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「マイナビ出版ファン文庫Tears(ティアーズ)」創刊! 今日だけは思い切り泣いてみませんか?

「マイナビ出版ファン文庫Tears」ロゴ

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マイナビ出版は、ライト文芸の文庫シリーズ「マイナビ出版ファン文庫」のサブレーベルとして、「マイナビ出版ファン文庫Tears」を6月10日に創刊しました。

 

あなたが最後に泣いたのはいつだったか覚えていますか?

「マイナビ出版ファン文庫」で活躍する実力派作家たちを中心に書き下ろしたアンソロジーシリーズ「マイナビ出版ファン文庫Tears」は、感動して泣ける珠玉の短編集です。

創刊時には4冊を同時発売。電車、動物、会社、書店と共通のテーマのもとに、感動して泣ける物語が綴られます。

 
また、声優による朗読を聴けるオーディオブック(商品名:ファン文庫Tears朗読ブック)も、話ごとに順次発売予定です。
「読む」だけでなく「聴く」物語の世界もお楽しみください。

 

2020年6月10日創刊ラインナップ

 
『電車であった泣ける話 ~あの日、あの車両で~』

本書では「電車」にまつわる、車内やホームでのショートストーリーを収録。
通勤や通学で電車を使われている方なら、より強く感情移入できる物語を届けます。

 
<執筆陣> ※敬称略
◎溝口智子「待ち続けた電車」
◎浅海ユウ「ばあちゃんのゲームソフト」
◎楠谷佑「雨と電車と少年と」
◎小野崎まち「仮面屋廻向録」
◎国沢裕「貫通扉の向こう側」
◎杉背よい「光へとつづく」
◎那識あきら「その時、その場所で」
◎猫屋ちゃき「今度の休み、どこへ行こうか」
◎浜野稚子「空のメモ」
◎迎ラミン「虹色電鉄」
◎矢凪「まだ見ぬキミへの贈り物」
◎石田空「揺られて揺れて遠出の先に」

 
【掲載エピソードの一部】

◇「貫通扉の向こう側」
電車の車窓から見掛けた、見慣れた男性。見間違いでなければ、彼は事故で亡くなった元彼。隣の車両に乗り込んだ顔を追いかけるように、貫通扉を潜って見えた彼は…。

◇「その時、その場所で」
20代後半のカメラマンは、仕事帰りに廃線跡の写真を撮りに行くことに。彼女が廃線された駅で出会ったのは、スケッチブックを持った少女。「いつプロカメラマンを目指したの」「?ご両親は反対しなかった」?などの質問を投げかけられ…。

◇「雨と電車と少年と」
雨が強いある朝、電車に乗った私立探偵。向かいの席に座っている少年がひどく暗い目をしていることに気づき、話しかけてみるが…。

電車であった泣ける話

電車であった泣ける話

 
『動物の泣ける話 ~君からもらった幸せの思い出~』

本書では「動物」にまつわる物語を収録。
「君を愛する」「君に愛される」…そして結ばれた絆の物語。
動物とのさまざまな思い出のエピソードを届けます。

 
<執筆陣> ※敬称略
◎溝口智子「パパとおべんとうとごくらくちょう」
◎烏丸紫明「家族の十戒」
◎神野オキナ「ちゃかちゃか」
◎浅海ユウ「お姉ちゃんと黒猫」
◎杉背よい「七日目の秘密」
◎猫屋ちゃき「いつか虹の橋を渡るまで」
◎鳴海澪「チーちゃん ハイ!」
◎矢凪「未来へと続く旋律(メロディ)」
◎石田空「君がくれたひだまり」
◎水城正太郎「僕の死なない犬」
◎貴船弘海「ムクドリ∞インフィニティ」

 
【掲載エピソードの一部】

◇「パパとおべんとうとごくらくちょう」
ママを亡くしたパパとまゆの物語。2人で遊びに行った動物園にはドーム型の鳥舎がありました。そこで開いたお弁当箱にはパパが作ったおにぎりとおかずがぎっしり。まゆはそれを頬張りながら言いました。「飛べたらお空の国に行けるでしょ。そしたらママにも会えるでしょ」と…。

◇「家族の十戒」
純は華やかな世界に生きる俳優の父を持つが、常に女性との噂が絶えることがなく嫌気がさしていた。家族の関係に悩む純は、公園で1匹の子猫を拾う。やせ細って衰弱したその子猫に自分を重ね合わせて行く純。動物病院で教えてもらった「犬の十戒」が、家族の姿を変えていく…。

◇「未来へと続く旋律(メロディ)」
高校卒業目前で交通事故に遭い失明した奏出美波。パピーウォーカーの経験がある奏出家では、そんな美波のために盲導犬を受け入れることにした。そしてやって来たその犬は、盲導犬になるために自分たちが送りだしたメロディだった。パートナーを得た美波に新しい人生が訪れる…。

