【第12回MOE絵本屋さん大賞2019】竹下文子さん&町田尚子さん『なまえのないねこ』が1位
白泉社が主催する「第12回MOE絵本屋さん大賞2019」の大賞および部門賞が発表されました。
MOE絵本屋さん大賞について
今年で12回目を迎える「MOE絵本屋さん大賞」は、絵本をテーマにした白泉社の月刊誌『月刊MOE』が全国の絵本専門店・書店の絵本売り場担当者3000人にアンケートを実施し、最も支持された新作絵本30冊と「新人賞」絵本5冊、また幼児向け絵本を対象にした「パパママ賞」5冊を決定する年間絵本ランキングです。朝日新聞東京本社メディアビジネス局が協力。
12月28日発売の『MOE』2月号(白泉社)では、「MOE絵本屋さん大賞」を大特集します。
また、誌面での特集にあわせて、「第12回MOE絵本屋さん大賞2019フェア」が全国3000店以上の書店で実施される予定です。
「第12回MOE絵本屋さん大賞2019」受賞作品 〔敬称略〕
<「第12回MOE絵本屋さん大賞2019」TOP10>
■第1位『なまえのないねこ』 文:竹下文子 絵:町田尚子(小峰書店)
靴屋さんのねこは、レオ。本屋さんのねこは、げんた。他のねこには名前があるのに、僕は名前をつけてもらったことがない。でも本当にほしかったのは、名前じゃなくて……。
■第2位『ころべばいいのに』 作:ヨシタケシンスケ(ブロンズ新社)
わたしの嫌いなあの人この人、みんなつまずいてころべばいいのに。このイヤな気分、どうすればいい? 「嫌い」をあれこれ考察してみる、斬新なヨシタケ流アンガーマネジメント。
■第3位『たべものやさん しりとりたいかい かいさいします』 作:シゲタサヤカ(白泉社)
商店街のしりとり大会。おすし屋さんや八百屋さん、いろんなお店のたべものたちが優勝めざして大はりきり。でも「ん」のつくたべものは参加できず、あるお店が大ピンチ!?
■第4位『それしか ないわけ ないでしょう』 作:ヨシタケシンスケ(白泉社)
大人になった未来に待っているのは大変なことばかり、ってお兄ちゃんは言うけれど、それって本当? それしかないわけないでしょう? 考え方1つで、新しい未来が見えてくる。
■第5位『へいわとせんそう』 文:たにかわしゅんたろう 絵:Noritake (ブロンズ新社)
「へいわのボク」と「せんそうのボク」では、どんな違いがあるのだろうか。同じ人、同じもの、同じ場所――見開きで並べてみると、へいわとせんそうの違いが見えてくる。
■第6位『みずとは なんじゃ?』 作:かこさとし 絵:鈴木まもる(小峰書店)
幼い3兄弟の暮らしから、水の性質とそのはたらきを楽しく学べる。読者の目の高さで、順を追って理解が深まるよう、必要なことに的を絞って説く展開は、科学の心を育む。
■第7位『Michi』 作:junaida(福音館書店)
いつともどこともしれない、美しく不思議な世界をつなぐ白い道を一人で歩いていく、男の子と女の子。どちら側の表紙から読みはじめてもOKという画期的なネームレス絵本。
■第8位『ねえさんといもうと』 文:シャーロット・ゾロトウ 絵・訳:酒井駒子(あすなろ書房)
「なにから なにまで せわをしてくれ」る優しいねえさんに妹は頼りきりだったけれど、ある日変化が芽生え……。姉妹の心を繊細に生き生きと描いた、懐かしく新しい佳品。
■第9位『ねこのずかん』 作:大森裕子 監修:今泉忠明(白泉社)
くるんと丸くなったり、しっぽをブワッとふくらませたり、くっつきあって「猫だんご」になったり、「ごめん寝」したり……さまざまな猫に会えて、「猫語」も学べる図鑑絵本。
■第10位『ノラネコぐんだん おばけのやま』 作:工藤ノリコ(白泉社)
おだんご屋さんに無断侵入したノラネコぐんだん。みんなでつくったおだんごを食べようとしたら、突然の風が全部持っていっちゃった! おかしくておいしい、定番の味わい。
※第11位以下は、12月28日発売の『MOE』2月号でご確認ください。
<「第12回MOE絵本屋さん大賞2019」部門賞>
■新人賞
第1位『むれ』 作:ひろたあきら(KADOKAWA)
魚のむれに、一匹だけ骨。雨のむれに、一粒だけ誰かの涙。ありのむれから、一匹だけ違う方へ歩いていくと? 「みんなと違う」ことを思わず考え直す、心にしみる探し絵絵本。
■パパママ賞
第1位 『ノラネコぐんだん おばけのやま』 作:工藤ノリコ(白泉社)
おだんご屋さんに無断侵入したノラネコぐんだん。みんなでつくったおだんごを食べようとしたら、突然の風が全部持っていっちゃった! おかしくておいしい、定番の味わい。
各部門賞第2位以下は、、12月28日発売の『MOE』2月号でご確認ください。
なお、パパママ賞は、2020年1月7日発売の育児情報誌『kodomoe』2月号でも特集します。
トーハン×白泉社×協賛出版社各社「第12回 MOE絵本屋さん大賞2019フェア」を開催
書店取次大手のトーハンは、12月20日より全国約1,200書店で「MOE絵本屋さん大賞2019フェア」を順次開催します。
同フェアは、トーハンと白泉社、協賛出版社が共同で実施するフェアで、受賞上位作品(大賞1位から10位と部門賞各1位)と『MOE』本誌を書店で展開します。
なまえのないねこ 竹下文子 (著), 町田尚子 (イラスト) 八百屋や書店、パン屋、蕎麦屋、喫茶店などの飼い猫たちが、みんな持っている「名前」に憧れている、ひとりぼっちの猫。 |
むれ ひろた あきら (著) 読み聞かせで子どもがむらがる! 笑える探し絵本 シンプルなテキストに、びっしり描き込まれた”むれ”。子どもたちは夢中になって“むれ”の仲間はずれを探します。 ひつじのむれ、さかなのむれ……、とうめいにんげんのむれ? ひと味違った探し絵遊びができるこの1冊。読み聞かせ会にも最適な、子ども参加型の「笑える探し絵本」です。 【ピース又吉直樹 推薦!】 |
ノラネコぐんだん おばけのやま (コドモエのえほん) 工藤 ノリコ (著) 100万部突破の大ヒット絵本シリーズ第7弾は、お団子屋さんが舞台。 |
MOE (モエ)2020年2月号 [雑誌] (第12回MOE絵本屋さん大賞2019 | 特別付録 ヒグチユウコカレンダー2020)
■ 特別ふろく ■ ヒグチユウコさんのカレンダーが手に入るのはMOEだけ! ! ■ 巻頭大特集 ■ 今年も、全国の絵本屋さんが選ぶ「今年もっともオススメしたい絵本」が決定します! |
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