古今東西の名著を25分×4回=100分で読み解くNHKの人気番組「100分de名著」の番組テキストに大幅な加筆を行い書籍化した、「NHK『100分de名著』ブックス」シリーズより、翻訳家・文芸評論家の鴻巣友季子さん著『NHK「100分de名著」ブックス マーガレット・ミッチェル 風と共に去りぬ 世紀の大ベストセラーの誤解をとく』がNHK出版より刊行されました。 本書のテーマは、「世紀の大ベストセラ […]
『食堂かたつむり』『ライオンのおやつ』の小川糸さんが「愛し愛される喜び」を描く『小鳥とリムジン』がポプラ社より刊行されました。 『食堂かたつむり』では「食」を、『ライオンのおやつ』では「死」を描いた小川糸さんの最新作のテーマは「愛し愛される喜び」 デビュー作で映画化もされた『食堂かたつむり』では「食」、2020年本屋大賞第2位を受賞した『ライオンのおやつ』では「死」を描いてきた小川糸 […]
来年1月の生誕100年を前に、三島由紀夫が愛した店や旅行先、執筆場所や作品の舞台などを紹介するガイドブック『三島由紀夫 街歩き手帖』が太田出版より刊行されました。著者は三島作品の論考も手掛ける横山茂彦さん。また、本書では三島による最後の作品『豊饒の海』の謎解きも試みています。 三島作品の舞台や執筆場となった、数々の店や場所、風景――「行って、馳せる」読書を愉しむための新ガイドブック […]
公益財団法人「文字・活字文化推進機構」と日本経済新聞社は、芥川賞作家の平野啓一郎さんと、日本SF作家クラブ会長を務めた声優でエッセイストの池澤春菜さんによる対談「文学は未来の夢を見るか」を10月3日(木)にオンライン配信します。 平野啓一郎さん×池澤春菜さん対談「文学は未来の夢を見るか」 開催概要 生成AI(人工知能)やVR(仮想現実)といった技術革新が世界で急速に進んでいます。科学 […]
講談社が発行する『群像』での連載を書籍化した、ロシア文学者・奈倉有里さんが言葉を愛する仲間たちに贈るエッセイ集『文化の脱走兵』が同社より刊行されました。 本を片手に、戦う勇気ではなく逃げる勇気を。 <川上弘美さん絶賛!> 「軽やかで、優しくて、豊かで、そしてなんと性根のすわった作家なのだろう。」 「国でいちばんの脱走兵」になった100年前のロシアの詩人、ゲーム内チャット […]
歴史エッセイスト・堀江宏樹さんが文豪100人の性癖やコンプレックスを紹介する『こじらせ文学史 ~文豪たちのコンプレックス~』がABCアークより刊行されました。 挫折が、劣等感が、執着が、「名作」を生んだ! ●職場でいじめられて引きこもりになってしまった【紫式部】 ●美少年すぎて人生が狂った【井伏鱒二】 ●武家社会から脱落し、フェチ小説家になった【曲亭馬琴】 ●血の気が多すぎて「日本初 […]
文京区立森鴎外記念館ではコレクション展「鴎外の『意地』のはなし―歴史小説『阿部一族』を中心に」を2024年7月5日(金)から10月6日(日)まで開催します。 鴎外歴史小説の魅力の発見や読書のきっかけにつながる展覧会 『山椒大夫』や『高瀬舟』など数々の歴史小説を執筆した森鴎外(1862~1922)。鴎外が歴史小説の執筆を始めたのは、1912(大正元)年9月13日、明治天皇大葬の日に陸軍 […]
古川日出男さんによる奇想天外で壮大な”人類史オペラ小説”『京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る』が河出書房新社より刊行されました。 コロナ禍の現代京都に出現した小野篁が紫式部、二島由紀夫と合流し、観光地めぐりとご当地グルメを堪能 やがて巨大オオサンショウウオに乗って地獄に行き、そこで目にした光景とは――? コロナ禍の現代京都に冥官・小野篁(おののたかむら)が出現。 紫式部 […]
谷崎潤一郎記念館は、谷崎潤一郎(1886~1965年)の生誕を記念した「第38回残月祭」にて、津村記久子さんの講演会「日常と文学」を7月21日(日)に開催します。 津村記久子さん講演会「日常と文学」開催概要 谷崎潤一郎記念館では毎年、谷崎潤一郎の誕生月である7月に、谷崎文学に親しむ催し「残月祭」を行っています。 今年は、2023年に『水車小屋のネネ』で第59回谷崎潤一郎賞を受賞した作 […]
新潮社が発行する文芸誌「新潮」創刊120周年記念号(6月号)が5月7日に発売されました。 「新潮」が創刊120周年! 文芸誌「新潮」は日露戦争期の1904(明治37)年5月5日に創刊されました。以来、関東大震災直後と第2次世界大戦の一時期をのぞき休むことなく刊行されてきた、国際的にも稀有な歴史を持つ文芸誌です。 創刊から120年――文学者たちは「新潮」を舞台に、みずから […]