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【訃報】俳人・鷲谷七菜子さんが死去 82歳で『晨鐘』が蛇笏賞受賞

俳人で、南風俳句会顧問の鷲谷七菜子(わしたに・ななこ=本名:鷲谷ナナ子)さんが3月8日、吹田市(大阪府)の老人ホームで死去しました。95歳。大阪府出身。葬儀は近親者で行われます。

 
鷲谷七菜子さんは、1923年生まれ。上方舞・楳茂都(うめもと)流家元・楳茂都陸平の長女。夕陽丘高等女学校(現・大阪府立夕陽丘高等学校)卒業。

1942年に俳誌「馬酔木」に入会し、水原秋桜子に師事。1946年には「南風」に入会し、山口草堂にも師事。1984年から2004年まで「南風」主宰。

1977年に『花寂び』で現代俳句女流賞を、1983年に『游影』で俳人協会賞を、2005年に『晨鐘(しんしょう)』で蛇笏賞を受賞。

句集に『銃身』『水韻』『天鼓』『一盞』など。 その他の著書に『古都残照』『四季燦燦』『山口草堂の世界』など。

 

句集 天鼓 (現代俳句叢書)
「天鼓」から聴こえてくるものは音なき妙音で、これが聴こえるのは耳ではなく、こころであるにちがいない。そんなこころを持って自然のこえを聴きたいと思うが、わたくしにとっては至難のことである-「遊影」以来、著者8年ぶりの句集。

 
句集 一盞 (花神俳人選)
高雅な格調と清澄・華麗な俳世界。人生凝視の写生と深い物語風景が生み出す玲瓏にして余情豊かな第6句集。『天鼓』以降7年の335句を収録。

 


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