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トーハンが1月期月間ベストセラーを発表 樹木希林さん『一切なりゆき』が1位

書店取次大手のトーハンが、2019年1月期の月間ベストセラーを発表しました。1位には樹木希林さん著『一切なりゆき 樹木希林のことば』(文藝春秋)がランクインしています。

 
【2019年1月期月間ベストセラー(トーハン調べ)】〔敬称略〕

★印は初登場 ☆印は再登場

1位 『一切なりゆき 樹木希林のことば』樹木希林 著/文藝春秋

2位 『日本国紀』百田尚樹 著/幻冬舎

3位 『宝島』真藤順丈 著/講談社 ★

4位 『「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史』百田尚樹、有本 香/産経新聞出版 ★

5位 『生田絵梨花写真集 インターミッション』生田絵梨花、中村和孝 撮影/講談社 ★

6位 『すぐ死ぬんだから』内館牧子 著/講談社

7位 『おしりたんてい ププッ ゆきやまの しろい かいぶつ!?』トロル 作・絵/ポプラ社

8位 『鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!(3)』鴻池 剛 著/KADOKAWA ★

9位 『メモの魔力 The Magic of Memos』前田裕二 著/幻冬舎 ★

10位 『英単語の語源図鑑』清水建二、すずきひろし 著、本間昭文 イラスト/かんき出版

11位 『もっと言ってはいけない』橘 玲 著/新潮社 ★

12位 『かいけつゾロリ ロボット大さくせん』原ゆたか さく・え/ポプラ社

13位 『かみさまは小学5年生』すみれ 著/サンマーク出版 ☆

14位 『国家と教養』藤原正彦 著/新潮社 ★

15位 『医者が考案した『長生きみそ汁』』小林弘幸 著/アスコム

16位 『トラペジウム』高山一実 著/KADOKAWA ★

17位 『心とカラダを整えるおとなのための1分音読』山口謠司 著/自由国民社 ★

18位 『わけあって絶滅しました。世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑』
   今泉忠明 監修、丸山貴史 著、サトウマサノリ、ウエタケヨーコ、海道建太、なすみそいため 絵/ダイヤモンド社

19位 『おしりたんてい みはらしそうの かいじけん』トロル 作・絵/ポプラ社

20位 『「さみしさ」の研究』ビートたけし 著/小学館 ★

 

一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書)
「求めすぎない。欲なんてきりなくあるんですから」心に沁みる希林流生き方のエッセンス!

2018年9月15日、女優の樹木希林さんが永眠されました。樹木さんを回顧するときに思い出すことは人それぞれです。古くは、テレビドラマ『寺内貫太郎一家』で「ジュリー~」と身悶えるお婆ちゃんの暴れっぷりや、連続テレビ小説『はね駒』で演じた貞女のような母親役、「美しい方はより美しく、そうでない方はそれなりに……」というテレビCMでのとぼけた姿もいまだに強く印象に残っています。近年では、『わが母の記』や『万引き家族』などで見せた融通無碍な演技は、瞠目に値するものでした。まさに平成の名女優と言えるでしょう。
樹木さんは活字において、数多くのことばを遺しました。語り口は平明で、いつもユーモアを添えることを忘れないのですが、じつはとても深い。彼女の語ることが説得力をもって私たちに迫ってくるのは、浮いたような借り物は一つもないからで、それぞれのことばが樹木さんの生き方そのものであったからではないでしょうか。本人は意識しなくとも、警句や名言の山を築いているのです。
それは希林流生き方のエッセンスでもあります。表紙に使用したなんとも心が和むお顔写真とともに、噛むほどに心に沁みる樹木さんのことばを玩味していただければ幸いです。

 


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