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文豪100人の性癖やコンプレックスを紹介!『こじらせ文学史』が刊行

歴史エッセイスト・堀江宏樹さんが文豪100人の性癖やコンプレックスを紹介する『こじらせ文学史 ~文豪たちのコンプレックス~』がABCアークより刊行されました。   挫折が、劣等感が、執着が、「名作」を生んだ! ●職場でいじめられて引きこもりになってしまった【紫式部】 ●美少年すぎて人生が狂った【井伏鱒二】 ●武家社会から脱落し、フェチ小説家になった【曲亭馬琴】 ●血の気が多すぎて「日本初 […]


森鴎外記念館がコレクション展「鴎外の『意地』のはなし―歴史小説『阿部一族』を中心に」を開催

文京区立森鴎外記念館ではコレクション展「鴎外の『意地』のはなし―歴史小説『阿部一族』を中心に」を2024年7月5日(金)から10月6日(日)まで開催します。   鴎外歴史小説の魅力の発見や読書のきっかけにつながる展覧会 『山椒大夫』や『高瀬舟』など数々の歴史小説を執筆した森鴎外(1862~1922)。鴎外が歴史小説の執筆を始めたのは、1912(大正元)年9月13日、明治天皇大葬の日に陸軍 […]


冥官伝説の小野篁が主人公!? 古川日出男さん〈人類史オペラ小説〉『京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る』が刊行

古川日出男さんによる奇想天外で壮大な”人類史オペラ小説”『京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る』が河出書房新社より刊行されました。   コロナ禍の現代京都に出現した小野篁が紫式部、二島由紀夫と合流し、観光地めぐりとご当地グルメを堪能 やがて巨大オオサンショウウオに乗って地獄に行き、そこで目にした光景とは――? コロナ禍の現代京都に冥官・小野篁(おののたかむら)が出現。 紫式部 […]


谷崎潤一郎生誕記念〈第38回残月祭〉津村記久子さん講演会「日常と文学」を開催

谷崎潤一郎記念館は、谷崎潤一郎(1886~1965年)の生誕を記念した「第38回残月祭」にて、津村記久子さんの講演会「日常と文学」を7月21日(日)に開催します。   津村記久子さん講演会「日常と文学」開催概要 谷崎潤一郎記念館では毎年、谷崎潤一郎の誕生月である7月に、谷崎文学に親しむ催し「残月祭」を行っています。 今年は、2023年に『水車小屋のネネ』で第59回谷崎潤一郎賞を受賞した作 […]


「新潮」創刊120周年記念号は21世紀の日本文学を代表する作家たちが大集合! 村上春樹さん、川上未映子さんの最新短篇も

新潮社が発行する文芸誌「新潮」創刊120周年記念号(6月号)が5月7日に発売されました。   「新潮」が創刊120周年! 文芸誌「新潮」は日露戦争期の1904(明治37)年5月5日に創刊されました。以来、関東大震災直後と第2次世界大戦の一時期をのぞき休むことなく刊行されてきた、国際的にも稀有な歴史を持つ文芸誌です。   創刊から120年――文学者たちは「新潮」を舞台に、みずから […]


宇多田ヒカルさん×小川哲さん――2人のアーティストを育んだ「SF」の魅力とは? 「SFマガジン」2024年6月号に特別対談を掲載

早川書房が発行する「SFマガジン」2024年6月号(4月25日発売)にて、「ベストアルバム『SCIENCE FICTION』特別対談 宇多田ヒカル×小川哲」が掲載されています。 デビュー25周年を記念した初のベストアルバム「SCIENCE FICTION」を4月10日に発表したシンガーソングライター・宇多田ヒカルさんと、『地図と拳』で第168回 直木賞を受賞したSF作家・小川哲さんの特別対談が実現 […]


「どうか 自分だけがしあわせでありますように 他のひとはみんな死んでしまいますように」ほろほろ落花生さん『ぼくは君がなつかしい』が刊行

2021年にオルタナティブ文芸の出版社として出版活動を開始した株式会社破滅派より、ほろほろ落花生さん著『ぼくは君がなつかしい ほろほろ落花生全集』(編:高橋文樹さん)が刊行されました。   アウトサイダー文学の決定版『ぼくは君がなつかしい』 本書は、破滅派の創設メンバーにして、福井の眠れる天才、怒りの子供部屋おじさん、のっぴきならないロスジェネ、孤高の反出生主義者……ほろほろ落花生さんの […]


ベストセラー『時間は存在しない』の着想はどこから来たのか? カルロ・ロヴェッリさん『規則より思いやりが大事な場所で』が刊行

『時間は存在しない』『世界は「関係」でできている』などのベストセラーを生んだ物理学者・カルロ・ロヴェッリさんの新刊『規則より思いやりが大事な場所で 物理学者はいかに世界を見ているか』がNHK出版より刊行されました。 物理学の最先端を詩的な表現もまじえて解説し、読者から絶大な支持を集めるロヴェッリさん。彼が新聞各紙に執筆してきたコラムから、選りすぐりの52篇を収載。科学のみらず哲学・文学や時事問題ま […]


Bunkamuraドゥマゴ文学賞×東京日仏学院がトークイベント「文学賞からはじめるフランス文学」を開催

東急文化村(東京・渋谷)が主催するBunkamuraドゥマゴ文学賞は、東京日仏学院(在日フランス大使館)との共催で、トークイベント「文学賞からはじめるフランス文学」を1月28日(日)に開催します。   初心者必見!フランス文学のプロが語る“フランス文学”を知るトークイベント カフェから始まったドゥマゴ賞や、五大文学賞といわれるゴンクール賞、フェミナ賞、ルノードー賞、メディシス賞、アンテラ […]


歌人であり評論家でもあった与謝野晶子の美しく力強い言葉の数々!『与謝野晶子 愛と理性の言葉』が刊行

歌人であり評論家でもあった与謝野晶子の美しく力強い言葉の数々を収録した『与謝野晶子 愛と理性の言葉』(著:与謝野晶子、編訳:松村由利子さん)がディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。   歌人でもあり、文化人でもあった与謝野晶子 近代歌壇を代表する歌人で『みだれ髪』や『君死にたまふことなかれ』などで知られる与謝野晶子。「情熱の歌人」と呼ばれ、現代詩において多大な影響を与えてい […]