4コマ漫画専門のSNS「4コマgram」 4コマ漫画でお小遣いも稼げる新サービスも
札幌のナックルボール株式会社が、日本初の4コマ漫画専門SNS「4コマgram」をリリースしました。
ありそうでなかった、日本初の4コマ漫画専門SNSが登場
「4コマgram」は、スマホと4コマ漫画の親和性が抜群であることに着目。読む側だけでなく、描く側にもメリットを感じてもらうために、収益の中からPV数といいねによる独自のアルゴリズムで、4コマ作者にギャラを配分するというシステムです。ユーチューバーの4コマ漫画版とも言えます。
誰もが手軽に4コマ漫画を読める・描ける世の中を生み出すサービスに
ナックルボールの代表取締役・日野雄介さんは、キャリア20年のCMプランナーで普段から絵コンテを描く生活をしていることもあり、4コマ漫画の魅力をかねてから知っていたものの、雑誌の中ではどこか「箸休め」的な存在であると感じていました。
4コマ漫画ほど制限の中で人を楽しめられるクリエイティブな表現はないと思い、もっとメジャーな存在にするために4コマgramをサービス化することにしたそうです。
現在もTwitterやブログ界では、4コマ漫画の魅力でたくさんのフォロワーがいる4コマ漫画作家が多数いるものの、「それぞれが独立した存在であり4コマ漫画全体を盛り上げるには力が分散している」と考え、「4コマgramなら、誰もが作品を投稿でき、そこから自分のアカウントやブログに誘引し、新たな読者を増やせるプラットフォームとなって盛り上げる力を集中できるのでは」と思い、今回のサービスのリリースとなりました。
作者にギャランティが発生する!
さらに本サービスの着目すべき点は、作者にギャランティが発生する仕組みであることです。
運営側が承諾している、すでにプロとして活躍している作家は最初から「プロ」として認定されますが、他の作家は「アマ」からスタート。
継続的に作品を投稿し、いいねなどの評価を増やすことで「プロ」に昇格すると、ギャランティプログラムに加入でき、収益の中からギャランティとしてプールされた金額をPV数やいいねの数などからランキング化。その順位に応じてギャランティを分配していくというものです。
MAUが増えていけばプールされるギャランティも増えていき、4コマ漫画を描いて投稿するとちょっとしたお小遣い稼ぎができる世の中になることを理想としています。
書籍化やキャラクターグッズの販売なども視野に入れていますが、その売上も、掲載された作品の数などに応じてギャランティを分配します。
4コマ漫画作家が経済的にもより豊かになる仕組みづくりに注力しています。
初期のマネタイズは広告収入のみですが、いずれはナショナルクライアントの商品をネタに4コマ漫画を募集し、優勝者を決めるキャンペーンなどでの収入も考えているそうです。
まずはアプリを制作せず、SNSからの流入でファンを増しやしていく方針。
SNSでたくさんのフォロワーがいる4コマ作家やCM業界のクリエイターも参加を表明しており、すでに続々と面白い4コマ漫画が集まってきています。
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