「コミチ漫画賞」創設　毎月開催・賞金総額20万円　柿内芳文さん、シャープ公式ツイッターの中の人、たらればさんらが審査

2019年6月9日 7:45 AM 公募

「コミチ漫画賞」創設

株式会社コミチ（旧・コルクBooks）は、SNS時代の新しい漫画家の成長をサポートするために「コミチ漫画賞」を創設しました。毎月開催、賞金総額は20万円。SNS時代を代表する豪華メンバーが審査員を務めます。

毎月開催される賞金総額20万円の「コミチ漫画賞」が誕生！

コミチは、お題に対してマンガを描くことで漫画家としての成長を応援するサービスです。

漫画家の成長を促す要素をお題ごとに大きく、以下の6つのカテゴリに分けています。

・主人公のキャラ
・関係性
・演出力
・ストーリーテリング
・画力
・コラボ力

コミチ漫画賞では、毎月この中からひとつ題材となるカテゴリを決めて、お題を設定します。
そのお題に投稿された中かから1作品を大賞として選出します。

また、登録して1ヶ月以内の方から新人賞、その月の該当のカテゴリで一番ラリーを行った方にラリー賞が授与されます。

初回6月のカテゴリは「#主人公のキャラ」です。

＜ラリーとは＞

コミチでは
・一度アップしたマンガを描きなおしてアップすること
・他の人がアップしたマンガを自分で描いてアップすること
をラリーと読んでいます。
ラリーをすることがマンガ上達への近道だとの考えにより、ラリー賞が設立されました。

審査員はSNS時代を代表する豪華メンバー！

審査員はSNS時代を代表する豪華な御三方に「コミチ」代表の萬田さんを加えた4名で審査します。

■柿内芳文さん（@kakkyoshifumi）

1978年生まれ。東京出身。光文社で『さおだけ屋はなぜ潰れないのか？』等を編集した後、星海社で「星海社新書レーベル」を立ち上げ、『嫌われる勇気』『ゼロ』を作ってコルクに合流、作家エージェントとして『インベスターＺ』『漫画君たちはどう生きるか』等を編集し、独立。株式会社STOKE代表。

＜一言メッセージ＞
「キャラは、そのひとの「欲望」にこそ現れます。
例えば、マーベル作品（MCU）を全作品観ましょう。
アイアンマンが記者会見で「私が、アイアンマンだ。」と言うシーンにトニー・スタークのキャラの全てが詰まっています。
欲望を、行動で、台詞で描いてください。
あなたの作品を、待っています！」

■シャープさん（@SHARP_JP）

フォロワー50万を超える、シャープ公式ツイッターの運営者。企業コミュニケーションの新しいあり方を模索しながら、日々ツイッター上でユーザーと交流を続けている。第50回佐治敬三賞、2018年東京コピーライターズクラブ新人賞など、コピーライターの賞もいくつか受賞。

＜一言メッセージ＞
「SNS時代のトキワ荘を標榜するコミチが漫画賞を作るとお聞きし、僭越ながら審査員のお仲間に入れていただきました。作家が成長するプロセス、つまり習作を見守るという賞の趣旨に、ツイッターで生の言葉のやりとりを行う私は、共感するところがあります。」

■たらればさん（@tarareba722）

個人アカウントでフォロワー15万人超の編集者。働き方、書籍、古典文学（平安朝）、犬。だいたいニコニコしています。

＜一言メッセージ＞
「自分の作品を誰かに評価させるのって、自分の限界と弱点を晒すことなので、とても辛くて痛い行為だと思います。けれどそれは、成長のために必要な痛みなのだとも思います。そんな大切な作品、お待ちしております。」

■萬田大作さん（@daisakku）

マンガ制作プラットフォームのコミチ代表。無類の本好き。Fav→火の鳥／まんが道／アルキメデスの大戦／ヒストリエ／阿吽／MASTERキートン／戦うプログラマー／ローマ人の物語など。ナビタイム→フューチャー→リクルート→コルクCTO→現在。

＜一言メッセージ＞
「漫画家はキャラを描けるかが一番大事ですよね。またキャラ以外にもキャラ間の関係性・画力・演出力・ストーリーテリングが必要だと考えています。
コミチでは企業コラボのマンガだけでなく、キャラ・関係性・画力などを描けるかを成長のテーマと考え、商業誌向けマンガの成長をサポートしていきたいと考えています。
あなたの萌えの詰まった作品を待っています！」