本のページ

SINCE 1991

巨匠レイ・ブラッドベリが描くSF小説の金字塔『華氏451度』が舞台化 「読書感想文ツイート」「ビブリオバトル」も実施

巨匠レイ・ブラッドベリが描くSF小説の金字塔『華氏451度』が舞台化 「読書感想文ツイート」「ビブリオバトル」も実施

巨匠レイ・ブラッドベリが描くSF小説の金字塔『華氏451度』が舞台化 「読書感想文ツイート」「ビブリオバトル」も実施

KAAT神奈川芸術劇場では、白井晃さん演出による『華氏451度』が9月28日から10月14日まで上演されます。
※愛知(10月27日・10月28日)、兵庫(11月3日)でも上演。

 
原作は、アメリカの作家レイ・ブラッドベリによって書かれたSF小説。
題名は(本の素材である)紙が燃え始める温度を意味しています。本の所持や読書が禁じられた架空の社会を舞台に、SF界きっての抒情詩人が現代社会を鋭く風刺したディストピア小説の傑作は、仏ヌーヴェルヴァーグの巨匠フランソワ・トリュフォー監督によって映画化されたことでも有名です。

なお、今回の舞台化を記念して、「読書感想文ツイート」と「ビブリオバトル」2つのキャンペーンが実施されます。

 

『華氏451度』について

『華氏451度』は、アメリカの作家・レイ・ブラッドベリによって1953年に書かれたSF小説です。

新たな通信媒体が急速に発展し、情報化社会に飲み込まれていこうとする当時のアメリカで、本がラジオに取って代わられる危機感を感じた作者が未来世界に真っ向から取り組んだ本作品は、多くの読者を獲得し代表作となっています。

 
【あらすじ】
徹底した思想管理体制のもと、書物を読むことが禁じられ、情報は全てテレビやラジオによる画像や音声などの感覚的なものばかりで溢れている近未来。

そこでは本の所持が禁止されており、発見された場合はただちに「ファイアマン」と呼ばれる機関が出動して焼却し、所有者は逮捕されることになっていた。そのファイアマンの一人であるガイ・モンターグは、当初は模範的な隊員だったが、ある日クラリスという女性と知り合い、彼女との交友を通じて、それまでの自分の所業に疑問を感じ始める。

モンターグは仕事の現場から隠れて持ち出した数々の本を読み始め、社会への疑問が高まっていく。そして、彼は追われる身となっていく…。

 
【原作者レイ・ブラッドベリについて】

Ray Douglas Bradbury (1920-2012)

1920年アメリカ、イリノイ州生まれ。1947年に最初の短編集『黒いカーニバル』が刊行され、1950 年には最高傑作といわれる『火星年代記』が、1953年にはディストピア的未来世界を描いた長篇『華氏451度』が刊行された。
作家の名声を確立した後には、映画の脚本家としても活躍し『白鯨』『トワイライトゾーン』などを手がける。2004年には、アメリカ国内で、芸術家に与えられる最高の栄誉とされる、ナショナル・メダル・オブ・アーツを授与された。

 

「#華氏451度読書感想文」ツイートキャンペーン 開催中!

■応募方法:
1.@451KAATをフォロー
2.#華氏451度読書感想文 のハッシュタグをつけて、原作本『華氏451度』の感想や好きな言葉などをツイートすれば応募完了。
※応募期間終了後、事務局が当選者を選定します。複数アカウントでの応募は禁止です。
※公式アカウントがリツイートすることあります。

■対象期間:8月10日(金)~9月15日(土)

■賞品:KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『華氏451度』公演パンフレット(出演者のサイン付き)
※当選者には、9月中旬頃に舞台『華氏451度』公式アカウントからのDMにて連絡があります。

 

「KAAT『華氏451度』舞台記念 ビブリオバトル in ルミネ横浜」 開催概要

■日時:2018年9月29日(土)14:00 ~ 16:00頃 ※開場 13:30 ~

■場所:ルミネ横浜 4F特設会場
※5F有隣堂店内ではありませんのでご注意ください。

■参加方法(事前予約制)
・メールで申込み
※「ビブリオバトル in 有隣堂」(http://www.yurindo.co.jp/yokohama-lumine/11329)の予約ページからメールを送ってください。

 

KAAT神奈川芸術劇場『華氏451度』公演概要〔敬称略〕

■原作:レイ・ブラッドベリ

■演出:白井 晃 / 上演台本:長塚圭史

■出演:吉沢悠、美波、堀部圭亮、粟野史浩、土井ケイト、草村礼子、吹越満

■公演日時:2018年9月28日(金)~10月14日(日)

■会場:KAAT神奈川芸術劇場<ホール>

■企画・製作:神奈川芸術劇場

※詳細は、http://www.kaat.jp/d/kashi451 をご覧ください。

 
【豊橋公演】
■日程:2018年10月27日(土)28日(日)各日13:00開演
■会場:穂の国とよはし芸術劇場PLAT
■主催:公益財団法人豊橋文化振興財団
■お問い合わせ:プラットチケットセンター 0532-39-3090

 
【兵庫公演】
■日程:2018年11月3日(土)15:00 /4日(日)12:00開演
■会場:兵庫県立芸術文化センター
■主催:公益財団法人兵庫県芸術文化協会
■お問い合わせ 芸術文化センターチケットオフィス:0798-68-0255

 

華氏451度〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)
華氏451度──この温度で書物の紙は引火し、そして燃える。451と刻印されたヘルメットをかぶり、昇火器の炎で隠匿されていた書物を焼き尽くす男たち。モンターグも自らの仕事に誇りを持つ、そうした昇火士(ファイアマン)のひとりだった。だがある晩、風変わりな少女とであってから、彼の人生は劇的に変わってゆく……本が忌むべき禁制品となった未来を舞台に、SF界きっての抒情詩人が現代文明を鋭く風刺した不朽の名作、新訳で登場!

 
【関連】
KAAT神奈川芸術劇場プロデュース 『華氏451度』|KAAT 神奈川芸術劇場
9/29(土) KAAT『華氏451度』舞台記念 ビブリオバトル in ルミネ横浜 | ルミネ横浜店 | 有隣堂
KAAT 神奈川芸術劇場

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です