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蔦屋書店が本の日(11月1日)に向けた全国プロジェクト「コンシェルジュ文庫」を始動! 蔦屋書店の名物コンシェルジュ10人が選ぶ「はじめての1冊」

蔦屋書店が本の日(11月1日)に向けた全国プロジェクト「コンシェルジュ文庫」を始動!

蔦屋書店が本の日(11月1日)に向けた全国プロジェクト「コンシェルジュ文庫」を始動!

11月1日は、「本の日」。本棚に並ぶ本を「111」という数字に見立てて、全国の書店それぞれがお客様に喜んでいただけるような企画を考え、「本屋に来ていただこう」という活動をしています。

蔦屋書店では、この活動に賛同し、全国の蔦屋書店にいるコンシェルジュ120名の中から、名物コンシェルジュ10名が選んだ文庫本を「コンシェルジュ文庫」と名付け、各店でフェアを開催します。

 

蔦屋書店が初めて全国規模で取り組むプロジェクト「コンシェルジュ文庫」が始動

蔦屋書店では、書店とは「情報に溢れる世界で自分の立ち位置を見つける場」「自分が本当に求めているものに出会う場」と考え、その発見や出会いをサポートすることを“生活提案”と呼んでいます。

お客さんの発見や出会いのガイド役として、料理、旅行、文芸、など各ジャンルそれぞれに精通した「コンシェルジュ」が、本や関連するグッズ、イベントなどを通してお客さんにオススメしたいライフスタイルを提案しています。

 
今回の「コンシェルジュ文庫」は、蔦屋書店が初めて全国規模で取り組むプロジェクトになり、今後も、一つのテーマでコンシェルジュたちが選書した企画を全国で展開していくフェアを開催していく予定とのことです。

 
第1回目となる今回の「コンシェルジュ文庫」のテーマは、「はじめての1冊」。

10人のコンシェルジュが、自分が定めた「●●な、はじめての1冊」というテーマで5タイトルずつ選書し、合計50タイトルを各店舗で展開します。

 
また、今回の、「コンシェルジュ文庫」では、売上金の一部をチャリティとして、社会福祉法人 日本点字図書館に寄付し、視覚障害者の方への読書文化の普及を進めていきます。

 
■コンシェルジュ文庫企画・発案者、梅田 蔦屋書店、人文コンシェルジュ・三砂慶明さんのコメント

「店頭でよく面白かった本の話を聞かせてくれるお客様に、本が好きな理由をうかがうと、多くの方から、最初に読んだ本がとても面白かったからだと教えられました。逆に、これまで本を手に取る機会がすくなかったお客様に伺うと、読書感想文や学校で読まされた本が自分と合わなかったからと教えていただきました。
11月1日の「本の日」にあわせて、全国のコンシェルジュが集まって、本と書店と出会いなおしてもらうための特別の一冊を選びました。「はじめての一冊」がはじまりの一冊になりますようにと、祈りを込めて本をオススメいたします」

 

本プロジェクト参加コンシェルジュと、各人のテーマ、選書の一部を紹介

 
■間室道子(まむろ・みちこ)さん(代官山 蔦屋書店 文学コンシェルジュ)

「はじめてのミステリー」:『点子ちゃんとアントン』(エーリヒ・ケストナーさん)ほか
雑誌やTVなどさまざまなメディアでオススメ本を紹介する「元祖カリスマ書店員」。女性誌などで書評連載をもつほか、文庫の解説も多数。1年に500冊読むという本の虫。

 
■宮台由美子(みやだい・ゆみこ)さん(代官山 蔦屋書店 人文コンシェルジュ)

「新しいあなたとわたしのための はじめての一冊」:『本の読み方』(平野啓一郎さん)ほか
書店員歴=人文書担当歴という人文ひとすじのコンシェルジュ。「代官山人文カフェ」をはじめ、著者トークイベントなど多数企画。

 
■三砂慶明(みさご・よしあき)さん(梅田 蔦屋書店 人文コンシェルジュ)

