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【第46回大佛次郎賞・第19回大佛次郎論壇賞】大佛次郎賞に黒川創さん『鶴見俊輔伝』 大佛次郎論壇賞は東畑開人さん『居るのはつらいよ』が受賞

第46回大佛次郎賞&第19回大佛次郎論壇賞が決定!

第46回大佛次郎賞&第19回大佛次郎論壇賞が決定!

朝日新聞社は、優れた散文作品に贈られる「第46回大佛次郎賞」および、優れた論考に贈られる「第19回大佛次郎論壇賞」の受賞作品を発表しました。

 

第46回大佛次郎賞&第19回大佛次郎論壇賞が決定!

第46回大佛次郎賞および第19回大佛次郎論壇賞の受賞作品は次の通りです。

 
■第46回大佛次郎賞
黒川創(くろかわ・そう)さん
『鶴見俊輔伝』(新潮社)

■第19回大佛次郎論壇賞
東畑開人(とうはた・かいと)さん
『居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書』(医学書院)

 
大佛次郎賞を受賞した黒川創さんは、1961年生まれ。京都市出身。同志社大学文学部卒業。1999年に初の小説『若冲の目』を刊行。2008年『かもめの日』で読売文学賞、2014年『国境(完全版)』で伊藤整文学賞(試論部門)、2015年『京都』で毎日出版文化賞(文学・芸術部門)を受賞。

大佛次郎論壇賞を受賞した東畑開人さんは、1983年生まれ。2010年京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。沖縄の精神科クリニックでの勤務を経て、2014年より十文字学園女子大学専任講師。2017年に白金高輪カウンセリングルームを開業。

黒川さんと東畑さんには、それぞれ賞金200万円が贈られます。贈呈式は2020年1月29日に東京都内で、朝日賞、朝日スポーツ賞とともに開催。

 
なお、大佛次郎賞の選考委員は後藤正治さん(ノンフィクション作家)、田中優子さん(法政大学総長)、辻原登さん(作家)、船橋洋一さん(元・朝日新聞本社主筆)、鷲田清一さん(哲学者)。

大佛次郎論壇賞の選考委員は大竹文雄さん(大阪大学教授)、苅谷剛彦さん(英オックスフォード大学教授)、酒井啓子さん(千葉大学教授)、杉田敦さん(法政大学教授)、根本清樹さん(朝日新聞本社論説主幹)。

 

大佛次郎賞および大佛次郎論壇賞について

大佛次郎賞は、小説、ノンフィクション、歴史記述など幅広い分野で活躍した作家・大佛次郎さんの業績をたたえて、1973年に朝日新聞社が創設。その形式のいかんを問わず、優れた散文作品に贈られます。

大佛次郎論壇賞は、大佛次郎賞の評論部門として2001年に創設。「よりよい社会の創造を目指し、日本の政治・経済・社会・文化・国際関係等をめぐる優れた論考」を顕彰します。

 

鶴見俊輔伝
黒川 創 (著)

戦後日本を代表する思想家の93年の歩み。幼少期から半世紀にわたって行動をともにした著者による、初めての本格的かつ決定的評伝。後藤新平を祖父に、鶴見祐輔を父に生まれた鶴見俊輔。不良化の末、渡米してハーヴァードに入学。日米交換船で帰国して敗戦を迎える。その後の50年にわたる「思想の科学」の発行、「ベ平連」の活動、「もうろく」を生きる方法まで。あらゆる文献を繙き、著者自身の体験にも照らしつつ、稀代の哲学者の歩みと思想に迫る。

居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書 (シリーズ ケアをひらく)
東畑 開人 (著)

「ただ居るだけ」と「それでいいのか?」をめぐる
感動のスペクタクル学術書!

京大出の心理学ハカセは悪戦苦闘の職探しの末、ようやく沖縄の精神科デイケア施設に職を得た。
しかし、「セラピーをするんだ!」と勇躍飛び込んだそこは、あらゆる価値が反転するふしぎの国だった――。
ケアとセラピーの価値について究極まで考え抜かれた本書は、同時に、人生の一時期を共に生きたメンバーさんやスタッフたちとの熱き友情物語でもあります。
一言でいえば、涙あり笑いあり出血(!)ありの、大感動スペクタクル学術書!

 
【関連】
<お知らせ>大佛次郎賞に黒川創さん「鶴見俊輔伝」:朝日新聞デジタル
<お知らせ>大佛次郎論壇賞に東畑開人さん:朝日新聞デジタル
大佛次郎賞・論壇賞 | 朝日新聞社インフォメーション

 


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