「岩波ブックセンター」経営の信山社が破産手続き
東京・神保町で岩波書店の書籍を中心に扱う「岩波ブックセンター」を経営していた有限会社 信山社が11月25日付けで東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが分かりました。
東京商工リサーチによると、負債総額は約1億2700万円。
2000年に設立され、同社が経営する岩波ブックセンターは、人文・社会科学系の専門書、新書、文庫など、岩波書店が刊行する書籍の大部分を取り扱い、書店が集中する神保町のランドマークとして知られていました。店舗は、岩波ホールが入居する岩波神保町ビルに隣接する岩波書店アネックス内にありますが、岩波書店との資本関係はありません。
今年10月に同社代表取締役の柴田信会長が死去。事業継続が困難になり、11月23日から休業していました。
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▼(有)信山社 : 東京商工リサーチ