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【訃報】「ミッフィー」のディック・ブルーナさんが死去

「ミッフィー」のディック・ブルーナさんが死去

「ミッフィー」のディック・ブルーナさんが死去

ウサギのキャラクター「ミッフィー」の生みの親であるオランダの絵本作家でイラストレーターのディック・ブルーナさんが16日、オランダ・ユトレヒトで死去しました。89歳。

 
ディック・ブルーナさんは1953年に絵本作家としてデビュー。1955年にウサギを主人公にした絵本『ナインチェ』を刊行し、その後、描き直して各国語に翻訳、日本でも1964年に『ちいさなうさこちゃん』(福音館書店)として刊行されました。

 
”ミッフィー”は、英語訳版が発売される際につけられた英語名で、日本では福音館書店の絵本シリーズでは「うさこちゃん」、講談社の絵本シリーズでは「ミッフィー」となっています。(参考:福音館書店|うさこちゃんとミッフィー

 
高齢を理由に2011年から創作活動を停止していましたが、手掛けたデザインは2000冊以上におよび、絵本も120作以上を刊行しています。

絵本は全世界で50カ国語以上に翻訳され、発行部数は8,500万部以上となっています。日本でも『ちいさなうさこちゃん』以降、5000万部以上の絵本が発行されています。

1983年にオランダ王国のオレンジナッソー勲章を受章、1993年にオランダ王国のナイト(騎士)の称号を受け、2001年には、100作目の絵本『うさこちゃんおばけになる』を発表、同年、オランダ王国より王室勲章「オランダ獅子勲章コマンデュール章」を受章。2016年には、オランダの優れたイラストレーターに授与される「マックス・ベルジュイス賞」を受賞しています。

 
なお、2011年の東日本大震災の際には、日本の子どもたちにメッセージを送っています。

また、東日本大震災をきっかけに、2015年に、オランダ王国大使館および、ブルーナさんの日本での著作権管理会社「ディック・ブルーナ・ジャパン」の協力の下、被災した岩手県釜石市に、ミッフィーをテーマとした釜石オリジナルのカフェ「ミッフィーカフェかまいし」がオープンしています。

 
ちなみに、公式Facebookページは現在、プロフィール画像が泣いているミッフィーになっています。

 

ちいさなうさこちゃん (1才からのうさこちゃんの絵本セット1) (子どもがはじめてであう絵本)
キャラクターとしての活躍やテレビシリーズの放映もあって、小さな子どもたちには英語名「ミッフィー」の名で親しまれている「うさこちゃん」シリーズの第1作。1955年にオランダで出版され、1964年に日本に紹介されてから世代も国境も越えて愛されて続けている。

ある晩、庭のまんなかに天使が立って、ふわおくさんに言いました。「よくおききなさい あなたに じき あかちゃんが できますよ」。まもなく本当に生まれたかわいい赤ちゃんを見に、たくさんの動物たちがやってきます。けれど、うさこちゃんは赤ん坊うさぎ。大勢のお客にくたびれて、頭はこっくりこっくりこ。

シンプルで力強い線と、「ブルーナ・カラー」と呼ばれる赤、黄、青、緑、茶、グレーの6色で構成される無駄のないページ。正面を向いたてんてんの目と×の口のうさぎに、たくさんの感情を見ることができるだろう。石井桃子の翻訳がやさしくリズミカルに響き、赤ちゃんのファーストブックとしても最適。(小山由絵)

 
【関連】
訃報 ディック・ブルーナ逝去のお知らせ | トピックス | dickbruna.jp 日本のミッフィー情報サイト
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ミッフィーカフェかまいし 公式ページ | かまいし情報ポータルサイト 縁とらんす

 


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