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「おばけのアッチ リーディングミュージカル」とコラボ!角野栄子さんが読み聞かせ動画『スパゲッティがたべたいよう』公開!

角野栄子さんが読み聞かせ動画『スパゲッティがたべたいよう』公開!

角野栄子さんが読み聞かせ動画『スパゲッティがたべたいよう』公開!

「おばけのアッチ」でおなじみ、角野栄子さんによるスペシャル読み聞かせ動画『スパゲッティがたべたいよう』が公開中です。

 

「おばけのアッチ リーディングミュージカル」とコラボした、ピアノ演奏と歌もはいったスペシャルな動画を公開!

コロナ禍のなか「おうちで わらおう」をテーマに、おうち時間を楽しく過ごしてほしいという想いをこめて、角野栄子さんが「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」の記念すべき第1作目『スパゲッティがたべたいよう』を読み聞かせしてくれました。

 
パソコンに入っているソフトを、自ら操作して撮影するのはもちろん今回がはじめて。撮影場所は、角野さんのご自宅です。

「本は、声を出して、弾むような気持ちで、楽しく読んでほしい」と常々おっしゃっている角野さん。イマジネーションをふくらませてくれる、自由でのびのびとした読み聞かせにご注目ください!

 
さらにこの動画がスペシャルなのは、昨年初演されて大好評だった舞台「おばけのアッチ リーディングミュージカル」とコラボしているところ。

制作を手がけたアークスインターナショナルの全面協力のもと、舞台のオリジナル楽曲の一部が使われ、舞台作品を感じさせるようなつくりになっています。

音楽を担当した小島良太さんも出演し、読み聞かせに合わせて、ピアノを演奏してくれています。

 
アッチは、お料理をつくる時いつもお料理にまつわる歌を口ずさんでいますが、今回の歌は「スパゲッティのうた」。アークスミュージカルの生徒の子どもたちが元気いっぱいに歌っています。「トマト まとまと♪」ではじまるユーモアたっぷりの歌をぜひいっしょに歌ってみてくださいね。

 
【「おばけのアッチ リーディングミュージカル」コラボ 『スパゲッティがたべたいよう』朗読:角野栄子ver.)】

 

「おばけのアッチ リーディングミュージカル 」公演概要 〔敬称略〕

 
【相模原公演】

■日程:2021年1月23日(土)

■会場:相模原市民会館 ホール
◎住所:相模原市中央区中央3-13-15
◎最寄駅:JR横浜線 相模原駅

■原作:角野栄子・作、佐々木洋子・絵「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」(ポプラ社)

■脚本・演出:岸本功喜

■音楽:小島良太

■出演:横山だいすけ、のだこころ、石橋佑果、佐々木純、遠山美樹/奥田祐(ピアノ)、地行美穂(ヴァイオリン)、川相賢太郎(ギター)

■企画制作:アークスインターナショナル
■主催:アークスインターナショナル
■共催:相模原市民会館

※チケットの購入方法などの詳細は「おばけのアッチ リーディングミュージカル」公式サイト(http://www.rkx-t.com/acchi/)内の公演情報からご確認ください。

 
<リーディングミュージカルとは>

朗読のように本を読みながら歌や動きでストーリーを展開していくお芝居。スクリーンにうつしだされる魅力的なアッチと仲間たちの映像と、美しい生演奏と歌声のコラボレーションによる演出は、観ているみなさまそれぞれのイマジネーションをふくらませてくれます。それはまるで絵本を読んでいるのと同じような感覚……長年に渡って親しまれてきた物語の魅力を全身で体感できる、それが”リーディングミュージカル”です。

 

角野栄子さん プロフィール

角野栄子(かどの・えいこ)さんは、東京生まれ。1959年から2年間ブラジルに滞在。『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で作家デビュー。

1985年、代表作『魔女の宅急便』を刊行、野間児童文芸賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト文学賞を受賞。アニメーション化、舞台化、実写映画化された。

著書に「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ」シリーズ、『角野栄子のちいさな童話たち』(全6巻)、『ズボン船長さんの話』『トンネルの森1945』他多数。

2000年に紫綬褒章、2014年に旭日小綬章受章。2018年には国際アンデルセン賞・作家賞を受賞

 

「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ」シリーズとは

アッチはレストランにすんでいる食いしんぼうのおばけ、ソッチはあめ屋さんにすんでいる歌の好きなおばけ、コッチはとこ屋さんにすんでいるおしゃれなおばけ。アッチ、コッチ、ソッチのまわりでは、いつも「ドキドキ」と「ワクワク」がいっぱいです!

 
1979年に『スパゲッティがたべたいよう』でスタートした「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ」シリーズは、魅力的なキャラクターと自由な発想のストーリーで、子どもたちの大きな支持を集めました。親から子へと世代を超えて読み継がれています。角野栄子さんのライフワークとして毎年新刊が発表され、幼年童話のロングセラー・シリーズとしてファンを増やし続けています。

2020年11月には、シリーズ43作目となる『おばけのアッチとコロッケとうさん』が刊行されました。

2020年11月刊行『おばけのアッチとコロッケとうさん』

2020年11月刊行『おばけのアッチとコロッケとうさん』

★「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」40周年特設サイト:https://www.poplar.co.jp/chiisana-obake/

 

スパゲッティがたべたいよう (角野栄子の小さなおばけシリーズ)
角野 栄子 (著), 佐々木 洋子 (イラスト)

おばけのアッチは、とてもくいしんぼ。ある日、夕やけの空をとんでいると、下のほうからとてもいいにおいがしてきました。

おばけのアッチとコロッケとうさん: アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ43
佐々木 洋子 (イラスト), 角野 栄子 (著)

★『スパゲッティがたべたいよう』(1979年)に始まり、親から子へ、そして次の世代へと読み継がれている幼年童話のロングセラー「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」第43巻目。
角野栄子氏が、ひとり読みを始めた子どもたちのために、ライフワークとして取り組む幼年童話のシリーズです。
★おばけのアッチは「レストラン・ヒバリ」のコックさん。テレビの番組で天才コックとしょうかいされてから、お店は行列ができるほどの人気で、アッチは大とくい。けれど、ドララちゃんから「おいしくない」と言われて、けんかになってしまいます。その日、アッチが注文されたコロッケを作ると、大しっぱい。お客さんはおこって帰ってしまいます。そのコロッケをすてようとしたら、コロッケは立ちあがり、「わしはコロッケとうさんだ」と名乗ったのです! そのあとも、アッチがコロッケを作って、しっぱいするたび、コロッケとうさんがふえていって……。

 
【関連】
横山だいすけとおばけのアッチリーディングミュージカル
小さなおばけシリーズ|ポプラ社

 


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