する方法があれば、誰もが知りたいと思うのではないでしょうか。

その方法とは、端的に言えば、話の主役を「自分」から「相手」に180度切り替える。
たったそれだけことで、今まで相手にされなかったあなたの話が、誰もが続きを聴きたくなる話に生まれ変わります。

著者は、「キャラが弱い」「地味」「コメントがつまらない」と言われ続けた時代を経て、ワイドショーのレポーターならどこでも紹介できると言われるようにまでなった元NHKキャスター・阿隅和美氏。
彼女がチャンネルを変えさせない、視聴率を獲得するために考え抜いたこの方法があれば話し方に悩む人にとって欠かすことのできない一冊になるはずです。

 
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【著者出演】心をつかみ思わず聴きたくなる話のつくり方 阿隅和美 | 本の動画投稿コミュニティサイト「本TUBE」
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