気になる本、おススメの本を紹介

B O O K P O O H

『ビンボーの女王』「梅ちゃん先生」「結婚できない男」などの人気脚本家・尾崎将也さん小説デビュー作は前向き貧乏ストーリー

『ビンボーの女王』「梅ちゃん先生」「結婚できない男」などの人気脚本家・尾崎将也さん小説デビュー作は前向き貧乏ストーリー

『ビンボーの女王』「梅ちゃん先生」「結婚できない男」などの人気脚本家・尾崎将也さん小説デビュー作は前向き貧乏ストーリー

河出書房新社より、人気脚本家・尾崎将也さんの小説デビュー作となる『ビンボーの女王』が刊行されました。

 

今や3人に1人は貧困女子!?

ネットカフェ難民となった麻衣子が、立てこもり事件に巻き込まれた。
ところが全国中継で犯人が予想外の要求をしたことから、「炎上」が始まる!
激増するSNSのフォロワー数、番組に出演させようとする元上司、プロデュースしようとする芸能マネージャー……
一躍時の人になるものの、やがて襲い掛かるバッシング。
麻衣子は母との確執を乗り越えて、幸せになれるのか!?

『梅ちゃん先生』『お迎えデス。』『結婚できない男』 ……数々の名作ドラマを生み出してきた日本を代表する脚本家・尾崎将也さんがおくる、渾身の小説デビュー作です!

 

「日本一有名な貧困女子」が、窮状打開のために見つけた驚きの答えとは?

『ビンボーの女王』は、「単身女性の3人に1人が貧困」と言われている現代社会を背景にしています。脚本家として社会的問題を取り上げつつ、エンターテインメントとして楽しめる作品を数多く書き続けてきた尾崎将也さんが今回、「貧困女子」という社会問題をテーマに初小説に挑みました。

主人公の麻衣子は、TV局のADとして働く「フツーの25歳の女の子」であったにもかかわらず、仕事を辞めた途端に、「フツーの生活」から転落していき、家をなくし、お金も底を尽き、ついには「日本一有名な貧困女子」となってしまいます。その姿はまさに「現代の貧困女子のリアル」とも言えます。

「貧困女子」というワードはメディアでも多数取り上げられていますが、その実情を取材した書籍やネットニュースなどはその悲惨さばかりを強調したものが目立ちます。

『ビンボーの女王』は小説というフィクションの世界を通して、経済的に厳しく、辛い状況であっても、たくましく進んでいく主人公が描かれており、読後、前向きに生きていく力をもらえる希望に満ちた物語です。

 

尾崎将也さん プロフィール

著者の尾崎将也(おざき・まさや)さんは、1960年4月17日、兵庫県生まれ。関西学院大学卒業後に広告制作会社へ就職。1992年の第5回フジテレビヤングシナリオ大賞で『屋根の上の花火』が受賞。脚本家としてのキャリアをスタートさせる。2010年映画監督デビュー。2017年夏、門脇麦さん主演の監督第二作目映画『世界は今日から君のもの』が公開。

●テレビドラマ脚本:『特命係長 只野仁』『アットホーム・ダッド』『結婚できない男』『白い春』『梅ちゃん先生』『ブラック・プレジデント』『ちゃんぽん食べたか』『オトナ女子』『お迎えデス。』
●映画脚本:『g@me.』『天国からのエール』『結婚』
●映画監督作:『ランデブー!』『世界は今日から君のもの』
●著書:『3年でプロになれる脚本術』(河出書房新社)

 

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です