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【訃報】詩人・粒来哲蔵さんが死去 『孤島記』『蛾を吐く』など

詩人で、”散文詩の巨匠”粒来哲蔵(つぶらい・てつぞう)さんが6月2日死去しました。89歳。告別式は近親者で済ませています。

 
粒来哲蔵さんは、1928年山形県米沢市生まれ。福島師範学校を卒業。草野心平、中原中也らが創刊した詩誌『歴程』の同人。

1960年に詩集『舌のある風景』で第2回土井晩翠賞を、1972年に『孤島記』でH氏賞を、1977年に『望楼』で高見順賞を、2002年に『島幻記』で現代詩人賞を、2012年に『蛾を吐く』で第63回読売文学賞詩歌俳句賞を受賞。尚美学園短期大学教授、白鴎短期大学教授を歴任。

なお、詩人の粕谷栄市さんは従弟。

 

蛾を吐く―詩集
死への恐れ、生への執着、さらに性への畏敬をこめて、瀬戸際にいる己の胸の奥にある思いを、寓話風に語る。 22篇の詩にこめられた真実の言葉。

 


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