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企画展「絵本編集者 筒井大介の仕事」を開催

京都dddギャラリーは、企画展「はみだす。とびこえる。絵本編集者 筒井大介の仕事」を2024年1月7日(日)まで開催中です。

本展では、絵本編集者・筒井大介さんがこれまでに編集してきた代表的な絵本と原画を、一緒に仕事をした52名の作家たちの言葉とともに展示しています。

 

「はみだす。とびこえる。絵本編集者 筒井大介の仕事」開催概要

絵本編集者とは画家・イラストレーターと文筆家、出版社をつなぎ、一冊の絵本を世に送り出してゆくプロセスで中心的な役割を担う存在です。
本展では、絵本編集者・筒井大介さんがこれまでに編集してきた代表的な絵本と原画を、一緒に仕事をした52名の作家たちの言葉とともに展示します。

 
筒井さんはその仕事を通じて、絵本表現の拡張を試みてきました。いわゆる絵本作家だけでなく、それ以外のジャンルの作家や、新人作家との仕事を数多く手掛けるのも、絵本の可能性の追求の一環です。絵本からはみだし、絵本をとびこえていく。そうすることが結果的に絵本の世界を豊かにすることにつながるのだと筒井さんはいいます。

 
<企画展 基本情報>

■会期:2024年1月7日(日)まで

■開館時間:11:00~19:00 土日祝は18:00まで
※休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)、祝日の翌日(土日は開館)、年末年始2023年12月29日(金)~2024年1月3日(水)

■アクセス:市バス「四条烏丸」徒歩すぐ、地下鉄烏丸線「四条駅」2番出口、阪急京都線「烏丸駅」23番・25番出口すぐ
※駐車場無し

■入場料:無料

★詳細:https://www.dnpfcp.jp/gallery/ddd/jp/00000824

 

「絵本編集者 筒井大介の仕事」参加作家〔敬称略〕

朝倉世界一/網代幸介/阿部海太/荒井良二/五十嵐大介/石井聖岳/いぬんこ/井上洋介/植田真/eto/及川賢治・竹内繭子/大畑いくの/小原秀一/片山健/加藤休ミ/軽部武宏/きくちちき/鬼頭祈/合田里美/小林エリカ/酒巻恵/坂本千明/沢田としき/シゲタサヤカ/死後くん/城芽ハヤト/しんよんひ/スケラッコ/スズキコージ/たんじあきこ/つじにぬき/寺門孝之/直見芽以子/長崎訓子/中田いくみ/中野真典/nakaban/長谷川義史/ハダタカヒト/原マスミ/樋口佳絵/町田尚子/マメイケダ/マルー/ミシシッピ/みなはむ/宮崎 夏次系/みやざきひろかず/ミロコマチコ/本秀康/森田るり (50音順)

 

「絵本編集者 筒井大介の仕事」協力者・団体〔敬称略〕

あかね書房/亜紀書房/アドシステム/イースト・プレス/市谷の杜 本と活字館/井上真樹/岩崎書店/WAVE出版/大牟田市ともだちや絵本美術館/偕成社/片山中藏/教育画劇/京都市老人福祉施設協議会/佼成出版社/坂上祐介/沢田節子/創元社/竹尾/ noie.cc / nowaki / BL出版/ブルージェイ/ほるぷ出版/ミシマ社/ Yutaka Kikutake Gallery(50音順)

 

筒井大介(つつい・だいすけ)さん プロフィール

1978年生まれ、大阪府出身。絵本編集者。教育画劇、イースト・プレスを経てフリー。野分編集室主宰。

担当した絵本に『ドクルジン』(ミロコマチコさん)、『ぼくはいしころ』(坂本千明さん)、『ネコヅメのよる 』(町田尚子さん)、『バスザウルス』(五十嵐大介さん)、『てがみがきたな きしししし』(網代幸介さん)、『ぼく』(作:谷川俊太郎さん、絵:合田里美さん)、『よるにおばけと』(みなはむさん)、『みんなたいぽ』(文:マヒトゥ・ザ・ピーポーさん、絵:荒井良二さん)など多数。

『ブラッキンダー』(スズキコージさん)、『オオカミがとぶひ』(ミロコマチコさん)がそれぞれ第14回、第18回日本絵本賞大賞を、『こどもたちは まっている』(荒井良二さん)が第26回日本絵本賞を受賞。『オレときいろ』(ミロコマチコさん)が2015年度のブラティスラヴァ世界絵本原画展において第2位にあたる「金のりんご賞」を受賞。

編著に『あの日からの或る日の絵とことば 3.11と子どもの本の作家たち』がある。水曜えほん塾、nowaki絵本ワークショップを主宰し、作家の発掘、育成にも力を注いでいる。京都精華大学デザイン学部特任准教授。

 

京都dddギャラリーについて

京都dddギャラリーの前身は、大日本印刷株式会社の関西での文化活動の場として、1991年、大阪・堂島に開設された、グラフィックデザイン・グラフィックアート専門ギャラリー「DNP Duo Dojima (略称ddd)」です。2014年の京都移転を機に、現在の名称に変わりました。2008年からは公益財団法人DNP文化振興財団が運営しています。

「未来のデザイン」はどうなっていくのか、どうあるべきなのか。京都dddギャラリーは新しい時代の流れを読み取り、さまざまな交流、対話を通して新たな創造性を発?していくことで、グラフィックデザインとアートの境界を模索し、拡大していくことを狙います。デザインを愛する人々が、ここで出会い、対話し、新たな発見を体験していただきたいと考えています。

★京都dddギャラリー:https://www.dnpfcp.jp/gallery/ddd/

 
【関連】
はみだす。とびこえる。絵本編集者 筒井大介の仕事 | dddギャラリー

 


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