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『私と鰐と妹の部屋』刊行記念!大前粟生さん×谷崎由依さん×酉島伝法さんトークイベントを開催

『私と鰐と妹の部屋』刊行記念!大前粟生さん×谷崎由依さん×酉島伝法さんトークイベントを開催

『私と鰐と妹の部屋』刊行記念!大前粟生さん×谷崎由依さん×酉島伝法さんトークイベントを開催

梅田 蔦屋書店では5月6日(月・祝)19時から、京都在住の作家・大前粟生さんの新刊『私と鰐と妹の部屋』(書肆侃侃房)の刊行を記念して、著者の大前さんと、同じく新刊が刊行されたばかりの関西在住の作家・谷崎由依さん、酉島伝法さんを招いて、トークイベントを開催します。

大前粟生さん『私と鰐と妹の部屋』、そして谷崎由依さん『藁の王』(新潮社)と酉島伝法さん『宿借りの星』(東京創元社)のことを中心にトークを展開。また惜しくも終刊となってしまった文学ムック『たべるのがおそい』についても語ります。

 

「『私と鰐と妹の部屋』刊行記念 大前粟生×谷崎由依×酉島伝法トークイベント 「鰐と王と星の部屋 現代文学のこと」開催概要

■日時:2019年5月6日(月・祝)19:00~20:30(開場18:30)

■場所:梅田 蔦屋書店 4thラウンジ

■参加費:1,500円(税込)

■定員:80名

■ゲスト:大前粟生さん、谷崎由依さん、酉島伝法さん

■申し込み:梅田 蔦屋書店オンラインショッピングまたは店頭にて申し込み

■主催:梅田 蔦屋書店
■共催:書肆侃々房
■協力:新潮社・東京創元社 

★詳細URL:https://store.tsite.jp/umeda/event/humanities/5856-1207480330.html

 

出演者プロフィール

■大前粟生(おおまえ・あお)さん

1992年生まれ。兵庫県出身、京都市在住。 2016年、「彼女をバスタブにいれて燃やす」がGRANTA JAPANwith早稲田文学公募プロジェクト最優秀作に選出され小説家デビュー。

「ユキの異常な体質または僕はどれほどお金がほしいか」で第2回ブックショートアワードを受賞。「文鳥」でat home AWARD 大賞を受賞。

著書に短編集『のけものどもの』(惑星と口笛ブックス)、『回転草』(書肆侃侃房)。最新刊は『私と鰐と妹の部屋』(書肆侃侃房、3月中旬発売)。

 
■谷崎由依(たにざき・ゆい)さん

小説家、翻訳家。著書に『舞い落ちる村』(文藝春秋)、『囚われの島』(河出書房新社)、『鏡のなかのアジア』(集英社/芸術選奨文部大臣新人賞受賞)、『藁の王』(新潮社)。

訳書にジェニファー・イーガンさん『ならずものがやってくる』、ノヴァイオレット・ブラワヨさん『あたらしい名前』、コルソン・ホワイトヘッドさん『地下鉄道』(すべて早川書房)ほか多数。近畿大学文芸学部准教授。

 
■酉島伝法(とりしま・でんぽう)さん

1970年生まれ。大阪府出身。小説家、イラストレーター。2011年、「皆勤の徒」で第2回創元SF短編賞を受賞しデビュー。

2013年刊行の第1作品集『皆勤の徒』は『SFが読みたい!2014年版』の国内篇で第1位となり、第34回日本SF大賞を受賞、2018年3月には英訳版も刊行された。2019年3月29日に、初長編『宿借りの星』を刊行。

 

梅田 蔦屋書店について

1,000坪をゆうに超える売場では、本だけでなく文具・雑貨、個性豊かなショップなど、あらゆるカルチャーがシームレスに繋がっており、お家のような居心地のよい時間と空間を届けます。

各ジャンルのコンシェルジュが新しい発見ができるお手伝いをする、ライフスタイル提案型のBook&Cafeです。

■住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクア イーレ9F
■電話番号: 06-4799-1800(代表)
■営業時間:7:00~23:00(不定休)
★ホームページ:http://real.tsite.jp/umeda/
★Facebook:https://www.facebook.com/UMEDATSUTAYABOOKS
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★Instagram:https://www.instagram.com/umedatsutayabooks/
★オンラインショップ:https://shopping.geocities.jp/umd-tsutayabooks/index.html

 

私と鰐と妹の部屋
大前粟生 (著)

妹の右目からビームが出て止まらない。薔薇園にいくと必ず鰐がいた。眠たくて何度も泣いた。紙粘土で上司たちの顔をつくった。三人でヤドカリになった。サメにたべられて死にたいだけの関係だ。あたらしい名前がいる。おばけになっているときはなにも話してはいけない。肩車をした拍子に息子の股間が私の首にくっついてしまう。隠れ家的布屋さんは月に進出している。私は忍者で、すごいのだけれど、あんまりみんな信じない。……「ビーム」「石の動画」「ムキムキ」「ジョン・トラボルタ」「歯医者さんの部屋」など可笑しさと悲しみに満ちた53の物語。

藁の王
谷崎 由依 (著)

あの森に入れば人は王になれる。だがその後、殺される――それは小説の森。 小説としてデビューしたものの著書は一冊だけ、しかも絶版。そんな私が大学で創作を教えることになった。だが自身の執筆は行き詰まり、教え子たちも苦悩し隘路へとはまり込んでいく。その暗闇を、私もかつて学生時代に彷徨っていた。その中で直面する問い、なぜ私たちは小説を志すのか――自身の経験を元に、文学の迷宮、小説の樹海を彷徨う人々を描いた表題作を始めとした渾身の作品集。

宿借りの星 (創元日本SF叢書)
酉島 伝法 (著)

その惑星では、かつて人間を滅ぼした異形の殺戮生物たちが、縄張りのような国を築いて暮らしていた。罪を犯して祖国を追われたマガンダラは、放浪の末に辿り着いた土地で、滅んだはずの“人間”たちによる壮大かつ恐ろしい企みを知る。それは惑星の運命を揺るがしかねないものだった。危機に立ち向かうため、マガンダラは異種族の道連れとともに、戻ったら即処刑と言い渡されている祖国への潜入を試みる―“異形の天才”待望の初長編。

 
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