「本への扉 はじめての一冊」:『海からの贈物』(アン・モロウ・リンドバーグさん)ほか
仏教書の読書案内をはじめ書評連載をもつ。新しい本との出会いの場をつくる企画「読書の学校」など、イベント企画にも定評がある。

 
■北村知之(きたむら・ともゆき)さん(梅田 蔦屋書店 人文コンシェルジュ)さん

「本による一撃をくらう はじめての一冊」:『人間・この劇的なるもの』(福田恒存さん)ほか
大手チェーン書店、駅前の町の本屋さん、老舗書店、カフェ併設のセレクトブックショップなどを経て、現在は、梅田 蔦屋書店の文学コンシェルジュを務める。

 
■坂本幹也(さかもと・みきや)さん(函館 蔦屋書店 旅行コンシェルジュ)

「旅へといざなう はじめての一冊」:『アルケミスト』(パウロ・コエーリョさん)ほか
世界放浪の旅から帰国後、旅行会社、ホテル勤務を経て、函館 蔦屋書店の旅行コンシェルジュに。お客様を旅へと誘う本、そこでどう過ごすかを提案する本をオススメしている。

 
■八木寧子(やぎ・やすこ)さん(湘南 蔦屋書店 人文コンシェルジュ)さん

「異界を旅するための はじめての一冊」:『辻』(古井由吉さん)ほか
新聞社、出版社、図書館勤務の後、書店員に。文芸誌や新聞に書評を寄稿するほか、文学賞の下読み歴は15年。趣味は謡曲。

 
■江藤宏樹(えとう・ひろき)さん(広島 蔦屋書店 文芸コンシェルジュ)

「SF沼に飛び込むための はじめての一冊」:『11 eleven』(津原泰水さん)ほか
ミステリーとSFをこよなく愛する文芸コンシェルジュ。本のほかには、けん玉も愛していており、けん玉ワールドカップに4度の出場経験を持つ。

 
■北田博充(きただ・ひろみつ)さん(二子玉川 蔦屋家電 人文コンシェルジュ)さん

「世界の見え方が変わる はじめての一冊」:『色を奏でる』(志村ふくみさん)ほか
出版取次会社、複合書店の店長を経て、現在は二子玉川 蔦屋家電の人文コンシェルジュ。“ひとり出版社”として本の出版もしている。2020年1月末に開催される、魅力的な個性派書店40店ほどが集う「本屋博」を企画し、実行委員長を務めている。

 
■森泰美(もり・やすみ)さん(北海道TSUTAYA BOOK企画)

「異なる世界線の<わたし>に会う はじめての一冊」:『悲しみよこんにちは』(フランソアーズ・サガン)ほか
某書店勤務を経て、函館 蔦屋書店の立ち上げからコンシェルジュとして活躍。現在は、北海道のTSUTAYA全体のBOOK MDを務めている。

 
■藥師寺紋子(やくしじ・あやこ)さん(蔦屋書店企画室)

「注文した料理を待っている間の はじめての一冊」:『眠れぬ夜に読む本』(遠藤周作さん)ほか
TSUTAYA TOKYO ROPPONGI、代官山 蔦屋書店、二子玉川 蔦屋家電を経て、蔦屋書店全体のヴィンテージブックの担当に。人文書は「よりよく生きるための実用書」と信じる。

 

「コンシェルジュ文庫」展開店舗

◎函館 蔦屋書店
◎江別 蔦屋書店
◎蔦屋書店 多賀城市立図書館
◎浦和 蔦屋書店
◎幕張 蔦屋書店
◎柏の葉 蔦屋書店
◎代官山 蔦屋書店
◎中目黒 蔦屋書店
◎二子玉川 蔦屋家電
◎湘南 蔦屋書店
◎蔦屋書店 海老名市立中央図書館
◎名古屋みなと 蔦屋書店
◎梅田 蔦屋書店
◎枚方 蔦屋書店
◎広島 蔦屋書店
◎エディオン蔦屋家電
◎蔦屋書店 周南市立徳山駅前図書館
◎高知 蔦屋書店
◎六本松 蔦屋書店
◎蔦屋書店 武雄市図書館
◎蔦屋書店 延岡エンクロス店

 


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