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湊かなえさんデビュー作『告白』文庫版が第100刷に! 単行本と合わせた累計部数は358万部突破 湊さんの日常を「告白」したエッセイ集が文庫化

湊かなえさんデビュー作『告白』文庫版が第100刷に! 単行本と合わせた累計部数は358万部突破

湊かなえさんデビュー作『告白』文庫版が第100刷に! 単行本と合わせた累計部数は358万部突破

2008年に刊行され、「週刊文春08年ミステリーベスト10」1位、第6回本屋大賞1位を受賞した、湊かなえさんのデビュー作『告白』は、2010年に文庫化されて以来、切れ目なく増刷を続け、2019年12月10日に第100刷となりました。

10年の時を経ても、今なお新しい読者を獲得し続けている超ロングセラー『告白』は、今回の増刷で文庫版の発行部数は288万部を超え、単行本と合わせた累計部数は358.7万部となっています。

 

刊行から11年、湊かなえさんが今、『告白』について思うこと

 
<湊かなえさん コメント>

 

『告白』について

 
<あらすじ>

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」

我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでのこの告白から物語は始まる。
語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。

 
<受賞歴・作品について>

2008年:「週刊文春ミステリーベスト10」第1位
2009年:第6回「本屋大賞」第1位
2010年:映画化(監督・中島哲也さん/主演・松たか子さん/配給・東宝)
2014年:アメリカ「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙のミステリーベスト10に選ばれる
2015年:全米図書館協会アレックス賞に選ばれる

 

初のエッセイ集『山猫珈琲』が文庫化!

湊かなえさんのデビュー10周年の節目に刊行された初のエッセイ集『山猫珈琲』(上巻2016年12月/下巻2017年1月)が文庫化され、12月13日より発売となりました。湊さんの日常の「告白」もお楽しみください。

 
<内容紹介>

「山」「猫」「珈琲」は著者がとても好きで大切にしているもの。
これらに励まされ、また癒され、日々の執筆活動に励んでいる。

上巻は、朝日新聞、神戸新聞、日経新聞などに連載されたエッセイを収録。
特別収録/同郷のポルノグラフィティの楽曲『Aokage』をイメージした掌編小説

下巻は、様々な雑誌に寄せたエッセイや、シナリオ応募から小説家デビューまでを綴った連載を収録。
特別収録/脚本コンクール受賞作「ラスト・エレベーターガール」「答えは、昼間の月」

 

湊かなえさん プロフィール

湊かなえ(みなと・かなえ)さんは、1973年広島県生まれ。2005年第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選。2007年第35回創作ラジオドラマ大賞を受賞。 同年『聖職者』で第29回小説推理新人賞を受賞。2008年同作品を収録した『告白』でデビューし、「2008年週刊文春ミステリーベスト10」第1位、2009年本屋大賞を受賞。

また2014年には、アメリカ「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙のミステリーベスト10に、2015年には全米図書館協会アレックス賞に選ばれた。2012年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2016年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞を受賞。2018年『贖罪』がエドガー賞〈ペーパーバック・オリジナル部門〉にノミネートされた。

 

告白 (双葉文庫)
湊 かなえ (著)

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラーが遂に文庫化!“特別収録”中島哲也監督インタビュー『「告白」映画化によせて』。

山猫珈琲 上巻 (双葉文庫)
湊 かなえ (著)

山猫珈琲 下巻 (双葉文庫)
湊 かなえ (著)

 


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