動物の泣ける話

動物の泣ける話

 
『会社であった泣ける話 ~職場でこぼれた一筋の涙~』

本書では「会社」であったことにまつわる短編小説を収録。
「働く」ということについて、共感できる物語がきっとあります。

 
<執筆陣> ※敬称略
◎杉背よい「すべての明かりが灯る夜」
◎猫屋ちゃき「おうちの卒業証書」
◎金沢有倖「自分の価値を決めるのは」
◎溝口智子「ある日、暗闇がおとずれ」
◎南潔「俺は安藤課長を怒らせたい!」
◎鍬津ころ「アリの巣にて」
◎石田空「企画室より愛を込めて」
◎霜月りつ「カラスは舞い降りた」
◎一色美雨季「部長と南国花子さん」
◎神野オキナ「すべては煙になり」
◎澤ノ倉クナリ「雨を泳ぎ、波紋を渡る」

 
【掲載エピソードの一部】

◇「ある日、暗闇がおとずれ」
暗いところが苦手な神崎は、ある日、上司の岩原と一緒にエレベーターに閉じ込められてしまった。パニックになる神崎を落ち着かせるために、世間話をする岩原。話は、岩原の過去の話になり……。

◇「俺は安藤課長を怒らせたい! 」
上司との言い争いが原因で開発から営業に異動になった小嶋。新しい上司の安藤は穏やかで喋るのも動作もゆっくり。異動に不満がいっぱいの小嶋は、温厚な上司の化けの皮を?そうと画策するが……。

◇「おうちの卒業証書」
不動産会社に努める間島は、老婦人から「持ち家を売ってほしい」と依頼される。状態もよく、大事に住んでいたことがわかるためすぐに売れるだろうと請け合うが、婦人はなぜか浮かない顔で……。

会社であった泣ける話

会社であった泣ける話

 
『書店であった泣ける話 ~一冊一冊に込められた愛~』

本書では「書店」や「本」にまつわる感動の物語を収録。
本好きな方なら、感情移入できる物語がきっとあります。

 
<執筆陣> ※敬称略
◎溝口智子「きっと、この世界へ」
◎朝来みゆか「人生を買いに」
◎新井輝「取り置きされたままの一冊の本と」
◎石田空「思い出は棚のどこかにある」
◎金沢有倖「君の棲む世界」
◎烏丸紫明「祖母の古書店」
◎楠谷佑「さよなら、三毛猫書店」
◎澤ノ倉クナリ「意味の消失、僕の再生」
◎遠原嘉乃「目蓋の裏に残るシャッターの色」
◎猫屋ちゃき「君へのエール」
◎迎ラミン「文具売り場の手塚治虫」
◎杉背よい「手紙」

 
【掲載エピソードの一部】

◇「祖母の古書店」
「本が好きだから、作家になりたい」そう考えていた主人公。本が好きになったのは、古書店を経営していた祖母の影響。たくさんの本に囲まれて育ってきた彼は、作家になるという夢に向き合いつつ、幼少期のことを思い出すのだった。

◇「手紙」
本好きだった母の背中を見ながら育った主人公。彼女が「読みたい」と思った本は自宅の本棚に入っていて、その本には亡き母からの手紙が挟んであった。その手紙に従って本を読み続けていくと…。

◇「思い出は棚のどこかにある」
本が好きだという理由で、書店でアルバイトをしている主人公。そんな彼女が受けた問い合わせは「思い出の本を探してほしい」というもの。その本を調べてみると、すでに絶版になっていたが…。

書店であった泣ける話

書店であった泣ける話

 

電車であった泣ける話 ~あの日、あの車両で~ (ファン文庫Tears)
浅海ユウ (著), 石田空 (著), 小野崎まち (著), 楠谷佑 (著), 国沢裕 (著), 杉背よい (著), 那識あきら (著), 猫屋ちゃき (著), 浜野稚子 (著), 溝口智子 (著), 迎ラミン (著), 矢凪 (著), ファン文庫Tears (編集), 丸紅茜 (イラスト)

動物の泣ける話 ~君からもらった幸せの思い出~ (ファン文庫Tears)
浅海ユウ (著), 石田空 (著), 神野オキナ (著), 烏丸紫明 (著), 貴船弘海 (著), 杉背よい (著), 鳴海澪 (著), 猫屋ちゃき (著), 水城正太郎 (著), 溝口智子 (著), 矢凪 (著), ファン文庫Tears (編集), かざあな (イラスト)

会社であった泣ける話 ~職場でこぼれた一筋の涙~ (ファン文庫Tears)
石田空 (著), 一色美雨季 (著), 金沢有倖 (著), 神野オキナ (著), 鍬津ころ (著), 澤ノ倉クナリ (著), 霜月りつ (著), 杉背よい (著), 猫屋ちゃき (著), 溝口智子 (著), 南潔 (著), ファン文庫Tears (編集), 456 (イラスト)

書店であった泣ける話 ~1冊1冊に込められた愛~ (ファン文庫Tears)
朝来 みゆか (著), 新井 輝 (著), 石田 空 (著), 金沢 有倖 (著), 烏丸 紫明 (著), 楠谷 佑 (著), 澤ノ倉 クナリ (著), 杉背 よい (著), 遠原 嘉乃 (著), 猫屋 ちゃき (著), 溝口 智子 (著), 迎 ラミン (著), ファン文庫Tears (編集), はしゃ (イラスト)

 
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